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2010年02月23日(火)| 社会>ツイッター |  
岩上安身さんのツイート(1)――全国の産科施設が経営破たんの危機に

 ツイート(ツイッター)関連の記事をすべて読む。

 岩上安身さんのツイート(1)~(6)をまとめて読む。

フリーのジャーナリスト岩上安身さんのホームページ(『岩上安身HP』)を覗くようになったのは、民主党の幹事長定例会見(この記者会見には記者クラブに所属している大手メディア以外のジャーナリストも参加できる)における岩上さんの質問を聞いて興味を惹かれたのがきっかけだった。今では岩上安身さんのツイッターも読むようになった。

その中でずっと気になっていたのが「産科施設の経営危機」に関するツイートだった。

〔注記〕 明らかに分かる誤字・脱字は訂正し、不備なリンク先は修正しました。ただし、チェックが行き届かずに見落とししている可能性もあります。その点はご容赦下さい。また、必要に応じて〔注〕や〔関連記事〕等を付してあります。

なお、それぞれのオリジナルのツイートを読むにはそれぞれのツイートの一番下にあるポストされた時刻(時:分:秒)に貼られているリンクをクリックして下さい。

2010年02月02日(火) 

帰宅するとほぼ同時のタイミングで、知人の産婦人科医から電話。出産一時金をめぐる制度改悪について、メディアで訴えてほしいという。制度を変えると、出産一時金がすぐには産科医側に入らず、経営困難に陥る可能性がある。それをやめてもらいたいと訴えているのだが、お上は聞いてくれないという。

posted at 21:53:44

続き。僕は少子化問題や不妊治療問題に取り組んできたため、産婦人科医に知り合いが多い。他の医師からも、同様の訴えは聞いていたのだが、医師会の若手の医師たちを中心にして、制度改悪をやめるよう、陳情を行っていて、それなりの手ごたえがあると聞いていた。ところが、そうでもないという。

posted at 21:56:35

続き。厚生労働省の大きな壁に突き当たり、前へ進めないという。厚生労働省の政務三役にも問題は理解してもらっているという。民主党内の医療問題の勉強会に集う議員たちも理解しているし、党側にも陳情し、小沢幹事長も理解を示しているという。ところが、官僚が頑として抵抗しているらしい。

posted at 22:02:15

続き。あとは世論を味方につけるしかない。ところが新聞などの主要メディアは、なぜかこの問題を熱心には取り上げてくれない。そこで、どこか取り上げてくれるメディアはないだろうか、というのだ。話を聞いていて、この問題も一連の問題と根っこが同じと感じる。霞が関の抵抗と、新聞の沈黙。

posted at 22:07:45

続き。なぜ、新制度が医療機関、特に中小の開業医にとってダメージになるかというと、入金にタイムラグが生じるから。その程度のこと、と思いやすいが(僕も以前、話を聞いた時には大した問題ではないように感じた)、開業医などにはただちに経営困難に陥るところも出てくる重大事なのだという。

posted at 22:18:11

続き。では、新制度になってどこが潤うかと言えば、健保組合らしい。正直、どうして霞が関は、こんな制度にしようというのか、よくわからない。早急に取材して、レポートします。少々、お待ちを。

posted at 22:27:28

2010年02月06日((土)) 

今日はこれから、ある産科医に取材に行きます。先日も、少しだけここでツィートしましたが、現在、全国の産科の施設は経営破たんの危機に瀕しています。4月から本格的に施行される見込みの、「出産一時金直接支払い制度」のため、分娩を取りやめる施設が続出すると見られます。

posted at 14:41:19

続き。今、全国に、分娩を扱っている施設は、2806施設ありますが、産科医の団体が行った、ある調査によると、有効回答数1764施設中、225施設が、4月から、閉院、もしくは分娩の取りやめを予定と回答しています。ざっと見積もって、15万人の妊婦さんが、お産難民になる可能性があります。

posted at 14:48:13

続き。今、出産にかかる費用は、50万円前後。1か月に100件のお産を扱う施設なら5000万円の収入ですが、これが新制度を導入すると、施設に入るのは2カ月遅れになります。その間、人件費などを支払わなくてはなりませんから、1億円、立て替えなくてはならない。そんなお金はない。

