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2010年05月16日(日)| 社会>ツイッター |  
Rolling Bean さんのツイート――検察裏金問題・岩手少女殺害事件

〔2010.05.17 追記〕検察裏金問題部分の動画がパンドラTVにアップロードされています。取材直前の逮捕劇~「検察史上類を見ない犯罪」の真相~(100516)(混み合っていて見られないことがあります)

〔2010.05.18 追記〕少女殺害事件部分の動画がパンドラTVにアップロードされています。三陸ミステリー 岩手少女殺害事件の真相 (ザ・スクープSP 100516) 。ただし、こちらは加入視聴者でないと見られないようです。私は一般会員(無料)に登録して加入しました。YouTube のチャンネル登録と似たようなシステムなのでしょうか?

〔2010.05.18 追記〕テレビ朝日「ザ・スクープ」(アップデートページ)に動画へのリンク(本編約55分のほかに「鳥越俊太郎×三井環 8年目の対談 特別版」約20分もあり)が追加されました。ただし、第一部(検察裏金問題)のみです。第二部(岩手少女殺害事件)は「諸般の事情により見合わせます」とのこと。「諸般の事情」の内容が気になります。

〔2010.05.23 追記〕第二部(岩手少女殺害事件)の動画が YouTube にアップロードされました。第二部(岩手少女殺害事件)(1~5を自動再生)。


本日(5月16日)午後2時に放映されたテレビ朝日「ザ・スクープ・スペシャル」<鳥越俊太郎氏VS三井環氏(検察裏金問題)>の様子を同時進行でツイートなさった Rolling Bean(@rolling_bean)さんのつぶやきを採録しました。

〔2010.05.18 追記〕より詳細にツイート(文字起こし)なさっている方を発見しました。Kazumi K(@kaz543210)さん。すごい! 力作です。というわけで、Kazumi K さんのツイートを採録しました。ただし第一部<鳥越俊太郎氏VS三井環氏>のみです。第二部の方は Rolling Bean さんのつぶやきをご覧下さい。

〔2010.05.19 追記〕Kazumi K さんが第二部<三陸ミステリー>についてもツイートをして下さってます。まだ途中のようですが、日付も変わりましたのでとりあえず既ツイート分を採録して追加しました。Kazumi K さん、お忙しい中ありがとうございます。

〔2010.05.20 追記〕<三陸ミステリー>についての Kazumi K さんのツイートが終りましたので、残りの分を採録・追加しました。Kazumi K さん、どうもお疲れさまでした。

〔注記〕 記事の末尾に関連動画・サイトへのリンクが載せてあります。

Kazumi K さんのツイート(第一部)
Kazumi K さんのツイート(第二部) 追加分(5月19、20日)
Rolling Bean さんのツイート

Kazumi K(@kaz543210)さん(第一部)  

2010年05月17日(月)

スクープスペシャル、三井環氏の検察の裏金作り告発の青写真。8年前、4月22日『ザ・スクープ』のインタビュー録り。5月の連休明け朝日新聞が大々的に報道し三井氏の一問一答を掲載する。同時に『ザ・スクープ』で三井氏の告発インタビューを放送。それらをもとに菅直人が国会で裏金問題を追及。

posted at 13:33:13

スクープスペシャル、三井環氏の検察の裏金作り告発の青写真。続き。三井氏も自ら参考人招致に応じ、裏金作りを証言する。その直後、国会内で記者会見し検事バッジをはずす。・・・これらが、三井氏が考えた一撃必殺の戦略でした。

posted at 13:35:18

この日の三井氏の検察裏金作り告発の決意が録音テープに残されていた。『私のシナリオは国会で参考人招致してもらって全部しゃべって、国会で記者会見して『こんな犯罪組織におれない』と言ってね、検事のバッジをはずして辞める。どうしても、これを成功させたい。これをやったら、人生悔いはない』

posted at 13:37:36

この時点で3日後、わが身に起こる逮捕劇を全く予期していなかった三井氏。 当時の朝日新聞編集委員、落合博実インタビュー「三井環氏は身の危険を感じていなかったんですね、彼はなかなか大胆不敵かつ自信満々な人ですから、『まさか俺に手出しはできまい』と・・・」

posted at 13:41:13

『別件(逮捕)という奥の手もありますよ』と申し上げたが・・・。三井氏と落合氏のやり取り録音テープ。三井『別件でいくら探しても、懲戒免職になるような別件はありまへんわ』 落合『ありえない?』 三井『ありえない。百歩譲っても、何らのアクションも起こせない』

posted at 13:44:41

しかし、告発計画の第一段階であるザ・スクープのインタビュー直前の逮捕劇。果たして、それは偶然だったのか。『週刊朝日』編集長、山口一臣氏『ある段階から三井さんのメディアに対する行動は、すべて察知されていたのではないか。検察庁内からメディアへ電話は盗聴されていた可能性もある・・・』

posted at 13:47:22

またあとで、続きをツイート。

posted at 13:49:54

三井環氏『裏金告発』直前 検察幹部逮捕の闇/鳥越俊太郎×三井環。鳥越『4月22日に私と会う情報がもれていた?』 三井『17日の電話でもれていた。急に翌日18日3時から検察が動き出した』 鳥越『私たちのインタビューを阻止するために動きが始まった?』 三井『それ以外ないです』

posted at 22:48:04

逮捕翌日の4月23日、民主党は役員会を開き、この逮捕劇を独自に調査してゆく方針を決定した。当時の民主党幹事長、菅直人氏『もし検察権力が自分たちの不祥事をもみ消すために使われたら大変なこと。『口封じ逮捕』だとすれば大変な職権乱用になります。』/これは『口封じ逮捕』だったのか?

posted at 22:49:45

三井環氏の直接の逮捕容疑は、神戸市内のマンションを購入した際に虚偽の転入届を提出した容疑、そして不動産の登録税を軽減する為、住宅用家屋証明書を1枚詐取した詐欺容疑。いわゆる微罪だったが、最強の捜査機関といわれる検察特捜部が自宅の強制捜査まで行った。

posted at 22:51:07

長く特捜捜査を手がけ最高権検事も務めた人物(元東京地検特捜部副部長 永野義一氏)は、この逮捕劇に首を傾げる。『東京地検特捜部で8年勤務して副部長を務めた私の感覚で率直に言うと、在宅で任意聴取して身柄拘束する必要はない。ましてや検察の特捜部が動くような事件ではない。』

posted at 23:00:55

永野義一氏『検察特捜部が捜査を行うのは、財政・経済事件や贈収賄事件。大きな犯罪を放置してはならないケースに限られる。三井事件は形式犯的要素が多い』元大阪高裁裁判官 生田暉雄氏『この程度の微罪で逮捕状を出すこと自体、異常なこと。何らかの別の意図で何が何でも逮捕する必要性があった。』

posted at 23:05:43

法務省トップの見解は違った。森山真弓法務大臣(当時)『前代未聞の犯罪であり検察官の名誉をはなはだしく汚した』/原田明夫検事総長(当時)『想像を絶する容疑』と国民に陳謝。更に逮捕後、検察幹部が連日会見を開き、さまざまな情報をリーク。次第に稀代の悪徳検事というレッテルが貼られてゆく。

posted at 23:11:47

確かに三井氏が購入したマンションに転入届けを出した事は事実である。 2002年5月、取材者『今日、弁護団3名、初めて入られる?』 弁護団『初めてです。入る鍵がなかったんです。検察が持っていてね。』/本当に三井氏は住む意思もないのに虚偽の目的で住民登録を行ったのか?

