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2007年12月27日(木)| パソコン>フォント・スキン |  
WindowsXP のシステム・フォントを変更する(6)――最終(改)

最終更新日 2014年3月12日〕

〔2012.11.09 更新〕「MeiryoKe_Gothic ver.6.02版の MSGothic.ttc がDLできます」を追記しました。

〔2012.11.08 更新〕フォントファイルの中に入っているフォントの名前を調べる方法について追記しました。

〔2012.11.06 更新〕MeiryoKe ver.6.02, 6.12, 6.20 を使って meiryoKeGothic のMSGothic化を行なう際の注意点を追記しました。


メイリオ(7)――メイリオのディセンダを変える(改)」に書いたように、BREAKTTC.EXE, MAKETTC.EXE を使わずに ttfname3.exe だけで meiryoKeGothic のMSGothic化(meiryoKeGothic.ttc の内部に書き込まれているフォント名を MSGothic.ttc のものと同じに書き換える)ができることが分かりましたので、その手順を以下に書いておきます。「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)――最終」で紹介した手順よりも手間が省けます。このやり方なら手軽にとはいえないまでもかなり容易に msgothic から meiryoKeGothic への置き換えが実現できます。なお、この作業についての基本的な事項について「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)――最終」の最初の方に書いたことを少し変更してこの後に転載します。

この記事の目次

 

「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)――最終」からの転載

「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(4)――番外」のコメントで takayukiさんが教えてくださった [FontSubstitutes] へのレジストリ追加"Microsoft Sans Serif,0"="MeiryoKe_UIGothic,128")によって、レジストリの追加・変更という方法で WindowsXP のシステムフォントを変更する私の試みは一段落したように思われます(この追加によりタスクバーの部分等のフォントが MeiryoKe_UIGothic に変わります)。しかし、「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(1)」の本文および追記に記したレジストリの変更・追加に加えて Styler を併用することによって XP のかなりの部分が MeiryoKe できれいに表示されるようになったとはいえ、まだ MS Gothic("MS ゴシック", "MS Pゴシック", "MS UI Gothic")で表示されてしまう部分は依然として残っています。この部分まで MeiryoKe で表示させるにはオリジナルの msgothic.ttc を meiryoKeGothic.ttc で置き換えてしまうしかありません(と、私は思います)。

meiryoKeGothic で msgothic を置き換えてしまうというのはかなり過激なので決してお勧めは致しませんが、私が実験的に試みた限りでは特に困った事態にはなりませんでした。meiryoKeGothic.ttc には msgothic.ttc と同じように「等幅・プロポーショナル・UI」の3種類のフォントが揃っていますし、ディセンダ、アセンダが微妙に異なる以外はフォントの幅もまったくほとんど同じなので、置き換えてしまうには最適なフォントだと思います。その意味では他のフォントに比べれば置き換えることによって起こるかもしれない危険性が最も少ないフォントだともいえるでしょう。まあ、システムフォントが非常によく似たものに置き換わるだけであって、なくなってしまうわけではないので手順さえ間違えなければ大丈夫でしょう。

ttc というのは "True Type Collection" というファイルで、その中に複数の ttf (True Type Font) を含んでいます。"MS ゴシック" とか "MeiryoKe_Gothic" とかいったフォント名(ファミリーネーム)はそれぞれの ttf に内部情報として書き込まれていますので、meiryoKeGothic.ttc をオリジナルの msgothic.ttc と置き換えるためには、meiryoKeGothic.ttc に含まれている3つの ttf のフォント名を msgothic.ttc に含まれる3つの ttf のフォント名と同じにそれぞれ書き換えた新しい ttc を作り、そのファイル名を MSGothic.ttc にして、 Fontsフォルダにあるオリジナルの msgothic.ttc と置き換える必要があります

〔注〕 msgothic.ttc には MS ゴシック(MS Gothic)、MS Pゴシック(MS PGothic)、MS UI Gothic というフォント名(ファミリーネーム)を持つ3つの ttf が入っています。また、meiryoKeGothic.ttc には MeiryoKe_GothicMeiryoKe_PGothicMeiryoKe_UIGothic というフォント名を持つ3つの ttf が入っています。