posted at 14:53:31

続き。それでは金融機関が貸してくれるかと言うと、どこも貸してくれない。厚労省のOBが天下っている医療機関向けに貸し付ける機関でも貸さない。仮に借りることができても、この2カ月先に繰り延べというのは、永遠に続きますから、1億円の元本返済はできず、利子だけは膨らみ、やがて破綻します。

posted at 14:59:57

続き。医師会内部の若手有志が立ち上がり、反対の声を上げたため、去年の秋に施行されるはずだったこの新制度は半年延期されました。政権交代後、厚生労働省の政務三役、民主党の幹事長室にも陳情、どちらも、この問題に理解を示したが、官僚が頑として動かない、加えて大手マスコミが報じない。

posted at 15:05:39

続き。このままだと産科医は、つぶされてしまう、何とか世間にこの問題について広く知らせてほしい、世論の力で、厚生官僚の暴挙を止めてほしいという訴えでした。他人事ではない。産科医が次々つぶれれば、少子化に歯止めをかけることも困難になります。この国が滅びます。是非、耳を傾けてもらいたい

posted at 15:11:44

先ほど、取材から帰ってきました。たくさんのレス、感謝。詳しいことは、明日にでもビデオをアップするので、見ていただくとして。今日、取材してきたのは、東京の江戸川区の池下レディースチャイルドクリニックの、池下久弥院長。産科中小施設研究会の事務局を担当しています。 #sannkai

posted at 21:06:49

続き。この制度の導入は、舛添厚労相時代に立案されたそうです。狙いは少子化対策で、出産一時金を増額して、子供のできる家庭を支援することにあったのですが、それがいつのまにか、中小施設の経営を逼迫させるような制度設計に。 #sannkai

posted at 21:15:28

続き。すでにツィートしたとおり、制度導入時に医療機関側に対して、入金が二か月遅れるタイムラグが生じます。その負担を吸収できる、大資本の総合病院や、親の代から資産を受け継ぎ、キャッシュフローが潤沢な富裕層の医者は問題ない。しかし、零細な施設を経営する町医者は大変。 #sannkai

posted at 21:21:25

続き。そういう富裕な医者には、運転資金のやりくりの大変さを説明しても、理解できないそうです。医療界内部に貧富の格差問題があり、医療界を牛耳っているのは、富裕層です。中小施設の声は反映されにくい構造になっています。 #sannkai

posted at 21:32:05

続き。大病院は、今、医療費の未払い問題を抱えていて、出産一時金が出産当事者ではなく、医療機関に直接入るシステムは好都合。また、産科医の世界は、医師会とは別に、産婦人科医会という団体があり(昔からの略称は日母)、この団体が新制度を強力に推進しているそうです。 #sannkai

posted at 21:45:42

続き。産婦人科医会に、にらまれると母体保護法指定医を取り消され、人工妊娠中絶ができなくなります。そうなると、産婦人科はお手上げ。痛ましい話ですが、中絶をできなくなると、産婦人科医は経営が成り立たなくなる。この生殺与奪の権利を、医会は一手に握っているのです。 #sannkai

posted at 21:50:05

続き。実は先のツィートで、「新制度導入によって、約15%の産科施設が経営困難に」という調査結果について触れたが、これを実施したのは医会。そして医会は、この調査結果を、今もって公表せず。今日の東京新聞朝刊の記事にも、医会が調査を実施したとは書いていません。 #sannkai

posted at 21:57:58

続き。ベッド数19床以下の診療所などの中小施設は、全国のお産の5割近くを担っており、大病院などと比べると、効率は約2倍。にもかかわらず、この冷遇。厚労省の官僚、業界団体、旧与党によって、決定された政策への批判は、主要マスコミに大きく取り上げられなかった。 #sankai

posted at 22:11:07

続き。先ほどの、取材前のツィートで、訂正しなくてはならないのは、現政権への陳情のくだり。池下院長を紹介してくれた知人の産科医の話では、厚生労働省の政務三役、与党の民主党の幹事長室にも陳情済み、だったのだが、実際には人を介して話を上げてもらっている段階でした。 #sankai