posted at 23:15:19

三井夫人『これは日曜大工の道具なんですけど』と既に日用品や補修道具なども運び込まれていた。三井夫人『障子を剥がして洗ってきれいにして張り替えるつもりで。主人は住みたいんですよ。自分がきれいにして。壁が汚れていたり障子が汚かったり、きれいにして畳も変えないといけないと・・・』

posted at 23:21:01

三井環氏宛の電気代の請求書もあり、既に電気や水道の契約も終え、マンションはすぐにも住める状態だった。

posted at 23:23:22

鳥越俊太郎氏×三井環氏/鳥越『三井さん自身が返り血を浴びるということは予想しなかった?』 三井『まさか、事件を作るとは思わなかった』 鳥越『逮捕状までは?』  三井『全然考えていなかった』/本当にそれは、裏金問題の『口封じ逮捕』ではなかったのか?

posted at 23:25:32

森山真弓法務大臣(当時)『かつて裏金の話が出た時に、十分調べて事実無根とはっきり結論がでているので今回の逮捕とは全く関係ない』、法務省と検察は、三井氏が告発した裏金問題を全面否定した。

posted at 23:29:44

その後、三井氏は元暴力団関係者から約22万円の接待収賄容疑で再逮捕。(5月10日)/森山真弓法務大臣(当時)『幹部検事が暴力団と深いかかわり合いを持ったことは論外で誠に遺憾』/森山真弓法務大臣(当時)『全然レベルが違う。想像もつかないような不祥事で当然懲戒免職になるべき』と・・。

posted at 23:35:03

三井環氏本人が否定している中、まだ裁判も始まっていない段階での懲戒免職処分。元東京地検特捜部副部長 永野義一氏『判決が出るまでは『無罪の推定』が働く。一般的には早急に懲戒処分にしない』/元大阪高裁裁判官 生田暉雄氏『裁判が始まる前での懲戒免職は不当。検察庁の人事権の乱用になる』

posted at 23:40:24

しかし・・・、原田明夫検事総長(当時)は、三井氏を厳しく断罪し、起訴に踏み切った。 『現職検察幹部による、検察史上類を見ない不祥事。本日、前大阪高検公安部長 三井環を収賄及び職権乱用の罪で起訴』

posted at 23:42:49

2002年7月30日初公判 大阪地裁。あくまでも暴力団と癒着した悪徳検事として立件しようとする検察側/それに対し弁護側の主張は、本件の逮捕・強制捜査は『口封じ』。まさに全面対決。やがて100日前まで検察の最高幹部だった人物が、かつての職場であった法廷に手錠と腰縄姿で入廷してきた。

posted at 23:49:13

裁判長『名前は?』、三井被告『三井環』、裁判長『職業は?』、三井被告『無職です』/長い拘置所生活で持病の糖尿病が悪化。この時、血糖値は300を超えていたという。

posted at 23:52:17

しかし、陳述を終える直前、いきなり立ち上がった三井氏は、かつての後輩検事たちを睨みつけ、こう怒鳴りつけた。『どちらが正義なのか!どちらが犯罪者なのか!よく考えていただきたい!』

posted at 23:54:15

三井氏は陳述の最後をこう締めくくった。『私の事件は風が吹けば飛ぶようなもの。しかし検事総長らの犯罪は、金銭も多額で重大だ!』 『ここに座るべきは、検察首脳でなければならない!』

posted at 23:55:46

この時傍聴席で何度も相槌を打つ男がいた。20年以上にもわたって検察庁に勤務した元副検事 高橋徳弘氏だ。『三井さんの証言は全くその通り、自分も経験してきたことで、まさしくその通り。』だと。

posted at 23:58:45

2010年05月18日(火)

三井氏は逮捕前、裏金作りの手口をこう語っていた『信頼の置ける人物を情報提供者に仕立て上げる。その役割は、架空の情報提供謝礼をでっち上げる。情報(提供)という形で、紙(領収書)を書いてもらう。』その情報提供者に仕立て上げられ10年もの間、架空の領収書作りをさせられたのが高橋だった。

posted at 00:02:48

元副検事 高橋徳弘氏『(上司から)頼みたいことがあると呼ばれ、偽領収書を書いてくれと言われる。それが調査活動費の裏金だという説明を受けたと思う。』/三井氏『毎日毎日ですよ、100通くらい(偽領収書を)作らなければならない。犯罪に加担させられる。それはつらいですよ、いくら考えても』

posted at 00:06:38

元副検事 高橋徳弘氏『私の記憶では一度に30枚~50枚の偽領収書を書いていた』/鳥越俊太郎氏『今振り返って自分の行為は何罪だと思うか?』/元副検事 高橋徳弘氏『明らかに有印私文書偽造・同行使詐欺罪まで行く』しかも高橋は裏金作りの決定的証拠である、実際に書いた領収書を保管していた。

posted at 00:10:47

高橋の本名は徳弘、しかし同姓の高橋正彦という情報提供者に成りすまし、偽領収書を何百枚も偽造し続けてきたという。そんな高橋に三井の裁判はどう映ったのだろうか?高橋『根底にある調査活動費が、この裁判でどう扱われるのか見たい。三井さんが言うように検察幹部も被告席に座るべき立場にある。』

posted at 00:14:12

罪状を否認し続けた三井氏の拘留は325日間。収容された大阪拘置所では名前ではなく632番と呼ばれた。1年後の2003年3月、保釈された三井氏は悔しさをぶちまけた。『検察のでっち上げに対する怒り。腹の底が煮えくりかえるような心境』保釈されるや精力的に裏金告発キャンペーンを展開した。

posted at 00:21:28

『検察の裏金作りは犯罪なんです。検察が犯罪を犯しますと、チェックする組織が日本にはありません』逮捕は口封じの為で自分は無罪だと徹底抗戦する三井氏。そんな彼に裁判所が下した判決は、1審判決、主文、被告人を懲役1年8月に処する。まさかの実刑判決。大方の予想を覆し、執行猶予なし。

posted at 00:24:39

元大阪高裁裁判官 生田暉雄氏『普通に考えたら非常に不当な異常な判決。検察庁の権威が失墜することが、日本にとっては好ましくないという判断』/元東京地検特捜部副部長 永野義一氏『調査活動費の一部が飲食費等に使われていた。裏金はあった。僕は否定できない。』

posted at 00:31:39

三井氏は即日控訴するが、2007年1月、2審の大阪高裁は控訴棄却。そして最高裁からその上告棄却通達が届いたのは一昨年の夏のことであった(2008年8月)/三井氏『上告棄却通達を見て、法務・検察の犯罪を隠すために逮捕された。それが争点なのに何ら判断していない。最高裁の価値ないね。』

posted at 00:37:11

三井氏は最高裁には原稿用紙200枚を超える上告趣意書を提出していたが、棄却理由はたったの4行。まさに門前払いであった。そして1ヵ月後、三井氏の元に刑務所に収監する通達が届いた。元の職場、大阪高検から届いた呼び出し状。『貴殿に対する次の刑が確定したから、受刑のため出頭されたい。』…

posted at 00:39:25

収監前夜、子供達も駆けつけた最後の晩餐。三井氏は酒をあおって泥酔した。三井厚子夫人『もう悔しくてたまらない。お酒を飲まずにいられない。酔っ払って苦しそうでした。どうしてあげることもできなくて…』/三井氏『悔しい思いはあります。相手(検察幹部)は、のうのうと町を闊歩しとるんだから』

posted at 00:45:28

そして翌朝、遂にその時はやってきた。2008年10月17日、収監。三井氏は収監当日の思いを手記に綴っている。(月刊『創』2008年12月号)/『こんな罪をでっち上げられて、刑務所に送られるなんて、悔しい気持ちでいっぱいです。』(三井氏の手記より)

posted at 00:52:20

出頭する三井氏『最高裁も逃げた感じやね。(口封じについて)避けた感じやね』/三井氏は出頭に同行した今西憲之記者にあるものを託した。『自宅から大阪高検に向かう途中で、三井さんの大阪高等検察庁公安部長検事の身分証明書と検察バッジを僕に手渡してくれた。もう1回『リベンジ』をするんだと』