ただし、breakttc.exe などを使って ttc から ttf をファイルとして取り出したときのファイル名は上記のフォント名とは違っているので注意が必要です。実は ttc ファイルの中にはそれぞれの ttf のフォント名(ファミリーネーム)は書き込まれていますが、それらがどんなファイル名を持つ ttfファイルから取り込まれたかという情報は書き込まれていないため、取り出した ttf にどんなファイル名をつけるかは自由なのです(たとえば ver.5.00 の MeiryoKe_Console というフォントは meiryoKeConsole.ttf という名前のファイルに納められていて、フォント名とファイル名とが微妙に違っています)。つまり、ttfファイルや ttcファイルの名前は内部にあるフォントのフォント名にはまったく影響を与えないということです。とはいえフォント名とまったくかけ離れたファイル名にすることは好ましくないので当然似たような名前になっています。

 

フォントファイルの中に入っているフォントの名前(ファミリーネーム)を調べる方法

2012年11月7日 追記〕ttf や ttc といった拡張子を持ったフォントファイルの中にはフォントのデータが入っていますが、それが何という名前のフォントなのかを調べるのに普通はエクスプローラなどを使ってそのフォントファイルのファイル名をダブルクリックします。そうすると Windows Font Viewer が開いてそのフォントファイルについての情報が表示されます。一番上の段には収納されているフォントの日本語名(日本語ファミリーネーム)が出ています――日本語名と英語名が違っているフォントもありますが多くのフォントは日本語名と英語名両方とも同じ名前が使われています。ttfファイルの場合は1個だけ、ttcファイルの場合は納められているフォントの日本語名がすべて表示されています。そして2段目には書体名・ファイルサイズ・バージョンなどが、その下の段にはフォントの書体例が表示されています。

2段目に出ている書体名について:ttfファイルの場合は入っているフォントの日本語名(ファミリーネーム)がそのまま書体名になります。ttcファイルの場合は複数種のフォントが入っているため最初に入っているフォントの名前が書体名になります。つまり ttcファイルの場合は最初に収納されているフォントの日本語名(ファミリーネーム)がその ttc を代表する名称(総称)として使われるわけです。3段目・4段目の書体のサンプル表示についても同じです。表示されるのは最初に収納されているフォントのサンプルだけです。

バージョン情報について:表示されるバージョン情報が正しくないことがあります。すでにインストールされているフォントと同じフォントでバージョンの違うものをダブルクリックして出てくるバージョン情報は正しくありません。表示されているバージョン情報はインストールされているフォントのものです。たとえば、すでに MeiryoKe の ver.6.02 がインストールされている状態で MeiryoKe ver.6.12 のフォントファイルをダブルクリックすると「Version 6.02」と表示されます。これは逆の場合も同じです。 ver.6.12 がインストールされている状態で MeiryoKe ver.6.02 や MeiryoKe_Gothic ver.5.00 のフォントファイルをダブルクリックしたときに表示される情報は「Version 6.12」になってしまいますので注意が必要です。このような場合のバージョンチェックには Windows Font Viewer は使えません。

未インストールのフォントの情報をもきちんと表示してくれるツールはないものかと探してみたところ、たむたむさんという方が作ったフリーソフト「フォントインストーラー SAKURA」(ver2.72)というのを見つけました。このソフトは Windows のフォントをインストールしたりアンインストールしたりするためのものですが、フォントファイルの内部情報を知るためにも十分に使えるすぐれものです。Windows2000, XP, Vista, 7, 8(32bit, 64bit)で動作します(フォント名については日本語名と英語名との両方が表示されます)。なお、内部情報のうちアセンダやディセンダなどのフォントの高さ情報については「メイリオ(3)――メイリオ系フォントのアセンダ・ディセンダ(1) 」の追記で紹介している FontInfo.exe というツールが手軽で便利です。フォントファイルに収納されているフォントの名前(日本語名)を知るだけならこのツールでも十分です(ただし、フォント名の順にソートされて表示されるので実際にどの順序で格納されているかを知ることはできません)。