posted at 22:17:09

続き。これは余談だが、医師の世界は自民党との付き合いが長く、どこに話を持っていけばいいか、よくわかっていたが、政権交代してから現与党との付き合いもなく、どこに陳情すればいいか、わからないまま、今日まで来てしまったという。こうした例は、ほかの業界でもあるかも。 #sankai 

posted at 22:26:37

深刻な問題ですが、集金努力が足りないのでは、という批判も一部にあります。RT @masaki_nishida うちの国立大学法人、未集金が実は1割以上あるという話。集金すべき事務方が2年ごとに人事異動したりと、病根は深い。

posted at 22:34:42

#sanakaiではなく、#sannkaiです。RT @tomkouso @iwakamiyasumi ハッシュタグ, #sanakai では岩上さんのtweetが検索しても出てこないようです。ハッシュタグの前は半角空きです。#kosodateにもお願いします。

posted at 22:37:31

失礼。これは僕の入力ミスでした。#sannkaiに統一したいと思います。RT @tomkouso @iwakamiyasumiすいません、私の入力ミスでした。いずれにしても、今読み返したら sankaiとsannkaiが混在しているようです。

posted at 22:45:29

産科、小児科、麻酔科、救急救命医療は、大変です。崩壊寸前だと、皆さん、おっしゃいます。今回の新制度導入は、倒れ掛かっている者の背中を押すような感じですね。RT @asyara28 同意!詳しく知りませんが、小児科も大変じゃないんでしょうか???

posted at 22:48:36

でしょうね。今、子供をこれからもとうとする若い夫婦は、懐具合が、決して豊かではないですから。RT @dtwittk @iwakamiyasumi 昨年都立病院に入院した時、退院時にワタシが「すぐに現金で支払う」と言った時の会計担当者の嬉しそうな顔を思い出しました。

posted at 22:51:22

産科医の世界は激務です。自分の持ち場を離れて陳情活動などできないので、仕事熱心な医者ほど、世間知らずになりがち。気の毒です。RT @basilsauce 情報収集すれば誰が関係省庁に明るいか分かって来るでしょう。何ヶ月も手をこまねくだけだったとしたら少々情けない話です。

posted at 22:55:13

出産の時期に入金できるようにすればいいだけなのです。ところが、健保組合が、これに反対しているのです。RT @shuhein @iwakamiyasumi 制度の運用においてタイムラグが生じる事とそれにより不都合が生じる層が捨て置かれてる事が問題の本質ではないか

posted at 23:00:10

まさにそれ。ここは収入が低かったり、開業時の負債を抱えている医療機関に貸さないのです。RT @yassan28 @iwakamiyasumi 産婦人科医会のHPで『独立行政法人福祉医療機構』による3000万円までの低金利融資が載っていました。実態は? #sannkai

posted at 23:05:13

あちゃー。根っこには、大病院の経営救済の面も色濃いのですが。RT @masaki_nishida おっしゃるとおりです。集金努力はほとんどありません。医者には稼げ稼げとやかましいのですが。RT @iwakamiyasumi: 集金努力が足りないのでは、という批判も。

posted at 23:11:40

産婦人科のうち、お産をやめ、婦人科だけになるところは少なくないですよ。RT @fukkurasuzume @iwakamiyasumi お産の大病院「囲い込み」になったらいやですね・・・と素人が邪推してみる。うちがお世話になった近くの産科も、もうすぐ閉めるそうです。

posted at 23:17:00

妊産婦が死亡したことをもって、医師を逮捕した大野病院は、産科医にとっては衝撃的な事件でした。RT @saisyono @iwakamiyasumi 中小の産科クリニックが、じわじわなくなっている気がした。大野病院事件をはじめ医者は厳しい状況プラス経済的なプレッシャーか?