posted at 00:59:39

三井氏が託したものは、まさに法の番人、検察官の証。バッジの裏側の検察官1553の刻印は三井氏固有の番号だ。そして最後にこう言い残した。『今の検察には正義はない。バッジをする資格はない。1日も早く出所して検察ともう1回戦う。もう一度このバッジを見て、自分の気持ちを奮い立たせたい。』

posted at 01:03:18

(三井氏の手記より)『まだあきらめたわけではない。出所したら、またやりまっせ。今、車が大阪高検前に到着しました。三井環、今から行ってまいります!』//三井氏が収監のために出頭した先、そこは公安部長にまで上り詰めたかつての職場であった。

posted at 01:09:43

2008年10月、三井氏は静岡刑務所に収監された/三井氏『処遇部長が回ってくると、いつも「三井よ、辛抱せえ。はよ仮釈放や」と言ってくれた。涙か出るほどうれしかった。それは私の事件を知っているから』仮釈放認可率97.7%(2004年度)。しかし何故か三井氏にだけは認められなかった。

posted at 01:17:22

今年。2010年1月18日、出所。満期いっぱいおよそ450日にも及んだ獄中生活。『三井さん、お疲れさま。』出所するや支援者たちの前で、三井氏は怒りを爆発させた。『(仮釈放の却下について)ひどすぎる。やり方が汚い。しかし、ファイトが湧いてきた!』

posted at 01:21:55

三井氏の獄中生活手記の最後に『私は検察を愛しています。生まれ変われるならば、また検事になるでしょう』と。三井氏は現在65歳『刑務所に入って健康体になりました。戦いはこれからです。命ある限りやります!』三井氏の戦いはまだ第2章の幕が上がったばかりである。この国の正義のあり方を求めて

posted at 01:27:55

鳥越俊太郎氏×長野智子氏。鳥越氏『8年ぶりに会ったわけですが、あの時に対面が実現していれば状況変わったかなぁ、と、ちょっと悔しいですね。』/長野氏『そうですよね、そして8年前に三井氏が鳥越さんに告発しようとした検察の裏金問題なんですが、実は大阪高裁は、その事実を認定しています。』

posted at 01:31:35

大阪高裁判決:被告の直接体験の限度で不正流用の事実があったと言わざるを得ない。現職の幹部検察官が、テレビ報道などで不正流用の事実を生々しく語るということになれば、検察庁の威信を失墜させかねないと憂慮していたであろうことは容易に推認される。しかし・・・

posted at 01:34:31

このような事情があったからといって、本件逮捕が違法とはならない。…つまり口封じ逮捕とも考えられるが、犯罪があったから有罪である。…と、いう、検察側の理屈。…

posted at 01:36:13

鳥越氏『裁判所は、大阪高裁が裏金の認定をした、裏金があったと認めたことは非常に重い。裁判所が認定した裏金問題を法務省も裁判所も検察庁も全く黙殺したんです。通常、外務省や県庁などで裏金が発覚した場合は、返金し謝罪をするというのが普通です。しかし今回検察だけは全く誰も謝罪していない』

posted at 01:41:32

長野氏『三井氏がその全てが裏金化していると告発した検察の調査活動費の推移、98年度の5億5千万円をピークに、裏金疑惑の表面化とともに減少し、ここ3年間はピーク時のおよそ8分の1の7500万円にまで激減。検察庁はこの理由について「情報収集の効率化のための予算に振り替えた」とした。』

posted at 01:49:12

鳥越氏『ちょっと苦しい言い訳ですね。裏金があったということで正規の使い道がなくなったということなんでしょうけど』/長野氏『全て裏金化している、と三井さんが言っているわけですから。』/鳥越『三井さんは逮捕されましたが、裏金が減少しているという点では告発自体は有効だったということ。』

posted at 01:53:36

最近、検察の暴走という事がよく言われていますが、それは小沢幹事長の資金問題やライブドア事件、村木厚生労働省の局長の文書偽造事件など、強引な捜査手法、そしてその強引な捜査手法を通すためにマスコミにリークをして、世論を作って、風を吹かせて、強引な捜査手法をそのまま続ける事への批判だ。

posted at 01:59:29

この検察の暴走が批判されているのですが、その原点が実は8年前の三井さんの事件にあったのではないのか、つまり検察庁の強引さと、それをチェックできないマスコミ。これらは実は共犯関係にあるんじゃないかというのが私の思いです。(鳥越)

posted at 02:05:20

そのままのリーク情報を流すマスコミ。(長野)/そして世論が出来てしまうんですね・・・。(鳥越)/通常、実はマスコミの犯罪報道というのは、警察や検察など捜査当局から入手した情報に基づいて行われることが殆どなんです。(長野)

posted at 02:10:03

Kazumi K(@kaz543210)さん(第二部)  

2010年05月18日(火)

「ザ・スクープSP」第2部『追跡!三陸ミステリー 岩手少女殺害事件の真相』/この事件の指名手配写真をご覧になったことがありますか?17歳の少女殺害事件で犯人逃亡中とされ報奨金100万円をかけて全国に指名手配されている小原勝幸容疑者。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 19:30:52

昨年6月に行われた日本の犯罪史上前代未聞の記者会見。(日本弁護士連合会、2009年6月19日)その家族が警察の怠慢捜査で真犯人が野放しになっていると訴えた。懸命の独自調査により捜査当局発の事件報道からは窺い知れないもう一つの真実が浮かび上がってきた。 #iwate_kuroki

posted at 19:43:15

容疑者の父親『指名手配の親がこんな所にでて来るなんて前代未聞だと思いますが、あまりに権力の使い方がひどい』/小原容疑者の父親は息子を殺人犯と断定した指名手配の停止を求め、日弁連に人権救済を申し立てる。父親『どこかで殺されているのではないか。再捜査求む』 #iwate_kuroki

posted at 19:54:42

再捜査を求める気持ち、それは加害者家族も被害者家族も同じだった。2009年5月13日、岩手県警。なんと容疑者家族と被害者家族が、ともに独自に調査した結果を警察に提出して、こう訴えた。『適切な再捜査を行い、真相を解明してほしい。』 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:00:09

2008年7月1日、岩手県の山中で発見された少女の遺体。それが、このミステリアスな事件の始まりだった。被害者、佐藤梢さんが家族とともに暮らしていた宮城県登米市でその消息を絶ったのは遺体が発見される3日前のことだった。(2008年6月28日被害者失踪) #iwate_kuroki

posted at 20:07:22

一緒にいた友人によれば、失踪当日の夜10時すぎ、男から佐藤梢さんの携帯に電話がかかる。佐藤梢さんは電話を切った後『小原なんだよね。今から会えないか、みたいなことだった。』この時、佐藤梢さんを呼び出したのが全国指名手配中の小原勝幸容疑者(当時28歳) #iwate_kuroki

posted at 20:18:54

2人はコンビニで待ち合わせた/長野智子:被害者の佐藤梢さんは2008年月6月28日の夜11時頃、待ち合わせのコンビニの防犯カメラに映ったのを最後に消息を絶った/警察は、小原容疑者が車中で佐藤梢さんの首を絞めて殺害し、岩手県の山中に遺棄したとみている。 #iwate_kuroki

posted at 20:30:30

長野智子『(小原容疑者と殺害された佐藤梢さんの間に)恋愛関係は?』、梢さんの友人『ないですね、全く』/見えない殺害の動機。小原容疑者は本当に殺害・遺棄の実行犯なのか?その足取りを改めて追った。2008年6月29日、遺体発見2日前。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:37:26

長野智子:小原容疑者は梢さんを呼び出した2008年月6月28日の翌朝9時ごろ、車で4時間ほど離れた岩手県田野畑村の弟の家に一人で現れました/小原容疑者は、この日の朝、宮城県登米市からおよそ230キロ離れた生まれ故郷の岩手県田野畑村で目撃されている。 #iwate_kuroki

posted at 20:42:59

小原容疑者の弟『(小原容疑者は)見た感じはいつもと変わらなかったですけど、右手をけがしていた』/同じ日に小原容疑者が友人にメールで送った写真がある。撮影日は6月29日。小原容疑者の右手の薬指と小指は出血し赤く腫れている。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:47:31

