昨日(2010年02月11日)のツイートでは菅直人特命担当大臣(財務大臣)の知られざる働きぶりが暴露されていてびっくり。とてもおもしろかったので採録してみました。ツイート中「Kさん」とあるのが菅直人大臣のことです。
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2010年02月11日(木)06:36:47~07:39:38
週刊現代からKさんの近況について取材を受ける。「なぜKさんは仕事してないのか」という趣旨の取材だったので、「一般紙を見ると、仕事してないように見えるけど、実は裏で一番仕事してる。それを隠そう隠そうとしてるんだけど、どらえもんの目はごまかせない」と一応反論しておく。
「Kさんの肩書に特命担当大臣ってあるでしょ。鳩山さんは、何か困ったことがあると、Kさん、あれやってこれやってと頼む。困ったときのK頼みでね。それをKさんは、新聞記者に漏らさないから、まさか担当外でしょと思うことをどんどんやってる」
「最初は、緊急雇用対策。年末に派遣村がまたできないようにって頼まれて。Kさんは、湯浅さんを内閣参与にして対策を作らせるという荒業で乗り切った。次は、前原チームのJAL再建計画を銀行団が拒否した時。鳩山さんがKさんにJALも頼むよって耳打ちした。」
「Kさんは、所管の企業再生機構で再生案作りを引き継ぎ、前原が嫌がった法的整理にした。3番目の特命が普天間。外務省と防衛省に任せたのでは、鳩山さんが狙っていた県外移設の案がでてこなかったので、社民党が離脱しないように仕切り直しを任せた。経緯はどらえもんの分身が週刊朝日に書いた。」
「Kさんって、怒らせるとすぐ本音をいうタイプだから隠そうとしてもバレバレなんだよね。週刊朝日に書いた時も怒って電話してきて『大村の件は俺が担当じゃないからな』。何言ってんですか、基本政策閣僚委員会で5月までに移転先決めると閣議決定したじゃないですか。今、大村って認めましたよね?」
「一方的に電話してきて、一方的に切っちゃうんだから。官邸に立てこもって、『俺は財務官僚に取り込まれないぞ』って叫んでるらしいんだけどさ。財務省と戦える手足がなくて大丈夫ですかと、どらえもんが衷心から心配してますと、書いといてよ」
「産経新聞がどらえもんが総務大臣秘書官になるって誤報した日に、『ほらみろ、Kドラじゃなくて、Hドラじゃないか』ってスネてたって。そういう依怙地なところがあるかと思えば、まだ財務大臣政務秘書官は空席にしてるというし。今はみんなのどらえもんだけど、手伝えと言えば断らないのに。ねえ」
「今日は、4社から枝野行政刷新担当大臣の秘書官決まりですかって取材受けた。『電話はありません』と。あったら隠したりしませんからと、丁重にお答えして。秘書官狙いじゃないのは枝野さんもわかってるから。鳩山さんがどこまで本気かは、どらえもんをしかるべく使うかどうかでわかるよ。」
2010年02月11日(木)22:51:31
若い検察官の中には、少しは良心があると思いたかったんですが・・・。やはり、劣化して腐敗した検察には、もはや自浄能力は残っていなかったようです。某大臣から「次席検事と特捜部長は、ホニャララの刑務所長とかに飛ばされるそうだよ~」と電話が。そんなことで、お茶を濁させるかっ!と拳を握る。
2010年02月12日(金)00:14:32
やはり検察改革の足場は、官邸に作るべきでしょうね。検事総長、高検検事長などの天皇の認証官の人事権は、法相ではなく首相にありますから。現状は。調べると、検察には高給の指定職が多いんですよ。
〔2010.02.12追記〕以下は小沢幹事長不起訴・石川代議士起訴についてのツイートです。
2010年02月05日(金)06:50:57~10:46:21
おはようございます。予想通り小沢不起訴で、検察は完全敗北ですね。
民間からの検事総長登用は確定ですね。こんな形式犯以下の容疑事実で、現職国会議員を起訴したこと自体が、検察ファッショで、民主主義への挑戦です。記者会見すらしない主任検事の谷川東京地検次席検事と指揮監督した検事総長には、国会できちんと説明してもらいましょう。
特別公務員職権乱用罪は、任意の事情聴取には適用されないそうなので、単純な「拉致監禁罪」容疑で、石川議員の女性秘書を夜中まで4歳の子供のところに帰さなかった検事も、国会にでてきてもらって、誰の指示でそんなことをしたのか、説明してもらいましょう。
谷川さんは、岩手出身で、自民党支持だそうですが、そんなことで検察権力を行使していいんでしょうか? ぜひ国会で説明てください。