posted at 23:24:59

そうですね。RT @yassan28 @iwakamiyasumi なるほど!融資制度があるように見せかけ、入金までのタイムラグを2ヶ月から1ヶ月にすることには健保組合が反対して実現できなかった。妊婦の費用負担を軽減するための移行措置が杜撰。 #sannkai

posted at 23:26:24

そうですね。健保組合も8割が赤字ですから、余裕がない。RT @q_951 かくして2か月分の出産一時金を抱え込む保険組合の財務状況だけが好転する訳ですね。 RT @iwakamiyasumi 出産の時期に入金できるようにすればいいだけ。ところが、健保組合が、これに反対

posted at 23:27:57

中世に魔女扱いされたのは、産婆。産婆の伝統的な堕胎の技術が、魔女狩りの標的になったのです。ちなみに、今回の新制度で助産所も打撃を。RT @blueshaven 産婆さんの復活祈念カキコ。@iwakamiyasumi 産婆(魔女)の技術を一部に独占化してきたのが問題なう。

posted at 23:32:08

産婦人科医の業界団体トップは、お産をやっていない。だから現場の困難を理解できないらしい。RT @pririnsoccer 我々零細企業にとって半月売掛金の回収が遅れただけで致命傷です。特に金融機関とつきあいがないところでは。公務員や政治家には理解できないだろうなぁ・・・

posted at 23:43:26

検察の強引な逮捕・起訴の後遺症は、実に深刻です。RT @10mato @iwakamiyasumi 福島県の大野病院事件のように、業務上過失致死で逮捕、起訴されると、産科医のなり手がなくなるのはあたりまえです。結局無罪に、検察は自己保身やプライドで現実が見えなくなっている

posted at 23:56:55

2010年02月07日(日) 

今までも、事前申請制度があったのですが、なぜかそれがなくなるんです。ここがわからない。RT @kamiyapc 「出産育児一時金等の医療機関等への直接支払制度」の問題は、2ヶ月以上支払いが滞るという事です。出産後、政府がすぐに入金してくれれば、良い。 #sannkai

posted at 00:22:23

いや、よくない(苦笑)。自民党の選挙対策などとは、僕は一言も言っていません。RT @yassan28 @iwakamiyasumi 出産一時金の直接支払制度は、自民党が選挙対策で急きょ決め、という理解でよい? #sannkai

posted at 00:41:27

そんな乱暴な(苦笑)。ネトフェミなんて新語ができてしまうかも、ですよ。RT @blueshaven こらー!フェミ@Twitter@iwakamiyasumiさんが提起している出産医療問題についてフォロー&発言せんかい、ボケー!!!

posted at 00:47:01

いや、むしろ、大都市部のほうが、お産難民が増えるかもしれません。地方はお産の費用が安い。人件費が安いですから。RT @kwansaijin 岩上安身さんが産婦人科の危機を取材。地域間の不平等、経営規模による不平等…「都市部」でない限り、暮らせなくなる。

posted at 11:28:01

2010年02月09日(木) 

週末、僕が取材した産科医の池下院長。突然、新聞からの取材申し込みに驚く。産経、毎日、さらにこれから共同も。ただ、異様なのは、単なる取材ではないこと。なぜ、国がやる政策に文句があるのか、と逆に非難する口調なのだと。いくら中小施設の苦境を訴えても、「未収金」も理解できないという。

posted at 13:51:06

いや、若手医師たちは、国を相手に訴訟も辞さず、という構えですから。官僚と新聞は、記者クラブでべったりつながっていますから、お分かりいただけると思います。RT @tsuneduka 理解に苦しむ… RT @iwakamiyasumi 国がやる政策に文句があるのか、と非難

posted at 13:55:54

2010年02月10日(水) 

制度を改善すれば、出産一時金自体は、歓迎すべき。中小施設をないがしろにしてはいけませんが。RT @shimafukuro @iwakamiyasumi 出産育児一時金の月2回請求と、資金繰り厳しいケースを見極め。http://bit.ly/bDC9SM #sannkai

posted at 19:45:52

同意。RT @jazzmitsui @iwakamiyasumi 私も医療機関から困惑の相談を受けています。国保連合会など支払側が頑張って、出産後速やかに振り込めるシステム構築するしかないと思います。 #sannkai

posted at 22:01:54

2010年02月11日(木) 

これを便乗値上げと批判するのは簡単だが、それだけでは解決しない。裁判で争うよりも、すみやかな解決をのぞむ。RT @47news: 半数の施設が出産費値上げ 一時金直接払いで http://bit.ly/9uNcVk  #sannkai

posted at 01:09:58

2010年02月14日(日) 