〔注記〕すぐ下の「msgothic.ttc に化けさせた meiryoKeGothic.ttc を作る手順」の作業で用いる ttfname3.exe というツールを用いてフォントファイルの中に収められているフォント名(ファミリーネーム)を調べることもできます。調べたいフォントファイルを ttfname3.exe にドラッグ&ドロップするとそのフォントファイルの内部情報が記された xmlファイル(テキストファイル)が出力されるのでそれをメモ帳などに読み込むことによってフォント名などが分かります。

 

msgothic.ttc に化けさせた meiryoKeGothic.ttc を作る手順

以下の作業には meiryoKeGothic.ttcttfname3.exe が必要です。meiryoKeGothic.ttc の生成法は「メイリオ(1)――WindowsXP とメイリオ系フォント」に書いてあります。また、meiryoKeGothic.ttc の生成に必要なファイル(meiryoKe_gen_5.00rev1.exe, meiryo.ttc, meiryob.ttc) および ttfname3.exe については「ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報」を参照して下さい。

〔注記〕Windows7 以降のメイリオ(ver.6.02, ver.6.12, ver.6.20)から生成した MeiryoKe はそのままでは使えませんので下の「MeiryoKe ver.6.02, ver.6.12, ver.6.12 を使う場合の注意」に書かれている方法で meiryoKeGothic.ttc を作って下さい。

以下(1)~(5)が msgothic.ttc に化けさせた meiryoKeGothic.ttc を作る手順ですが、混乱を避けるため、オリジナルの msgothic.ttc を msgothic.ttc と表記し、meiryoKeGothic.ttc から作り出した 偽装版の msgothic.ttc を MSGothic.ttc と表記します。

(1) 作業用のフォルダを作成して、そこに meiryoKeGothic.ttcttfname3.exe をコピーしておきます。以後の作業はエクスプローラを使ってこの作業フォルダ内で行ないます。

(2) meiryoKeGothic.ttc を ttfname3.exe にドラッグ&ドロップします。これによってフォント情報を読み出した meiryoKeGothic.xml が作成されます。

(3) meiryoKeGothic.xml をメモ帳にドラッグ&ドロップして開きます。Font(0) のブロックが "MeiryoKe_Gothic" の情報で、Font(1), Font(2) のブロックがそれぞれ "MeiryoKe_PGothic", "MeiryoKe_UIGothic" の情報です。それぞれのブロックにあるフォント名(ファミリーネーム)に関するデータを書き換えます。たとえば Font(0)ブロックの該当部分はつぎのように書き換えます。文字列の置換をうまく利用すると楽です。なお、"MS ゴシック" の "MS", "ゴシック" は全角でスペースは半角です。間違わないように。"<T n="3,1,0411,2">標準</T>" の部分も忘れずに。〔2008/01/14 注記 「Styler 1.401(1)――パッチ当て不要のスキンチェンジャー」にいただいたDragon@XPさんのコメントを拝見して、msgothic.ttc の内部情報を見直したところ、PostscriptName の部分は "MS Gothic"("MS ゴシック")ではなく、すべて "MS-Gothic" になっていました。というわけで、PostscriptName の部分はすべて "MS-Gothic" に書き換えて下さい。

Font(0):MeiryoKe_Gothic の <Name>データ

    <!-- Family -->
    <T n="0,3,0000,1">MS Gothic</T>
    <T n="1,0,0000,1">MS Gothic</T>
    <T n="3,1,0409,1">MS Gothic</T>
    <T n="3,1,0411,1">MS ゴシック</T>

    <!-- Subfamily -->
    <T n="3,1,0411,2">標準</T>

    <!-- UniqueIdentifier -->
    <T n="0,3,0000,3">Microsoft: MS Gothic: 2005</T>
    <T n="1,0,0000,3">Microsoft: MS Gothic: 2005</T>
    <T n="3,1,0409,3">Microsoft: MS Gothic: 2005</T>
    <T n="3,1,0411,3">Microsoft: MS ゴシック: 2005</T>