谷川さんのリーク(とは認めてないんでしたっけ?)の中で、一番笑えたのは、「小沢さんは資金洗浄をしようとした」という“珍説”でした。次席検事のくせに法律を知らない人だと、思わず笑ってしまいました。
小沢事務所の資金繰りの操作がわけわかんなくて「資金洗浄説」を唱えたんでしょうが、こっそりやってこその資金洗浄であって、収支報告書で「借入金小沢一郎4億円」と公表してる時点で、そんな珍説終わってるでしょ。
資金洗浄というなら、資金源が小沢さんの個人資金じゃなかったと立証しないといけないはずなのに、獄中の水谷オヤジのヤラセ証言しかなくて、結局、他の検事誰が見ても「公判は維持できない」となったんでしょ。
水谷オヤジは、福島の知事収賄の裁判でも、一審と二審で証言を変えた。小沢さんへの「1億円」にちても、5年前は私がいた週刊ポストの取材に「1億円渡せと指示したが、自分はかかわってない。誰が渡したかも知らない」と証言していた。それが、「自分が5000万円2回渡した」と証言を変えた。
水谷オヤジは、自民党の町村予算委筆頭理事が指摘するように、「永田町では有名」な魚心満載の人だ。福島の件では、「検察の言うとおり証言したら罪を減じるといわれたので、調書にサインしたが、騙された」と宗像弁護士に話し、二審では「作り話だった」と証言を変えた。
その水谷オヤジが証言したとされる2004年10月15日の全日空ホテル。5000万円を渡したとされる時間、石川被告は別の場所にいた、同席した証人もいると弁護側はアリバイを主張している。アリバイ完全立証なら、検察は赤っ恥どころでは済まない。ってことで、検察首脳部がびびった。
検察の代弁者、小沢さんを「容疑者」と呼んだ男、若狭勝弁護士が、朝ズバで「検察審査会が起訴すべしという可能性はある」と。捜査権限を持った検察が、何の権限もない市民代表の検察審査会に頼るようになったらおしまいですよ。負けを認めたがらない検察は、見苦しい。黙ってハラを切るのがサムライ。
さて、本題。私が問題にするのは、「小沢不起訴」ではなく、「石川議員起訴」の方だ。検察審査会は、こちらにこそ「起訴不当」「不起訴相当」の議決をして、権力機関である検察の暴走に歯止めをかけなければならない。
ここからは、立法の場で政治資金規正法の改正に現場でかかわってきた者としてのつぶやき。そもそも「規制」法ではなく、「規正」法。政治資金そのものを規制するのではなく、政治資金の自由を確保しつつ、収支を公開することで、衆人環視の下で政治がゆがめられることのないようにするのが立法の趣旨。
政治資金規正法で、「質的規制」が加えられているのは、外国人や外国法人からの寄付禁止、政府との契約や補助金などを受けた企業からの1年間の寄付禁止。ゼネコンからの寄付は禁止とは書いてない。まあほとんどのゼネコンは国と契約してるけど。
政治資金規正法の解釈権は、検察にあると検察は主張する。しかし、すべて立法には、立法の趣旨がある。特に政治資金規正法のように、立法もその後の改正もすべて議員立法で行われてきた政治活動をしばる法律について、行政府が「解釈権限」を行使して、立法意図を超えた適用をしていいかという点だ。
今回、石川議員は、土地購入にあたり小沢さんの個人資金で資金繰りをつけたことを収支報告書に記載しなかったとして逮捕、起訴されたわけだが、それ自体が、検察による超法規的解釈ではないか。
政治資金規正法は、すべての「寄付」を記載することを義務づけているが、検察の言うようにすべての「入出金」を記載することを義務づけてはいない。「借入金」は、政治資金規正法4条の定義でいう「財産上の利益供与」ではないので「寄付」ではない。規正法上は政治団体の保有資産等報告に書けばいい。
「入出金」は、政治団体の帳簿に記載することが義務付けられているが、収支報告書には、寄付のみを抜き出して記載する。そこには違いがあるのは当然で、そこまで公表すると政治活動の自由が損なわれるという与野党の暗黙の了解の下で、政治資金規正法は運用されてきた。検察は今回、その一線を越えた。
「入出金」をすべて収支報告書に記載しないと現職国会議員でも逮捕、起訴するという検察の方針は、明らかに政治資金規正法の「立法の趣旨」を逸脱したものだ。検察の言うとおりなら、政治団体の会計帳簿自体の公開を義務付ければいいのであって、わざわざ収支報告書を作って公開する意味はない。
小沢さんのケースは、自民党議員もたくさんやっている土地購入(昨日リストを某政治家から見せられた)がいいかはさておき、陸山会の収支報告書には、今ごろマスコミで騒いでいる沖縄の土地も含めてすべて記載されている。小沢さんからの借入金も。隠す意図などないのは、最初から明白だ。
それを資金洗浄などと騒ぐのは、谷川次席検事の「狂気」(上杉隆君曰く?)というよりは、頭が悪いだけでは?