大変遅くなりました。先日、出産一時金についてツィートしましたが、そのインタビュー、HPアップしております。産科中小施設研究会の事務局長をつとめる、池下クリニックの池下久弥院長のインタビューです。全部で8本になります。#sannkai

posted at 16:22:19

江戸川区では有名なクリニックとか。地域に根差した診療所が経営危機に追い込まれるというのは、気の毒です。RT @aflokoji @iwakamiyasumi 。池下院長、懐かしさの方が先に立ってしまったので…。15年前に、母子共々お世話になりました。お元気そうで何より。

posted at 23:22:21

2010年02月15日(月) 

posted at 00:00:48

同意。RT @jazzmitsui この出産一時金のタイムラグ。始めは未収金対策ならいいのかとおもっていましたが、大学病院からも指摘された。月2などといわず、やはり出産即時申請、即時振込みシステム構築に全力を!

posted at 00:03:02

ホントに。RT @kannose @iwakamiyasumi 出産一時金の問題は、しかし一方に未集金問題がありますからね。これは結局タイムリーで小まめな入金となる方向に向かってくれないと患者も医療機関も幸せになれません。産婦人科だけに限った話じゃないです

posted at 00:04:01

池下久弥院長に対するインタビュー動画は YouTube にアップロードされています。

100206池下久弥院長1.flv 

ほとんど説明がないまま昨秋から出産育児一時金の制度が変更になったために、全国の産婦人科開業医が追いつめられている現状について、江戸川区の池下レディースチャイルドクリニックの池下久弥院長に岩上安身がインタビューしました。資金繰りに困ったら、独立行政法人福祉医療機構が貸し出してくれるという厚生労働省の説明でしたが、実際には開業医へはほとんど貸し出してくれません。

100206池下久弥院長2.flv 

「なんで国って、こんなことをするんだろう?」「真面目に働いていると、経営が悪くなる」ほとんど説明がないまま昨秋から出産育児一時金の新制度が導入されたため、資金繰りに困ったある開業医は、財産をすべてつぎこんだが年末にボーナスが払えず借入、年が明けたら、今度は税金が払えそうにないと嘆いている。出産をめぐって、驚くべき状況に 陥っている現状…

100206池下久弥院長3.flv 

会長など、産婦人科学会の要職にある人物はお産を取り扱っていない人物ばかりで、われわれ普通の町医者は、厚生労働省のことがよくわからなかったため、対応がとても遅くなってしまった。この制度が今の形のまま存続する限り、私たちは産婦人科を廃業しなければ、永久に赤字を抱えるばかりなのに国や健保は助かる。そして、複数の科をもつ大病院には、この深刻さが伝わらない。

100206池下久弥院長4.flv 

日本の出産は、ベッド数19床以下のクリニック(診療所)によって支えられており、将来的には出産全体の7割がそうなるだろうと学会も認めているのに、そのクリニック(診療所)が軒並み廃業の危機に陥っています。「たらい回し事件」として問題視された、2008年10月の墨東病院で妊婦が受け入れ拒否をされたときの病院の実情や、福島の大 野病院の事件がもたらした影響についても触れています。

100206池下久弥院長5.flv 

福島県立大野病院で、帝王切開手術を受けた産婦が死亡し2006年2月に執刀医師が逮捕された事件(2008年無罪確定)がおよぼした影響は大変大きいものでした。きつい、汚い、危険、給料安いの「4K」と言われる産婦人科医の現状や、厚生労働省と日本産婦人科学会は、自分たちがすすめる施策に不都合でネガティブな調査結果を公表していないことについて話しています。

100206池下久弥院長6.flv 

厚生労働省と日本産婦人科学会は、自分たちがすすめる施策に不都合でネガティブな調査結果を公表していないことについて、「厚労省は問題ないと言っているから、大丈夫だと思っていた」と役人のブリーフを信じている大メディアについて、健康保険法61条に反している可能性があるこの新制度について話しています。

100206池下久弥院長7.flv 

全国にある産婦人科のクリニック(診療所)は1141軒。病院の割合で数えると少ない ですが、この1141軒で、毎年50万人の赤ちゃんをとりあげているため(※ここ数年の全国の出生数は110万人程度)、生まれてくる子どもの半数をとりあげている現状、政権交代でとまどっている医師たちの状況について話しています。

〔注記〕 この記事の作成には Twilog リンクバナー を利用しています。

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 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(68歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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