    <!-- FullName -->
    <T n="0,3,0000,4">MS Gothic</T>
    <T n="1,0,0000,4">MS Gothic</T>
    <T n="3,1,0409,4">MS Gothic</T>
    <T n="3,1,0411,4">MS ゴシック</T>

    <!-- PostscriptName -->
    <T n="0,3,0000,6">MS-Gothic</T>
    <T n="1,0,0000,6">MS-Gothic</T>
    <T n="3,1,0409,6">MS-Gothic</T>
    <T n="3,1,0411,6">MS-Gothic</T>

Font(1)ブロックの該当部分についても同様の作業をします。"MS Gothic", "MS ゴシック" の部分がそれぞれ "MS PGothic", "MS Pゴシック" になるだけです("MS", "Pゴシック" は全角でスペースは半角)。ただし、PostscriptName の部分はすべて "MS-PGothic" に書き換えて下さい。Font(2)ブロック についても同様ですが、日本語フォント名と英語フォント名は同じなのですべて "MS UI Gothic" に書き換えます。また、PostscriptName の部分はすべて "MS-UIGothic" に書き換えます。"<T n="3,1,0411,2">標準</T>" の部分も忘れずに。書き換えがすべて終ったら「上書き保存」します。

(4) メモ帳を開きつぎの内容をコピー&ペーストし、"make.bat" という名前で作業用のフォルダに保存します(バッチファイルの名前は何でも構いません)*。

rem --- 書き換えた情報を元にして新しい ttcファイルを作る
ttfname3 meiryoKeGothic.ttc meiryoKeGothic.xml

(5) 作業用のフォルダで "make.bat" をダブルクリックして実行すると、meiryoKeGothic_mod.ttc が作成されます。これが内部ファイル名を msgothic.ttc と同じものに変更した meiryoKeGothic.ttc です。

* バッチファイルを利用しなくても meiryoKeGothic.ttc, meiryoKeGothic.xml をまとめて ttfname3.exe にドラッグ&ドロップすることでも同じ結果が得られます。どちらにするかはお好みで。

こうしてできた meiryoKeGothic_mod.ttc のファイル名を "MSGothic.ttc" に変更すれば meiryoKeGothic.ttc が化けた MSgothic.ttc(偽装版MSGothic.ttc) のでき上がりです。あとは Fontsフォルダにある msgothic.ttc をデスクトップあたりに移動し、代わりに MSGothic.ttc を Fontsフォルダにコピーして再起動すれば、MSgothic.ttcmsgothic.ttc として認識されます。以後実質的に meiryoKeGothic が msgothic に置き換わる ことになります。移動させておいたオリジナルの msgothic.ttc は再起動後にどこか適切な場所に保存しておいて下さい。

〔注記〕Windows Vista, 7, 8 ではアクセス制御リスト(ACL)による管理や OSの自動修復機能のために単純に「オリジナル msgothic の移動」→「偽装版MSGothic のコピー」ではうまくいきませんので「Windows7, 8 のシステム・フォントを変更する」で紹介している麻太郎さんの方法で「オリジナル msgothic の移動」→「偽装版MSGothic のインストール」を行なって下さい。単純な「移動→コピー」では「OSの自動修復機能の餌食」(麻太郎さん)になってドツボにはまってしまいますのでご注意下さい。

 
MeiryoKe ver.6.02, ver.6.12, ver.6.20 を使う場合の注意

2012年11月6日 追記ver.6.02 以降の MeiryoKe(meiryoKe_602r1.ttc, meiryoKe_612r2.ttc, meiryoKe_620r1.ttc)には MeiryoKe_Gothic、MeiryoKe_PGothic、MeiryoKe_UIGothic だけでなく MeiryoKe_Console も含まれています(「メイリオ(9)――Windows7版 version6.02, Meiryo UI」「メイリオ(10)――Windows8版 version6.12」「メイリオ(11)――Windows8.1版 version6.20」を参照)。したがって 6.02 以降の MeiryoKe から偽装版のMSGothic.ttc を作るためには MeiryoKe_Console が邪魔になる(MeiryoKe と共存させる際にバッティングしてしまう)ため、これを取り除く必要があります。