小原容疑者の弟『(小原容疑者に)「どうした?」と聞いたら「壁を殴った」と。』、長野智子『かなり痛がっていた感じ?』、小原容疑者の弟『そうですね。(ご飯を食べる時に)はしが使えなかったのでフォークを出しました。』 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:50:08

長野智子:小原容疑者の右手は腫れあがり、箸も持てない状態でした。そこで、その日の夜7時すぎ小原容疑者は弟に付き添われて済生会岩泉病院に治療を受けにやってきました。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:55:08

佐藤梢さんの死因(死体検案書から)、首を絞められたことによる窒息死。死亡推定日時は小原容疑者が病院を訪れた翌日の6月30日から7月1日にかけてとされている。利き手の右手をけがした状態で、単独での犯行は可能なのか? #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 20:59:07

長野智子『その状態で日常生活はできるのか?』、済生会岩泉病院 八重樫医師『できないです。はしを持てないと思います。』//長野智子『人を殺したり、単独で犯行をすることは?』、済生会岩泉病院 八重樫医師『無理ですね、無理だと思います。』 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 21:02:49

【疑問1 右手のけが】元警視庁巡査部長、黒木昭雄氏はこの事件に疑問を懐き2年にわたり独自調査を続けている/黒木氏『小原容疑者は右手に機能障害を負うほどの大きなけがをしていた。そのような状況でたった一人で、被害者の身長160cm、体重52kg。この重量を一人で片手で遺棄できるのか』

posted at 21:12:04

長野智子:梢さんの体重と同じ重さの砂袋を用意しました。これを使って右手を使わずに遺棄できるのか実験してみたいと思います。男性スタッフ「かなり重い、持ち上げることはできない。とても無理です」男性一人では全く持ち上げることはできなかった。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 21:17:15

2008年7月1日、遺体発見当日/長野智子:右手を治療した後、弟の家に2泊した小原容疑者は7月1日の朝、幼なじみの男性宅を訪問しました/幼なじみの男性『朝の9時頃来ました』、長野智子『変わった様子はなかった?』、幼なじみの男性『特になかった。出て行ったのは夕方の5時すぎだった。』

posted at 21:22:35

【疑問2 小原容疑者のアリバイ】佐藤梢さんの死亡推定日時は失踪2日後の6月30日から遺体が発見される7月1日にかけて。しかし、小原容疑者は6月29日から30日にかけて岩手県田野畑村の弟の家に宿泊。6月30日の午後と7月1日の午前9時以降は知人男性宅におり、アリバイが成立する。

posted at 21:27:06

長野智子『(アリバイについて)警察には話した?』、幼なじみの男性『全部しゃべりました。ありのまま全部。』、長野智子『警察はどんな反応でしたか?』、幼なじみの男性『警察は、最初から小原容疑者を犯人と決め付けて、犯人と断定したしゃべり方でした。』 #iwate_kuroki

posted at 21:30:55

小原容疑者が男性宅から買い物のため外出したのは7月1日の佐藤梢さんの遺体が発見されたおよそ30分後の午後5時頃、そして7時半ごろ戻ってきた時、様子が一変していた/男性『行く前と態度が違って取り乱して「頑張っても誰も認めてくれない」とか車が通ると警察が来たんじゃないかと見て震えた』

posted at 21:42:44

同じころ、小原容疑者は弟にこんな悲観的なメールを送っている。「人生やり直せるかな」/長野智子:さらに佐藤梢さんの遺体が見つかった日の夜9時ごろ、小原容疑者は田野畑村近くの県道で自動車事故を起した/小原容疑者が事故を起した直後、現場を通った男性がいた。 #iwate_kuroki

posted at 21:50:14

事故直後に現場を通った男性『車は真正面で電柱にぶつかっていた』、長野智子『真正面から電柱にぶつかっていた?』、男性『斜めじゃなくて、まっすぐです』/小原容疑者はかなり酔っ払っており男性が車で田野畑村の実家まで送ったという。男性『もう俺はおしまいだとか、死ぬしかないとか言っていた』

posted at 21:58:32

この日の夕方、小原容疑者の身に何が起こったのか?/元警視庁巡査部長 黒木昭雄氏『田野畑村から遺体が発見された川井村までの距離は片道車で2時間かかります。往復4時間です。梢さんを殺害してかつ遺体を捨てに行って帰ってくるということは時間的にも距離的にも無理なんです。』

posted at 22:02:55

長野智子『遺体が発見された日だが、まだ報道もされていない時に小原容疑者の様子が一変するという証言がある』、元警視庁巡査部長 黒木昭雄氏『誰かに梢さんの遺体が見つかったということを伝えられていなければ(小原容疑者が)突然取り乱してしまうということは多分なかったであろう』

posted at 22:04:33

7月2日、遺体発見翌日/その日の夜、田野畑村の実家に一泊した小原容疑者は翌日の早朝親戚の男性を訪ね、ある頼みごとをする/親戚の男性『車が故障した。思惟大橋まで乗せてってくれないかと』小原容疑者は何度も行き先を変更し最終的に車を降りたのは鵜の巣断崖へと続く一本道の辺りだったという。

posted at 22:15:38

親戚の男性『鵜の巣断崖へと続く一本道の辺りで(小原容疑者は)携帯で電話していた』、長野智子『携帯で電話をしていた?』、親戚の男性『ここで最後…』/その後小原容疑者は歩いて鵜の巣断崖へ向かったと思われる。三陸海岸が一望できる景勝地だが自殺者が多い場所。 #iwate_kuroki

posted at 22:22:16

長野智子:鵜の巣断崖に到着した小原容疑者はここから弟に自殺をほのめかすメールを送っています。午前9時27分「サヨウナラ 迷惑な事ばかりでごめんね」/同じ頃、小原容疑者は知人男性にも自殺をほのめかす電話をかけていた。男性『今、鵜の巣断崖にいる、飛び降りるところだ。世話になったなと』

posted at 22:25:08

知人の男性がスクーターで駆けつける/幼なじみの男性『突端の木のところにいた。木に寄りかかる感じで、来たときは携帯で誰かと話をしていました。(小原容疑者の)相手と話す雰囲気を見て大丈夫、これは死なないなと思ったので帰りました。』/これが小原容疑者の最後の目撃証言となる。

posted at 22:32:46

しかし最大の疑問はこの時の電話の相手/幼なじみの男性『久慈署の刑事だと思います。』、長野智子『どうして、それは分かったのですか?』、幼なじみの男性『小原容疑者がしゃべっている内容とか』、最後の電話の相手はなんと刑事だったという。殺人を犯したとされる人物がなぜ警察に電話をするのか?

posted at 22:36:26

その謎を解明する鍵はある少女が握っていた//長野智子『お名前を教えていただけますか?』、少女『佐藤梢です』//2人の佐藤梢//我々の前に現れた佐藤梢さん、彼女こそ、この事件の真相に迫るキーパーソン。//もう一人の佐藤梢。 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 22:42:57

長野智子『亡くなった佐藤梢さんとはどういう関係?』、少女『高校の時の同級生で仲良しの友達』/ここにプリクラ写真がある。1人は今回【インタビューに応じてくれた佐藤梢Aさん】。そして、その横は【殺害された佐藤梢Bさん】。2人は全くの同姓同名で高校の同級生、仲の良い友人だったという。

posted at 22:47:34

佐藤梢Aさん『小原勝幸容疑者が元カレなので』。彼女こそ小原勝幸容疑者の交際相手だった。佐藤梢Aさんが小原容疑者と初めて出会った場所を案内してくれた。佐藤梢Aさん『角にゲームセンターがあって、そこで遊んでいて声を掛けられた』、長野智子『【被害者の佐藤梢Bさん】と一緒に?』、『はい』

posted at 22:52:16

なんとこの時、亡くなった佐藤梢Bさんも一緒だったという。3人は友人関係となり特に佐藤梢Aさんは小原容疑者と交際するようになる/長野智子『小原容疑者は、どういう人物?』、佐藤梢Aさん『気性は荒いです。機嫌が悪いと別に怒ることじゃないとこでキレる。ただ自分より強い人には何も言わない』

posted at 22:56:14

そして、2人が付き合い始めた3ヵ月後、ある事件が起きる/佐藤梢Aさん『(小原容疑者が)先輩と揉めていて、行かなきゃいけないと私は聞いて、それで(小原容疑者の)弟と私と本人とで、その恐喝した人の家に行った』 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 23:03:51

