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2007年09月28日(金)| パソコン>FC2ブログ |  
ブログ・リニューアル(1)――ようやく一段落

 ブログ・リニューアル(1)~(7)をまとめて読む。

8月21日に FC2ブログがリニューアルされました。もっともそのことを私が知ったのは 8月26日になってから。たまたま立ち寄った『カナダde日本語』(美爾依さん)の「FC2ブログリニューアルとグーグル八分」に「FC2ブログ リニューアルのお知らせ」へのリンクが貼ってあったからです。あらためてメールをチェックするとちゃんと FC2 からお知らせのメールも届いていました。5日の間、管理画面の「お知らせ」にも「お知らせメール」にも私は気づかなかったわけです。

「お知らせ」にしたがって「新管理画面」に入るとブログの内容が自動的にリニューアル版に移行します。そして「新管理画面」を一通り試してみての印象は、「旧管理画面」よりはずっと使いやすいな(私にとっては)というものでした。「旧管理画面」では面倒だったさまざまな設定の多くが、余計な操作が不要になってより簡単になっています。『FC2ブログ ユーザーフォーラム』の「リニューアル関連掲示板」をみるといろいろな不具合が出ていて、FC2 のスタッフもその対応に追われているようですが、こと私のブログに関しては細かな不満はあるもののまずは満足できる出来だと感じました。記事の内部で "¥" が表示されないという不具合があってこれには困りましたが、とりあえず記事中の "¥" をすべて "¥" で置き換えることによって対処したので、現在のところはそれ以外に致命的な不具合は生じていません(気づいていない部分で何らかの不具合が発生している可能性はあります)。

せっかく便利になった「新管理画面」を試すのなら、日頃ちょっとダサいなあと思っていたテンプレートをもう少しセンスのあるものに変えてみようかと思いました。一年以上前に共有テンプレートの "kuro2" に手を入れて、少しずつカスタマイズしてきたので HTML も css もかなりごちゃごちゃしています。このあたりですっきりとしたものにすれば、ページの表示も多少は速くなるかもしれないとも思いました。

私自身はあまり派手なテンプレートは好きではありませんし、明色背景で大きめの暗色の文字にするのが老眼の私には読みやすい。フォントサイズやフォントカラーは後で何とでもなりますので、要はすっきりしたデザインで明色背景のものを探せばよいわけです。共有テンプレートと公式テンプレートの中をざっと見渡したところ、公式テンプレートの "blue" というのに目を引かれました。こういうのは第一印象が大事なので、これを元にカスタマイズすることにしました。

3カラムのものを2カラムに変更し、フォントカラーとフォントサイズを以前のテンプレートと同じにします(サイドメニューのリンク色は "blue" の方が洒落ているので水色から濃い目の水色に変更)。プラグインの使用法も変えなければなりません。横幅ももう少し広げたい。というわけで、ヘッダー部分、フッター部分とタイトル部分の画像のサイズを変更。以前のテンプレートとの互換性を保つために HTML と css に大幅な追加を行ないました(テンプレート名 "blue_rev")。

そんなわけで、あれやこれや細かい部分にも手を入れて昨日まででようやく一段落しました。そんなところで目にしたのが『FCafe』(danielさん)の「Style Keeper 5」という記事でした。

以前のテンプレートは横幅が固定ではなくブラウザの幅に合わせて伸縮するように width を % で指定していました。しかし "blue_rev" はピクセル指定ですので横幅は 790px固定です。ところが、danielさんのプレビューテンプレート維持スクリプト「Style Keeper 5」を使えば他の任意のテンプレートとの切替えが可能になります。そこで、ディスプレイの解像度に合わせて横幅の異なるテンプレートを使えるように、横幅をそれぞれ 760px, 840px に変更した "blue_revn" と "blue_revw" を用意し、さらに以前のテンプレートに少し手を加えた "hd_kuro_rev" も使えるようにしました。

テンプレートの切替えはサイドメニューの「インデックス・その他」にある「テンプレートの切替」をクリックしてページ下部にある「テンプレートの切替」で Narrow(横幅 760px), Wide(横幅 840px), Free(横幅可変) のいずれかを選択することによって行ないます。なお、どのテンプレートを使用していてもトップページに戻ることによって基本の 790px のテンプレートに戻ります(ページ上部のメニューからも切り替えられるようにしました)。

これによって私のブログのリニューアルは本当に一段落しました。末尾になりましたが、 "blue" の作者 YoungYoungさんと「Style Keeper 5」作者のdanielさんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

〔2007.11.06 追記

ブログ・リニューアル(3)――元のテンプレートに戻します」に書いたようにテンプレートを以前のもの(改良版)に戻しました。また、「テンプレートの切替」では「基本」(12pt)から「基本S」(11pt)へ切り替えることしかできないようになっています。"blue_rev", "blue_revn", "blue_revw" は残してありますし、これらのテンプレートを利用することも可能ですが、今後これらに手を加えることはないので「テンプレートの切替」から外すことにしたわけです。ちょっと見てみたいという方は "blue_rev", "blue_revn", "blue_revw" からどうぞ。

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コメント
 
[185] 
2007/11/12(月)04:17:24 | URL | 美爾依[編集
三浦さん、
TBありがとうございました。新しいテンプレに変えたら、表示が遅くなってしまったので、私もさっそくStyle Keeper 5を使わせていただきました。

でも、表示速度を高める効果はそれほどないようです。
 
[186] Style Keeper 5
2007/11/12(月)16:34:28 | URL | シカゴ・ブルース[編集
美爾依さん、こんにちは。

トラックバックだけでなくリンクまでしていただき、ありがとうございます。

そうですね。Style Keeper 5 には表示を速くするという機能はないようです。しかし、管理画面・テンプレート管理画面から共有テンプレートや編集中のテンプレートなどをプレビューしたときにトップページだけでなくアーカイブ(検索)ページや個別記事ページ(パーマネントリンクページ)がどのように表示されるかがチェックできるのが Style Keeper 5 のいいところですね。また、私のようにトップページに記事を表示していない場合、アーカイブページや個別記事ページの表示に複数のテンプレートを切り替えて使えるようにするといった機能も Style Keeper 5 で実現できます。

トップページはいろいろなものを盛り込んでしまうのでどうしても表示が遅くなりがちです。このブログの場合、せめて記事を読むときくらいはストレスなしにできるだけ速く表示されるようにテンプレートを設計しています。いちいち再描画せずに連番記事や関連記事を読めるようにしているのもそういう考えからです。私は記事を量産できないタイプの人間ですのでたとえ少数の記事であっても快適に効率よく読んでいただきたいと思って私なりに工夫した結果このようなブログになっているわけです。
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FC2のユーザーのみなさまは、すでに8月21日付けの 「FC2ブログ リニューアルのお知らせ」 を読まれただろうか。 なんでも、日本でもNO.1の登録者数を誇るFC2がコードの肥大化を防ぐためにリニューアル
2007/11/12 Mon 04:30:06 | カナダde日本語
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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(68歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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