〔注記〕Windows7, 8, 8.1 それぞれに搭載されている メイリオ6.02, メイリオ6.12, メイリオ6.20 とそれらから MeiryoKe6.02 あるいは MeiryoKe6.12, MeiryoKe6.20 を生成するパッチの入手については「ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報」をご覧下さい

ttcファイルから ttf を取り除くにはまず ttcファイルからすべての ttf を取り出した後、不要な ttf 以外の ttf だけを組み込んだ新しい ttcファイルを作るという手順で行ないます。この作業をするためにふつうは breakttc.exe と makettc.exe とを使うのですが、breakttc.exe と makettc.exe の両方の働きを1つのコマンドで兼ね備えている uniteTTC.exe* というツールを見つけましたので今回はこれを使ってやる方法をご紹介します。

* uniteTTC.exe は UniteTTC というページからダウンロードできます(Win32用と Linux32用とがありますが、前者が Windows用ですので UniteTTC.zip の方をDLします)。DLした UniteTTC.zip を解凍すると uniteTTC.exe と AllUniteTTC.exe、Readme.txt の3つのファイルが出てきます。今回使うのは uniteTTC.exe です。

作業はコマンドプロンプトに降りて1つづつ実行する必要がありますが、面倒くさいのでバッチファイルを作って一連の作業をまとめて実行させます。バッチファイルを使えばコマンドプロンプトに降りる必要もないのでとても簡単です。

以下に ver.6.02 あるいは ver.6.12, ver.6.20 の MeiryoKe から meiryoKeConsole.ttf を取り除いた MeiryoKe_Gothic を作る手順を書きます。

(1) 作業用のフォルダを作ってそこに上記の uniteTTC.exe と ver.6.02 あるいは ver.6.12, ver.6.20 の MeiryoKe(meiryoKe_602r1.ttc, meiryoKe_612r2.ttc, meiryoKe_620r1.ttc)をコピーしておきます。作業はエクスプローラを使ってこの作業フォルダ内で行ないます。

(2) meiryoKe_602r1.ttc あるいは meiryoKe_612r2.ttc, meiryoKe_620r1.ttc のファイル名を meiryoKe.ttc に変更します(これをしないと以下に紹介するバッチファイルでの処理ができません)。

(3) これで、作業フォルダ内には uniteTTC.exemeiryoKe.ttc との2つのファイルだけがある状態になります。

(4) メモ帳を開きつぎの内容をコピー&ペーストし、"FromToMK.bat" という名前で作業用のフォルダに保存します(バッチファイルの名前は好きなものに変えても構いません)。

rem --- meiryoKe.ttc から4つのttfを取り出す
UniteTTC meiryoKe.ttc

rem --- 取り出したttfのうち4番目のもの以外の3つのttfを含む meiryoKeGothic.ttc を作る
UniteTTC meiryoKeGothic.ttc meiryoKe001.TTF meiryoKe002.TTF meiryoKe003.TTF

rem --- 不要になった4つのttfを削除する
del meiryoKe001.TTF meiryoKe002.TTF meiryoKe003.TTF meiryoKe004.TTF

(5) FromToMK.bat をダブルクリックして実行させます。

(6) 一連の作業が実行されて作業フォルダ内には meiryoKeGothic.ttf, MeiryoKePGothic.ttf, MeiryoKeUIGothic.ttf の3つの ttf で構成された meiryoKeGothic.ttc が新しく作られます(オリジナルの MeiryoKe.ttc もそのまま残っています)。

こうしてできた meiryoKeGothic.ttc を使えば上の「msgothic.ttc に化けさせた meiryoKeGothic.ttc を作る手順」に従って偽装版MSGothic.ttc を作ることができます