2007年5月1日、恐喝事件//小原容疑者と弟と佐藤梢Aさんが岩手県田野畑村近くのX氏の自宅を訪れたのは殺害事件のおよそ1年前。小原容疑者がX氏の紹介した仕事場から逃げ出したことを謝罪するためだった。佐藤梢Aさんは車に残り、小原容疑者と弟がX氏宅へあがったという。

posted at 23:06:18

佐藤梢Aさん『(小原容疑者は)仕事を紹介してもらったけれど、その仕事をバックレちゃって俺の面を汚したなという話になったみたい』/複数の関係者によると、その時小原容疑者は日本酒を持参し謝罪をしたがX氏は小原容疑者の口に日本刀を入れ「俺の顔を潰したから120万円払え」と迫ったという。

posted at 23:10:52

佐藤梢Aさん『戻ってきた時のおびえ方がすごかったです。(口に)日本刀を入れられて色々言われて歯に日本刀が当たってカチカチいって本当に怖かったって言っていました。』/小原容疑者はX氏に120万円の借用書を書かされ、さらに連帯保証人を立てるよう小指に包丁を当てられ脅迫されたという。

posted at 23:13:57

佐藤梢Aさん『指切れてるし』、長野智子『小指?切れているの?』、佐藤梢Aさん『切れていた。血が出ていて(小原容疑者は)白いジャージを着ていたが、ズボンにも血が付いていた。』/そして、小原容疑者は連帯保証人として(交際相手だった)佐藤梢Aさんの名前を書いてしまったという。

posted at 23:16:59

小原容疑者の父親もこの件を聞いていた/小原容疑者の父親『初めは弟に「保証人になれ」と言ったらしいんですが、弟が「嫌だ」と言ったら、車で待っている佐藤梢さんの名前を勝手に書いたらしいんです。』 #iwate_kuroki #ISOP226

posted at 23:23:00

2010年05月19日(水)

長野智子:その後、小原容疑者は恐喝のお金を払わずに逃げ続けますが佐藤梢Aさんにも電話がかかってきたため、2人で岩手県久慈署を訪れ、恐喝の被害届を提出しました。それが殺害事件の1ヶ月前2008年6月3日のことでした。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 09:24:51

長野智子『警察からはどんなことを聞かれた?』、佐藤梢Aさん『行くまでの経路と日にちと、誰と行ったか』/恐喝事件の被害者だったという小原勝幸容疑者と、その連帯保証人だった佐藤梢Aさん。しかし、被害届提出のおよそ一ヵ月後、状況は一変する。 #iwate_kuroki #scoopSP

posted at 09:30:03

6月28日、佐藤梢Bさん失踪当日。この日交際相手だった佐藤梢Aさんは盛岡競馬場の近くで小原容疑者と待ち合わせをしていましたが、小原容疑者に嫌気がさして宮城県内の実家に逃げ帰ったといいます/佐藤梢Aさん『別れたというか、逃げてきました』 #iwate_kuroki #scoopSP

posted at 09:36:03

その後、実家に逃げ帰った佐藤梢Aさんに小原容疑者から突如緊迫した声で電話がかかってきたという。/佐藤梢Aさん『被害届の取り下げをするからお母さんと一緒でもいいから一回来てと言われ、私が一緒に行かなきゃ取り下げできないと言われた、と』 #iwate_kuroki #scoopSP

posted at 09:40:18

なぜか突然、恐喝事件の被害届を取り下げたいと言い出した小原容疑者。だが、佐藤梢Aさんは同行を拒否。そのせいだったのか、小原容疑者が “もう一人の佐藤梢Bさん” を呼び出したのはまさにその夜だった。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 09:48:39

佐藤梢Aさん『その日に梢ちゃんがいなくなったので、あぁ・・・みたいな』、長野智子『もしかしたら自分の代わりにみたいな?』、佐藤梢Aさん『そうですね』、長野智子『今は亡くなった佐藤梢さんに対してどんな気持ちですか?』、佐藤梢Aさん『私のせいなのかな。』 #iwate_kuroki

posted at 09:51:53

【疑問3 警察は知っていた!?】長野智子:殺害事件の前後、小原容疑者はなぜか恐喝事件の被害届を取り下げようとしていました。そして、そのために久慈署のY刑事に頻繁に電話をしていたようです。幼なじみの男性『携帯で話していました。刑事さんだと思うが、被害届を出したとか、そんなことも…』

posted at 09:54:56

Y刑事は、被害届取り下げの申し出を拒んだと思われる。遺体発見前日6月30日のメール「久慈の警察に電話してX氏の件取り下げようとしたら駄目だった。県警が事件扱い処理したからって」同じ日の夜8:30頃、小原容疑者は再び刑事に電話をして被害届の取り下げを求めています。 #scoopSP

posted at 10:04:36

この時、父親もその刑事と話をしました/小原容疑者の父親『息子が出した被害届を取り下げたいと本人が言っているので取り下げて欲しいと言った。刑事さんは「こういった男を放っておくと勝幸君と同じような目に遭うやつがまた出る、あと2,3日で逮捕するので取り下げないでください」と言うんです』

posted at 10:11:30

さらに小原容疑者が忽然と姿を消した7月2日も最初は久慈署へ向かおうとしていたという。小原容疑者の父親『「久慈の刑事さんのところに行かなければいけないから連れて行ってくれないか」と』そして小原容疑者の最後の目撃証言となる鵜の巣断崖で携帯で話していた相手も久慈署のY刑事だったという。

posted at 10:14:46

幼なじみの男性『(小原容疑者は)しゃべっていましたけど、久慈署の刑事だと思います。』、長野智子『どうして、それは分かった?』、幼なじみの男性『家にいた時と同じような内容だったから。』 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:17:39

同じころ、小原容疑者から自殺をほのめかすメールを受け取った佐藤梢Aさんも久慈署のY刑事に電話をしたという/佐藤梢Aさん『鵜の巣断崖にいるみたいだから行ってみてもらえませんかと言ったら、わかったと言って、電話が切れた』、長野智子『それは誰が?』、佐藤梢Aさん『警察さん』

posted at 10:24:29

長野智子:しかし、警察が当時鵜の巣断崖に駆けつけた形跡はありません。それどころか、警察は小原容疑者が鵜の巣断崖にいることを知りながら積極的に動こうとはしなかったといいます。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:26:52

小原容疑者の父親『(小原容疑者捜索のための)刑事さん、警察犬を出せないですかと言ったんです。そしたら(刑事が)お父さん、警察犬は数十分単位でお金が掛かりますよ?高いですけれども、お父さん払えますか?と…。』 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:30:04