相続税対策だと自民党で騒いでいるのがいたが、税法を知らなすぎ。個人資産を不動産に換えて政治団体に積んでも、相続税の「みなし課税」の対象になります。政治団体のような「法人格のない社団」は、非課税にはならないと相続税法に書いてあります。
麻生前首相とか、よほど検察の小沢不起訴、全面敗北がショックだったのか、「クロでなくても灰色幹事長」だと。灰色なのは、自民党の新人以外のほとんどの議員ではないか。
週刊ポストで武富と政治とカネの連載をした時、自民党がクリスマス前に全所属議員に配ったモチ代をその年の「残り数日の間に使いきったか」を聞いた。年末に使い残しがあれば、「雑所得」として申告納税しなければいけませんが、納税していますかと。
自民党は、質問には答えず、当時の安倍幹事長が指示して、モチ代は議員個人に現金で渡す方式から各議員の支部へ銀行振り込みに切り替えた。そのこと自体は、前進と評価するが、過去については口をつぐんだまま。自民党のほとんどの議員がモチ代脱税の「灰色議員」ではないか。
少し、横道にそれた。話を戻して、検察の石川議員の起訴について。再逮捕もなかったので今日は、保釈になるだろうし、マスコミが、「石川被告」と書こうが、ここでは「石川議員」と呼び続ける。検察の「石川議員起訴」への抗議の意味を込めて。
2010年02月05日(金)12:34:32~13:12:03
早い話が、政治資金規正法上記載が義務付けられていない「資金繰り」に関する記載をしていなかったから罪に問うというのは大間違いで、検察権力の不当な行使だということ。検察審査会は、決然として石川議員の事件は、「起訴不当」という鉄槌を下し、検察に猛省を促すべきだ。
「罪刑法定主義」とか「推定無罪」とかいうことではなく、純粋に政治資金規正法で罪に問えないことで、検察は起訴したということ。検察は「石川議員が犯行を認めた供述をしている」「有罪は確定的」といったプロパガンダをしているが、保釈された石川議員はなんというか。
収支報告書に書く必要がないことを書かなかったと認めたら、犯罪になるの? 検察と大本営発表のマスコミに問いたい。足利事件の菅谷さんの冤罪事件で、検察もマスコミも、何を学んだの?
政治資金規正法第二条「この法律は、政治資金が・・・(中略)国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨とし、これに対する判断は国民にゆだね、いやしくも政治資金の拠出に関する国民の自発的意思を抑制することのないように、適切に運用されなければならない。」
政治資金規正法第二条の基本理念に書かれた「判断は国民にゆだね」「適切に運用されなければならない」というくだりは、国会で検察の一方的な法解釈で罰則が適用されないようにと自民党が主張して書かれたものだ。野党になった自民党は主張を変えたの?
2010年02月05日(金)
@uesugitakashi 今日までじっと我慢してきましたが、今日からどらえもんも「石川議員起訴の不当性」について、検察の「実名追及」ツイート開始しました。捜査中は、いろいろ言ってくると思ったので。ガマン、ガマン。今日からは、「検察暴走環視隊」員として参戦します。(posted at 12:01:05)
@GOGOdai5 30年戦争? 私が中曽根番記者だった当時、伊藤英樹検事総長は「巨悪は眠らせない」と言った。その巨悪とは、中曽根康弘を指してたんですけどねえ。検察が田中派の流れとだけ闘ってきたかのような報道は、事実誤認か、歴史を知らないだけ。(posted at 22:37:58)
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