 
MeiryoKe_Gothic 6.02版の MSGothic.ttc がDLできます

2012年11月9日 追記〕私は現在 MeiryoKe ver.6.02(meiryoKe_602r1.ttc) の内部フォント名を書き換えた偽装版の MSGothic.ttc を Fontsフォルダに入れて使っていますが、実は私が作ったものではありません。Hiroさんという方が作り、それをご自身のブログの記事「Windows XPのシステムフォントの変更」の中でダウンロードできるようにしているので、私はそれをありがたく戴いてきたというわけです。

ただし、上の追記(MeiryoKe ver.6.02, ver.6.12, ver.6.20 を使う場合の注意)に書いたように ver.6.02 以降の MeiryoKe には MeiryoKe_Console が入っているので msgothic.ttc に偽装するためにはこれを取り除く必要があります。そこで、DLした MSGothic_mod.zip を解凍して出てきた Hiroさん作の MSGothic.ttc を調べてみると(上の フォントファイルの中に入っているフォントの名前を調べる方法 を参照)やはり MeiryoKe_Console が入っていました。私は MeiryoKe もインストールして使っているので Hiroさんの MSGothic.ttc をそのままインストールすると MeiryoKe_Console がバッティングしてしまいます。私がインストールしている MeiryoKe は ver.6.20 のものなので実際にどちらの MeiryoKe_Console が使われるのかやはり心配です。

そういうわけなので、Hiroさん作の MSGothic.ttc から MeiryoKe_Console を取り除いた上で、それまで使っていた ver.5.00ベースの偽装版MSGothic.ttc と入れ換えました。

Hiroさん作の MSGothic.ttc から MeiryoKe_Console を取り除く手順は、MeiryoKe ver.6.02, ver.6.12, ver.6.20 を使う場合の注意)に書いてあるものとほとんど同じです。以下にその手順を載せます(作業には uniteTTC.exe* が必要ですので入手しておいて下さい)。

* uniteTTC.exe は UniteTTC というページからダウンロードできます(Win32用と Linux32用とがありますが、前者が Windows用ですので UniteTTC.zip の方をDLします)。DLした UniteTTC.zip を解凍すると uniteTTC.exe と AllUniteTTC.exe、Readme.txt の3つのファイルが出てきます。今回使うのは uniteTTC.exe です。

(1) 作業用のフォルダを作ってそこに uniteTTC.exeHiroさん作の MSGothic.ttc をコピーしておきます。作業はエクスプローラを使ってこの作業フォルダ内で行ないます。

(2) メモ帳を開きつぎの内容をコピー&ペーストし、"FromToMSG.bat" という名前で作業用のフォルダに保存します(バッチファイルの名前は好きなものに変えても構いません)。

rem --- MSGothic.ttc から4つのttfを取り出す
UniteTTC MSGothic.ttc

rem --- 取り出したttfのうち4番目のもの以外の3つのttfを含む MSGothic_new.ttc を作る
UniteTTC MSGothic_new.ttc MSGothic001.TTF MSGothic002.TTF MSGothic003.TTF

rem --- 不要になった4つのttfを削除する
del MSGothic001.TTF MSGothic002.TTF MSGothic003.TTF MSGothic004.TTF

rem --- 元のMSGothic.ttcのファイル名をMSGothic_old.ttcに変え、MSGothic_new.ttcのファイル名をMSGothic.ttcにする。
ren MSGothic.ttc MSGothic_old.ttc
ren MSGothic_new.ttc MSGothic.ttc

(3) FromToMSG.bat をダブルクリックして実行させます。

(4) 一連の作業が実行されて作業フォルダ内には MeiryoKe_Console が取り除かれた MSGothic.ttc が新しく作られています(Hiroさん作の MSGothic.ttc は MSGothic_old.ttc という名前に変えて残してあります)。