なぜか小原容疑者の捜索を事実上放置した警察。それは鵜の巣断崖周辺に住む住民の目にも奇妙に映っていた/長野智子『捜索に出られたんですか?』、周辺の消防班長『出なかったと思う』、長野智子『この辺りで検問や警察が配備していたのはご覧になりましたか?』、周辺住民『そういうのも見なかった』

posted at 10:34:21

さらにもう一つ、奇妙な事実がある。身元判明12時間前の電話である/遺体が発見された翌日の早朝、岩手県警が問い合わせの電話を入れたのは実際に殺害された佐藤梢Bさん宅ではなく、恐喝事件の保証人だった佐藤梢Aさんの家だった/佐藤梢Aさんの父親『朝の5時ごろに宮古署から電話がありまして』

posted at 10:37:34

その時、警察が発したという驚くべき質問/佐藤梢Aさんの父親『「お嬢さんは無事ですか?いますか?」という電話がありました。娘から佐藤梢Bさんが行方不明になっていると聞いていたので、あれっ?と、もしかすると岩手県警は佐藤梢が2人いることを分かっていないと』 #iwate_kuroki

posted at 10:41:53

警察から電話があったのは、遺体の身元が判明する12時間も前。当初警察は殺害された佐藤梢Bさんを、恐喝事件の連帯保証人になっていた佐藤梢Aさんだと考えた可能性が高い。つまり、警察は殺人事件と恐喝事件の接点に逸早く気付いていたのだ。 #iwate_kuroki #scoopSP

posted at 10:45:20

長野智子:当初、恐喝事件の捜査に前向きな姿勢を示していた久慈署ですが、殺害事件後、恐喝事件を捜査した形跡は見られません。それどころか殺害事件からおよそ3ヵ月後警察は被害届を受理したことさえ曖昧にしたのです。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:46:46

Y刑事と小原容疑者の父親のやりとりの録音テープ/Y刑事『被害届自体は受理してないもの。本人がいないんだもの』、父親『はっきり「2,3日で逮捕する。被害届を取り下げないで」と言ったでしょ』、Y刑事『それは言っていません』、父親『ひどいですね』 #iwate_kuroki

posted at 10:54:51

今度は一転、被害届そのものを否定した。あまりに不自然な警察の対応、その裏側を黒木昭雄氏はこう読み解く。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:58:21

黒木氏『岩手県警久慈署がちゃんとした対応をして恐喝事件を捜査していれば、この佐藤梢Bさんが殺される事件さえもなかった可能性がある。県警とすれば、これが事実であって発覚すれば大変なダメージになる。組織的に隠さなければいけなくなった。』 #iwate_kuroki #scoopSP

posted at 11:01:31

この事件の最大の謎。あの断崖絶壁から小原容疑者はいったいどこへ消えたのか/長野智子:小原容疑者の所持品は、最後に目撃された日の翌日、警察ではなく清掃作業中の町役場の職員によって発見された。崖にはサンダルや財布、免許証など所持品も殆どが残されていた。 #iwate_kuroki

posted at 11:06:29

【疑問4 小原容疑者はどこへ?】警察はこの失踪を、小原容疑者は自殺を偽装し、逃亡したとしている。しかし、鵜の巣断崖は国道から約2.5km、徒歩約35分程度かかる。お金も所持品も全て失い裸足の小原容疑者はいったいどうやってどこに消えたのだろうか。 #iwate_kuroki

posted at 11:09:11

黒木昭雄氏『素足の状態でここから歩くということは不可能だと思います。逃げる場所がない。公共の交通機関がまったくない。どこがで車を盗むとか何なりの方法をしなければならないけれども、そういった形跡、痕跡はまったくない。』 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 11:11:07

追跡!三陸ミステリー 断崖から消えた『指名手配犯』 小原勝幸(当時28歳)//三陸海岸の断崖絶壁から忽然と消えた小原容疑者。その後の一切の足取りもその存在の痕跡すら見つかっていない。・・・・。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 11:15:21

続き、またあとでツイートします。

posted at 11:15:54

Y刑事含めイニシャルの人物数名の実名求めます。Y刑事は音声編集もしていて不愉快でした。 RT @hiroto_yokoyama: Y刑事とは? 実名を明かして追求すべきでは? RT @kaz543210: Y刑事『被害届自体は受理してないもの。本人がいないんだもの』 #iwate_kuroki

posted at 11:29:56  [RT(引用)元]

2010年05月20日(木)

スクープ・スペシャルの書き起こし、大事な部分抜かしたことに気付いたー。

posted at 10:11:13

断崖から消えた『指名手配犯』/佐藤梢Aさんが語った警察の捜査怠慢疑惑。佐藤梢Aさん『警察は何も話を聞きに来ない。やる気がない。(事件の真相を)隠すことにいっぱいいっぱいで、これ以上、捜査をする気がないとしか私には見えない。』/なぜ警察は動かないのか? #iwate_kuroki

posted at 10:17:52

長野智子×鳥越俊太郎/鳥越『ミステリーだな』、長野『実際に取材してみると、これまで目にしてきた報道と全く違う面が見えてきました。小原容疑者を巡っては2つの大きな謎があります』(1)佐藤梢Bさんを殺害する“動機がない”。(2)死亡推定日時の“アリバイがある” #iwate_kuroki

posted at 10:27:34

長野智子:私たちが取材した限り、小原容疑者と殺害事件を結びつけるものは、失踪当日に小原容疑者が佐藤梢Bさんを呼び出したことだけなんですね。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:34:42

長野智子:しかも、梢さんがいなくなってから遺体が発見されるまでの間、小原容疑者は恐喝事件の被害届取り下げのために警察に何度も電話をかけている。犯人が警察に電話をかけるものか?と疑問もありました。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:36:24

長野智子:それにもかかわらず、警察は指名手配のポスターで『17歳の少女を殺害した犯人です。』と断定しています。そして、報奨金100万円までかけて、全国に指名手配までしています。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:38:57

長野智子:日本の指名手配者はおよそ1200人いるのですが、その中で、懸賞金をかけられているのは、わずか4人だけです。極めて異例な状況なのです。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:41:22

長野智子:その一方で、小原容疑者が失踪直前までこだわっていた恐喝事件。これと関連付けて、警察が再捜査しているところは全くみえない。小原容疑者の家族や佐藤梢Aさんらは、この恐喝事件などの事実を警察に情報提供しました。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:43:17

長野智子:小原容疑者の家族や佐藤梢Aさんらは、さらに記者会見も開きました。それでも、未だにきちんとした捜査はされていない。極めて警察の対応が不自然、理解しがたいものでした。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 10:45:51

鳥越:推論。恐喝の被害届を出した人物が殺害された場合、未然に防げなかった警察の責任が問われる。但し今回殺害された人物は、実は身代わりで同姓同名の佐藤梢さん。いずれにしても隠蔽ということなら辻褄が合う。小原容疑者を恐喝したXという人物はどうしているか? #iwate_kuroki

posted at 10:54:16

長野:私たちもX氏に会ってきました。そして黒木昭雄さんの取材と私たちにX氏はこう応えています。//X氏『頭を殴って10万円払うよう要求しただけで日本刀で恐喝はしていない。その件は、岩手県警にも話した。早く小原容疑者が捕まり、全てを語って欲しい。』 #iwate_kuroki

posted at 10:56:25

この謎だらけの事件ですが、事件の再捜査について番組は岩手県警に質問状を送りました/Q1.小原容疑者の家族らの情報提供と再捜査の要望に対してどう対応していますか?、A1.被疑者家族を含め様々なご要望等を受けており、これらを参考にして捜査を進めています。 #iwate_kuroki

posted at 11:01:04

番組から岩手県警への質問状/Q2.恐喝事件の捜査状況はどうなんでしょうか?「怠慢捜査ではないか」という指摘に対してはどう考えるか?、A2.個別事件の捜査状況についてはコメントできません。・・・・。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 11:02:49

この事態を受けまして、異例な状況が起きています。先月15日、岩手県田野畑村の地元の人々が岩手県副知事に約2600人分の署名を提出しました。この事件の徹底捜査を強く求めます。 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 11:04:16

