▼ ノートパソコンの発熱・冷却(1)〜(3)をまとめて読む。
暑い日が続いていますが昨日は久しぶりに夕立が降って過ごしやすい晩になリました。ぐっすりと眠れたおかげで今朝はすっきりと目覚めました。私の部屋の気温も昨日より2度ほど低くなっています。日中も低めのままだとエアコンのお世話にならずに過ごせるのですがどうでしょうか。
ここ数ヶ月、何か書こうという気持になれず本ばかり読んでいました。それに加えて6月末に『英雄伝説 空の軌跡 the 3rd』(日本ファルコム)という RPG が出たこともあって、このところは本とゲームの二本立てでブログの更新どころかネットにアクセスする回数も激減しています。で、RPG 自体は面白くていいのですが、ゲームを始めてしばらくすると動きがカクカクしてきて、その後数秒〜十数秒間は画面が凍りついたように動かなくなります。放っておけばまたプレイできる状態に戻るのですがしばらくすると再び同じように凍りつきます。こんなことの繰り返しでストレスがたまってしまいます。『英雄伝説 空の軌跡』には「FC(First Chapter)」「SC(Second Chapter)」もあって「FC」の頃にはこんなことは滅多になく、「SC」でもそうたびたびは起こらなかったことです。とはいえ、「the 3rd」が出る前にプレイ感覚を取り戻すために5月末に「FC」を再プレイしたときにはやはり頻繁に凍りつきました。
前回プレイしたのは昨年の3月。今回の再プレイは5月末。同じノートパソコン VAIO PCG-NV55E/B(メインメモリー 512MB, HDD 80GB にアップグレード済)で、その他の環境もほとんど同じです。違うのは季節。つまり今回は前回よりも気温が高い状態でプレイしているということです。隙間なく部品を詰め込んだノートパソコンは熱がこもりやすいので夏場は後面の排気口付近や底面がかなり熱くなります。その上、音源がオンボードなので気温の高い日は音楽を鳴らすだけでパソコンの温度が急上昇します。ましてやそれに映像処理が加わるゲームならさらに温度が上がるのは分かりきったことです。
というわけで、検索して見つけた MobileMeter というノートPC用諸情報表示プログラムを使って私のPCの CPU温度を測ってみました。
室温 32°C、湿度 60% の状態でしばらくアイドリングさせておくと、CPU温度は 62〜63°C で安定します(湿度 50% では 60〜61°C)。ここで WinAmp を起動して音楽を再生させ続けると CPU温度は一気に 75°C まで上がります(音楽はちゃんと聞けますが少しでも他の作業をすると、CPU温度が 77、8°C になって音楽が途切れるようになります)。一旦 WinAmp を終了させてPCを冷却してから、YouTube からDLしてきた「島唄」(夏川りみ with 永井龍雲)を FLV(フラッシュビデオ)プレイヤーで再生すると、 CPU温度は 75〜81°C の間を推移し、76°C 近辺で画像と音が途切れ途切れになり、ついには画像が凍りつき音が止まります。この状態がしばらく続いたあと CPU温度が 75°C に下がってしばらくすると再び再生が始まりますが、ほんの十数秒後にはまた凍りつきます。FLV 再生ではこれの繰り返しです。
MobileMeter では「設定」の「ACPI温度」タブでノートPCのクリティカル温度とパッシブ冷却温度が調べられます。私のPCのクリティカル温度、パッシブ冷却温度はそれぞれ 90.0°C、75.0°C になっています。つまり、私のPCは CPU温度が 75°C(パッシブ冷却温度) に達すると CPU動作周波数を下げて CPUの温度を下げようとし始めるわけです。 CPU温度が 75°C を越えたあたりで音が途切れたり画像が止まったりするのはパッシブ冷却温度が 75.0°C に設定されているからなのですね。
以前から画面が凍りついたりしたときには団扇で煽いでPCを冷やすということはやっていました。しかし、この方法はちょっと原始的で疲れます。夏になって扇風機を使い始めてすぐに、思い付いてPCの左後方から扇風機の風を送り込んでみると非常に効果的であることが分かりました(上記条件でアイドリング中 46°C)。FLV 再生でもゲームでも画面が凍りつくことがなくなりました。FLV 再生では CPU温度は 60〜70°C にとどまっており、ゲームをしているときも 73〜78°C で、 75°C を越えても画像表示や音楽再生が乱れることはほとんどありません。おかげで扇風機を利用してPCを冷却し始めてからは存分に「空の軌跡 the 3rd」を楽しんでいます。YouTube での音楽AV 再生も快適になって以前よりも頻繁に YouTube を利用するようになりました。
ただし、扇風機をPC冷却用途に利用することは新たな問題を生じます。まず一つ目は扇風機が本来の役目を果せなくなって私自身の肉体の発熱を抑える用途として使えなくなること。二番目は扇風機が通行の邪魔になる(机の左後方に部屋のドアがある)ことです。そんなわけで USB扇風機「FAN-U16SV」(エレコム)なるものを7月半ばに購入して、PCの後部左側に設置して斜め上方から風を送り込むようにしました。しかし扇風機よりも風量が少ないので、ノートPCの下にウレタンフォームを切り出して作った下駄(高さ15mm)をはさんでPC下面に風が当たりやすくなるようにしました。このようにすると小さな USB扇風機でも十分な冷却効果が得られます。
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