なお、新しくできた MSGothic.ttc や Hiroさん作の MSGothic.ttc(MSGothic_old.ttc) の内部にあるフォントの名前を確認するには「フォントファイルの中に入っているフォントの名前を調べる方法」で紹介している「フォントインストーラー SAKURA」か FontInfo.exe を使って下さい(Windows 標準の Windows Font Viewer では正しい情報が得られません)。

〔注記〕 Windowsで使用されるフォントファイルは通常の場合 Fontsフォルダ(c:\Winodows\Fonts)に納められています。エクスプローラ等でこのフォルダを開くと、収められているフォントファイルが確認できます(エクスプローラを起動するにはツールバーの「スタート」を右クリックして現れるプルダウンメニューを利用すると簡単です)。

また、 Fontsフォルダ以外に収められているものも含めてインストールされているすべてのフォントを確認するにはコントロールパネルを開いて「クラシック表示に切り替える」をクリックし、そこに表示されている「フォント」フォルダを開きます(どこかにショートカットを作っておくと便利です)。「詳細表示」にするとフォント名の他にファイル名も表示されるので分かりやすいと思います。フォント名あるいはフォントアイコンをクリックすれば Windows Font Viewer が開いてそのフォントファイルについての情報が表示されます。

新しいフォントをインストールするには、普通はこの Fontsフォルダにインストールしたいフォントファイルをコピーしてから Windows を再起動しますが、Fontsフォルダを開いた状態では「ファイル(F)」メニューから新しいフォントのインストールをすることができます。この方法を使うと Fontsフォルダにフォントをコピーしないオプションも選べますし、再起動しなくても新しいフォントが認識されるという長所もあります。

 

現在の私のレジストリ設定

2008年1月9日 追記〕「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)――最終」(2007/03/06)を書いてからだいぶ経ちます。meiryoKeGothic.ttc の内部フォント名を msgothic.ttc と同じものに変えてそのファイル名を MSGothic.ttc にしたものを Fontsフォルダに入れて様子を見始めたのはそれ以前のことですから、私のPCの中では一年近くの間ずっと msgothic.ttc に化けた MSGothic.ttc が Fontsフォルダに入っているわけです。この状態で困った状況になったことはほとんどありません。

私は Firefox で「Web ページが指定したフォントを優先する」というのにチェックをしているので、ネット上ではときどき文字化けを経験しました。とくに日本語の全角アラビア数字「123…」の文字化けには悩まされましたが、さまざまな英字フォントで「123…」を表示させてみた結果 Lucida Grande(Lucida Grande.ttf)が原因であることが分かりました。これについては Lucida Grande.ttf を Fontsフォルダから他の場所に移動させることで対処しました(フォントリンクをいじっても駄目だったのと、私がこのフォントを使うことはないだろうというのが理由です)。

そんなわけで、その後フォント関係のレジストリについてもいろいろと試行錯誤を重ねた結果、私のレジストリ設定は「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(1)~(5)」でご紹介したものとは多少違ったものになっています。そこで、自分自身の覚えも兼ねて私の現在のレジストリ設定を以下に書いておくことにしました。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion \FontLink\SystemLink]

"Tahoma"="meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic"
 ←値を "MSGOTHIC.TTC,MS UI Gothic" から変更
"Microsoft Sans Serif"="meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic" ←同上
"Lucida Sans Unicode"="meiryoKeGothic.ttc,MeiryoKe_UIGothic" ←同上

この部分↑は「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(1)」や「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)――最終」と同じです。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion \FontSubstitutes]

"MS UI Gothic,128"="MeiryoKe_UIGothic,128"    ←この項目を追加
"MS ゴシック,128"="MeiryoKe_Gothic,128"     ←同上
"MS Pゴシック,128"="MeiryoKe_PGothic,128"   ←同上
"MS Gothic,128"="MeiryoKe_Gothic,128"       ←同上
"MS PGothic,128"="MeiryoKe_PGothic,128"      ←同上
"Microsoft Sans Serif,0"="MeiryoKe_UIGothic,128" ←同上