「ザ・スクープスペシャル」/鳥越俊太郎『これはちょっと、異なる角度からこの事件をもう一度見直す必要がありますね。特に上級の県警や警察庁はぜひやっていただきたい!』/長野智子『徹底調査、お願いしたいと思います!』 #iwate_kuroki #scoopSP #ISOP226

posted at 11:10:11

黒木さんのサイトをもう一度読み直してみたいと思いました。この番組の第1部と第2部の共通性は「検察・警察など権力が都合のいい事件を作り出し、冤罪は作り出される、という恐ろしさ、汚さ、深さ。」を伝えているように思う。悪質報道番組に麻痺した私には素晴らしい優良番組に思えたのが悲しい。

posted at 11:29:55

ありがとうございます。Y刑事=岩手県警刑事課の千葉警部補。 http://bit.ly/bRflyy RT @kuroki_akio: @kaz543210 ズバリ、岩手県警刑事課の千葉警部補です。ブログにも実名表記。 #iwate_kuroki

posted at 12:05:13  [RT(引用)元]

「私は検察を愛しています。生まれ変われるならば、また検事になるでしょう」と言う三井氏が浮かぶ、たぶん同じ気持ち RT @kuroki_akio: @hiroto_yokoyama 私は「明日死んでも良い」という覚悟で過ごしています。自分の手で腐った警察を変えたい。改革された警察を見たい。

posted at 12:22:48  [RT(引用)元]

2010年05月16日(日) Rolling Bean(@rolling_bean)さん  

鳥越さんの説明。内部告発封じによる逮捕。三井さんとの8年目の対談実施。止まっていた時計が動き始めた。小沢問題での検察の手法の問題、原点は三井さんの事件にあったのではないか。

posted at 14:09:24

三井さん「人生に悔いはない。悔いがあるのは法務・検察。戦い続ける」 取材テープ「2次会、3次会はどんちゃん騒ぎ。一晩で多いときは30万」実名露出が身を守るというのが朝日の落合さんのアドバイスだった。

posted at 14:11:02

最終的に菅直人氏が引き受けてくれた。3月にいろんな資料を届けて内部告発を。菅直人氏は政策秘書に資料を集めさせ、三井さんは意を決した。実名告発のスケジュール。GWあけに朝日が出すという日程。4月22日録画、朝日が一問一答を掲載、同じ時期に放送。管直人が国会追及、参考人、バッジを外す

posted at 14:13:51

どうしても成功させたい。これを成功させれば人生に悔いはない。恐れはなかった。三井さんは、大胆不敵自信満々な人、まさか俺に手出しはできない、と三井さんは思っていた。別件は100%ありえないと思っていた。

posted at 14:14:51

ある段階から、三井さんとメディアのやりとりが、盗聴など含めて動きがすべて察知されインタビュー阻止のための行動。民主党は逮捕劇を独自調査の決定。「口封じ逮捕だったら大変な職権乱用」(菅直人氏)

posted at 14:16:12

「口封じ逮捕だったのか」神戸市内のマンション購入での嘘の転入届、登録税軽減のための住宅用家屋証明書の詐取。検察特捜部は自宅捜査まで。東京地検特捜部副部長の経験では身柄拘束する必要はなく、検察特捜部が動くような事件ではない。(特捜部が動くのは)それなりの放置できない大きな犯罪。形式犯にはない。

posted at 14:19:28

この程度の微罪に逮捕状を出すことが普通ではない(生田さん)。ただ、森山法相、原田検事総長などは前代未聞とした。様々な情報リークがあり、稀代の悪徳検事という情報になっていった。

posted at 14:20:33

本当に三井さんは住む目的もなくマンションを買ったのか?すでに日用品や居住用具も搬入されていた。夫人の談話。また、電気や水道の契約も済んでいた。鳥越さん「返り血を浴びるとは?」、三井さん「逮捕されるとは思っていなかった」森山法相「今回の裏金のことはまったく関係ない」

posted at 14:22:32

森山「(暴力団との関係は)論外、まことに遺憾、全然レベルが違う、想像もつかないようなこと、懲戒免職になるべき」と。しかし、裁判が始まる前に懲戒免職とは不当(推定無罪の原則から)。

posted at 14:23:38

検察トップは厳しく断罪し、起訴した。2002年7月30日。あくまでも暴力団と癒着した悪徳検事としようとする検察側。(これに対し)弁護団は口封じと(反論)する。まっこうから対立。100日前まで検察の最高幹部(であった三井さん)が手錠と腰縄で法廷に。長い拘置所生活で血糖値が300を超えていた。

posted at 14:25:20

三井さんは陳述が終わる寸前、突然立ち上がり、「どちらが正義なのか、(私とそこにいるあなたたちと)どちらが犯罪者なのか、よく考えていただきたい」とかつての部下をどなりつけた。

posted at 14:26:07

三井さん初公判の締めくくり「わたしの事件は風がふけば飛ぶようなもの。ここに座るのは検察首脳でなければならない」相槌をうつ高橋副検事。証言はまったくその通りだと。裏金作りの手口を説明する三井さんのテープ。情報提供という形で領収書。高橋さん「上司から領収書を書いてくれと頼まれた」

posted at 14:29:30

裏金領収書は、有印私文書偽造・同行使、詐欺罪にあたろと高橋さんの見解。別人になって領収書を何百枚も書いた。(高橋さん)

posted at 14:30:44

325日の拘留。(拘置所では)名前ではなく623番と呼ばれた三井さん。検察のでっちあげに対する怒り

posted at 14:31:15

腹の底が煮えくり返る心情。裏金告発キャンペーンを行う三井さん。検察の犯罪をチェックする制度が日本にない。懲役1年8ヶ月のまさかの実刑判決。執行猶予がつかなかった。生田さん「異常な判決。検察庁の権威が失墜することが日本に好ましくないという(裁判所の)判断」

posted at 14:32:30

永野さん「調査活動費の一部が飲食に使われていたことを否定しない」

posted at 14:33:17

最高裁は一昨年の夏、「本件上告を棄却」 法務・検察の犯罪を隠すの(で)は最高裁の価値がない。上告主意書はたったの4行。門前払い。元の職場大阪高検からの呼出状で「刑が確定したから受刑のため出頭されたい」子どもたちも駆けつけた最後の晩餐で三井さんは泥酔した。悔しくてたまらないと夫人。

posted at 14:34:39

「悔しくてたまらない」と三井さん。翌朝2008年10月17日収監。「こんな罪をでっちあげられて刑務所に収監されるなんて」三井さんの当日映像。

posted at 14:35:29

同行したジャーナリストの今西さんに身分証明書と検察バッジを渡した。「法の番人、検察官のあかし」検察官1553は三井さんの固有番号。「出所したらまたやりまっせ。三井環、今から行ってきます」

posted at 14:36:50

今、ツイートしているのは「ザ・スクープ」の三井さん番組の記録です。過去の事実に基づいて構成されている内容をそのまま書いています。

posted at 14:38:07

後半もツイートしたいのですが、仕事中のため、三井さんのところでリアルタイムでツイートするのはお休みするかもしれません。

posted at 14:38:53

一昨年10月、三井さんは静岡刑務所に収監された。「処遇部長は、三井よ、辛坊せよ。と。わたしの事件を知っている」仮釈放ななぜか三井さんだけには認められなかった。

posted at 14:39:35

獄中生活450日、満期で三井さん出所。「ひろすぎる、やり方が汚い」「わたしは検察を愛しています。生まれ変われるならまた検事になるでしょう」

posted at 14:40:38

三井さん「命ある限りやります」戦いは第2章の幕があがったばかり。

posted at 14:41:05

8年前の面談が成り立ったらこうならなかったろう、悔しい、と鳥越さん。大阪高検「検察庁の威信を失墜させかねないという憂慮があったであろうが・・・本件逮捕が違法とはならない」口封じでないと。

posted at 14:42:26

検察は誰も謝罪していない。調査活動火98年の5.5億円、このところは7500万円に減額。調査効率化など言い訳が苦しい。

posted at 14:43:18

鳥越さん、検察の暴走。小沢事件、ライブドアなど強引な捜査手法を通すためにマスコミにリークして「風を吹かせる」強引な捜査手法の原点、それをチェックできないマスコミは共犯関係。それで世論ができてしまう。

posted at 14:44:28

捜査当局から入手した資料だが、まったく違う側面を見せる。岩手県の少女殺害事件。ご家族の会見で、もうひとつの真実が。

posted at 14:45:25

今、黒木さん登場です。

posted at 14:56:17

小原容疑者が犯人だとしたらいつ佐藤梢さんは遺棄されたのか。死亡推定日時と遺体発見日時の間には、小原容疑者は弟の家と知人男性宅におりアリバイ。しかし警察は犯人と決めつけていた。

posted at 14:58:16

「頑張っても頑張っても誰も認めてくれない」「人生やり直せるかな」と小原容疑者。

posted at 14:59:11

報道もされていないとき、小原容疑者の状態が一変する。誰かに遺体発見のことを伝えられていなければ取り乱すこともなだろうと黒木さん。

posted at 15:00:36

鵜の巣断崖から自殺をほのめかすメールを弟に送り、知人にも電話をした小原容疑者。知人が駆けつけたとき、誰かと電話をしていたが、内容から刑事と話していたと思うとのこと。佐藤梢さん。

posted at 15:03:26

もう一人の佐藤梢さんのインタビュー。

posted at 15:03:53

小原容疑者の元交際相手だったのが今インタビューを受けているもう一人の佐藤梢さん。

posted at 15:04:25

小原容疑者がX氏から日本刀を持ち出されて恫喝された。歯に日本刀が当たった。120万円の借用証書を書かせて小指に包丁をあてられた。連帯保証人として(存命である)佐藤梢さんの名を書いてしまった。このことは父親の証言もある。お金を払わず逃げ続け連帯保証人にも電話。警察にも相談していた。

posted at 15:08:06

恐喝事件の被害者2人。被害届提出の1ヶ月後、状況が一変し、交際相手だった佐藤梢さんは宮城県内の実家に逃げた。すると緊迫した声で実家に電話。被害届取り下げしないとという。なぜ突然被害届を取下げる話だが、その時もうひとりの佐藤梢さんを呼び出した。

posted at 15:09:44

久慈署のY刑事と小原容疑者は恐喝被害届取り下げをしていたが、Y刑事は、断ったようだった。県警が事件扱い処理したためと。父親もその刑事と話したが、「こういった(恐喝する)男を放っておくとまた被害者が出るから、あと2、3日で逮捕するから」と。

posted at 15:11:49

小原容疑者が鵜の巣断崖で話していたのもY刑事だったと思われる。佐藤梢さん(元交際相手)が警察にも連絡したが、警察はそこにいることを知りながら積極的に動こうともしなかった。お父さん、警察犬は高いですがそれでも出しますか、などと警察は言った。

posted at 15:13:06

遺体発見翌日の早朝、佐藤梢さん(殺害された)でなく、警察が電話したのは、恐喝事件の被害者であるほうの佐藤梢さん宅に「お嬢さんは無事ですか」と。岩手県警は佐藤梢が二人いることがわかっていない。警察は殺人事件と恐喝事件の接点にいちはやく気づいていた。

posted at 15:14:39

殺害後、警察は、恐喝事件を調べておらず、さらには恐喝の被害届を受理したことそのものを否定した。黒木さん「ちゃんとした捜査をしていれば、佐藤梢さんが殺されることもなかったかもしれない。組織的に各すことに」

posted at 15:16:04

小原容疑者の所持品は、翌日、警察でなく清掃によって発見された。靴なども。警察は自殺を偽装したとしたがどうやって三陸海岸の断崖絶壁から小原容疑者は消えたのか。小原容疑者の謎、佐藤梢さんを殺害する動機がなく、当日のアリバイも。警察にたびたび電話も。なぜ警察は犯人断言し報奨金指名手配?

posted at 15:20:50

少女殺害事件に対して、番組からの質問に対する岩手県警の回答は非常に不明確。地元の人々も徹底した捜査をという署名。

posted at 15:23:14

ザ・スクープはすごい内容でした。今日は変換ミスなども多いですが(Mac用にもATOK買わないとダメですねえ)Twilogもご覧ください。http://bit.ly/bMkSZk ご紹介してくださった方々、ありがとうございました。小休止して仕事しまーす。

posted at 15:30:06

いえいえ、わたしの備忘録としても必要だと思いました。ATOKが入っていないマシンだったので変換もあちこちがヘンですがご活用くださいね。RT @toracyan06: @rolling_bean さん。ホントにありがとう!!!!!

posted at 15:31:37

ありがとうございます。コピーレフトですのでご利用くださいね。RT @Tosupon: @rolling_bean 大変ご苦労さまでした。貴重な記録です。

posted at 15:34:31

同感です!RT @yurikalin: 本当にそう思いますね~。 RT @Avele 是非追跡取材がんばってほしいものです。RT @yurikalin: 岩手警察の今後の出方が見物ですね~。これだけ公になっちゃったんだから

posted at 15:35:03

三井環さんの事件で「暴力団とのつながり」を過剰に強調した検察。このことによって、検察は組織的暴力と徹底して戦うどころか彼らに大きな借りを作ってしまった、ということに注目しなくてはならないと思います。

posted at 16:02:27

〔注記〕 この記事の作成には Twilog リンクバナー を利用しています。

(関連動画・記事・サイト)

【テレビ朝日】「ザ・スクープ」

「裏金告発!」元大阪高検公安部長・三井環のホームページ

【YouTube】三井環氏静岡刑務所から出所 (戸田ひさよしのチャンネル)

【YouTube】三井環氏インタビュー (岩上安身のチャンネル)

【YouTube】権力とメディア 世論誘導の実態 (BS11 INsideOUT)

【録画】「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方(三井環, 鈴木宗男, 上杉隆, 青木理, 元木昌彦, 安田好弘 他/司会 篠田博之 - 内憂外患)(【関連】「小沢vs検察」にみる検察と報道のあり方:三井環))

【週刊朝日2010/2/26号】「罪なき罪」をつくる検察の大罪 - 検察OB対談 元大阪高検公安部長 三井 環×元広島高検検事長 緒方重威, 聞き手 魚住 昭 (【YouTube】週刊朝日_20100226)

裏金づくりの隠ぺいと今後の展望 (魚住昭 - 魚の目・三井環さんからの手紙)

鳥越俊太郎の検察「口封じ」批判 (岩下俊三のブログ)

元大阪高検公安部長三井環氏による検察対策「緊急3提言」の文字要約 (阿修羅)

検察の汚れたカネ 5月16日満期出所した三井環氏ついに登場「ザ・スクープ」 (阿修羅)

【速報】「ザ・スクープ・スペシャル31弾」鳥越俊太郎氏VS三井環氏(元大阪高検公安部長) (阿修羅)

【岩手少女殺害事件の真相】黒木昭雄の「たった一人の捜査本部」

黒木昭雄 初めにお読み下さい/岩手県警の捜査結果に絶対異議あり! (「たった一人の捜査本部」)

【YouTube】岩手少女殺害事件関連動画 (黒木昭雄のチャンネル)

【YouTube】黒木昭雄氏インタビュー (岩上安身のチャンネル)

黒木昭雄さん(@kuroki_akio)のついろぐ

【Ustream】黒木昭雄のチャンネル

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 テレビ朝日「ザ・スクープスペシャル 第31弾」 5月16日  取材直前の逮捕劇 ~「検察史上類を見ない犯罪」の真相~ ■テレ...
2010/05/18 Tue 09:16:18 | 人類猫化計画
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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

75歳♂。国語と理科が好き。ことばの持つ意味と自然界で起きるできごとの不思議さについて子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。長い間続けた自営(学習塾)の仕事を辞めた後は興味のあることに関して何でも好き勝手にあれこれ考える日々を過ごしています。千葉県西部在住。

2021年の2月下旬から海外通販(日系法人)を通じてイベルメクチンのジェネリック(イベルメクトール他)を購入し、定期的に服用しています。コロナワクチンは接種していません。

ツイッターは okrchicagob(メインアカウント)、または Chicagob Okr(サブアカウント)。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 第一部』 1章(1) 認識論と言語学との関係

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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