↑ですが、MSGothic.ttcmsgothic.ttc に偽装しているのだから、MS ゴシック系を MeiryoKe_Gothic系で置き換える必要は特になさそうに思えるにもかかわらずそのまま残しているのは、(1)MeiryoKe_Gothic系にはボールド体があるのに対して MS ゴシック系にはボールド体がないこと、(2)私の使っているいくつかのソフト(日本製)で不具合が生じること、これらの理由からです。(1)については好みの問題かもしれません。

また「WindowsXP のシステム・フォントを変更する(5)」の段階で、上のように "Microsoft Sans Serif,0"="MeiryoKe_UIGothic,128" の部分を追加しています(takayukiさんのご教示(2007/03/04)によるものです。これによってタスクバーの部分等のフォントが MeiryoKe_UIGothic に変わります)。なお、"MS Shell Dlg" の値は元の "MS UI Gothic" に戻しました("MeiryoKe_UIGothic,128" のままでも支障はないと思います)。

〔追記〕 偽装した MSGothic.ttc は meiryoKeGothic ver.5.00 を書き換えたものをそのままずっと使っています(単に新しいバージョンのものに変えるのが面倒なだけですが…)――現在は ver.6.02版を使用。この間 meiryoKeGothic については ver.5.00 ~ ver.6.02 ~ ver.6.12 と、より新しいものをインストールして使っています。このような使い方をしているので上記の [FontSubstitutes] の内容が効果を持つ部分では、偽装した MSGothic の代わりに新しいバージョンの MeiryoKe_Gothic系フォントが使われることになります。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT \CurrentVersion\Console\TrueTypeFont]

"932."="MeiryoKe_Console" ←この値を追加

この部分↑はコマンドプロンプトで使用するフォントの設定です。詳しくは「コマンドプロンプトで使用するフォント」をご覧下さい。

また、起動/終了時のログオン画面/ログオフ画面でもクリアタイプを有効にするためにつぎのような設定をしています。

[HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\Desktop]

"FontSmoothing"="2"   ←"1" から "2" に変更

"FontSmoothingType"="2" ←同上

なお、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT
\CurrentVersion\GRE_Initialize]
"GUIFont.Facename" の値を "Tahoma" から元の "MS UI Gothic" に戻し、[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FontAssoc
\Associated DefaultFonts]
"AssocSystemFont" の値を "meiryoKeGothic.ttc" から元の "MSGOTHIC.TTC" に、"FontPackage" の値を "MeiryoKe_Gothic" から元の "MS Gothic" に戻しました。

以上が現在のフォント関係のレジストリ設定ですが、これに加えて「Styler 1.401(1)――パッチ当て不要のスキンチェンジャー」でご紹介している Styler.exe を使って「画面のプロパティ」で設定できる部分のフォント指定をすべて MeiryoKe_UIGothic にしています。また Styler では「画面のプロパティ」で設定できない部分は個々に指定できないので、同記事の〔2008.01.14 追記〕でご紹介している SFC.exe も併用しています。SFC.exe は Styler.exe と同じ方が作ったものですが、スキン(VisualStyle)の .msstylesファイル内部のフォント指定部分(フォントの種類・サイズ等)だけをまとめて変更できるツールで、これを利用すればタスクバー等のフォントも簡単に好みのものに変更できます。

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コメント
 
[506] xpにmeiryoKeGothic.ttc搭載
2012/02/12(日)18:38:38 | URL | masshi[編集
こんにちは
あなた様のxpメイリオ化を読み早速搭載してみました
このようなことはあまりしたことがなかったので
慎重に進め上手く変換することができました
ありがとうございました。
普段のPCの使い方はPCオーディオがほとんどで
Win7とxpを使っています
xpの表示に少し飽きてきたものですから
先日"Seven Remix XP"というフリーソフトでWin7風にフォルダなどを変えました
大変面白いソフトです
http://www2.niwradsoft.com/
そんなことでWin7の価値が全く分からないようになりました
それだけ普段Win7の付加機能を使っていないということですね
xpに更なる愛着がわきました

ありがとうございました。
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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(68歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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