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2011年02月26日(土)| 社会>ツイッター |  
江川紹子さんのツイート(6)――小沢一郎氏の元秘書3人に対する第4回公判

 ツイート(ツイッター)関連の記事をすべて読む。

 江川紹子さんのツイート(1)~(8)をまとめて読む。

 陸山会裁判関連の記事をすべて読む。

〔注記〕 昨日、第4回公判についての江川紹子さんの傍聴ツイートを「江川紹子さんのツイート(5)――小沢一郎氏の元秘書3人に対する第2回公判」に追記する形で採録しましたが、やはり別の記事にした方がよいと思いましたのであらためて新規記事として独立させました。

一昨日(2月24日)の第3回公判(石川知裕議員に対する弁護側質問)に引き続き昨日は第4回公判が開かれ、石川議員に対する検察側質問が行われました。

江川紹子さん(@amneris84)がその第4回公判の模様をツイートをして下さいましたのでそれを採録しました。

なお、一昨日の第3回公判については気弱な地上げ屋(@kiyowanajiageya)さんが<陸山会裁判傍聴記・・。 石川! ここはウマく収めてやるから・・この調書にサインしろ! 東京地検独走部>で裏話などを交えながら書いて下さっています。――――〔03.01 追記〕地上げ屋さんのコメヘン(コメントに対する返事)によると検察は反対尋問の延期を裁判長に提案したらしいですね。翌日第4回公判が開かれたということは却下されたということですね。

〔2011.02.26 追記

『THE JOURNAL』編集部(@j_the_journal)の西岡千史さんが一昨日の第3回公判傍聴記をアップロードして下さいました。<《第3回》陸山会事件公判傍聴記 ── 「こんなものサイドストーリーだ!」と目の前で調書を破った吉田正喜検事>(THE JOURNAL 11年2月26日)。続きもあるそうなのでアップされたらまたご紹介します。

〔2011.02.28 追記

2月26日発行の『日刊ゲンダイ』に第4回公判についての記事が載ったようです。<〝小沢無罪強まる〟 陸山会政治資金報告書はどうつくられたか 『日刊ゲンダイ』2月26日>(阿修羅 11年2月27日)

〔2011.03.03 追記

『THE JOURNAL』編集部の西岡千史さんが第4回公判傍聴記をアップロードして下さいました。<《第4回》陸山会事件公判傍聴記 ── なぜ、池田元秘書は調書にサインしてしまったのか。なぜ、心が折れてしまったのか>(THE JOURNAL 11年3月2日)。

江川紹子さんの第4回公判傍聴ツイート
The daily olive news さんのツイート

〔注記〕 オリジナルのツイートを読むにはそれぞれのツイートの一番下にあるポストされた時刻(時:分:秒)に貼られているリンクをクリックして下さい。

江川紹子さんの第4回公判傍聴ツイート 

2011年02月25日(金)

東京地裁にゃう。

posted at 09:10:20

ぼーちょーけん、げっと

posted at 09:36:41

昼休みちぅRT @mitsuya_niwa: 江川さん、傍聴中。RT 石川議員に検察側反対尋問 陸山会事件第4回公判(東京新聞):http://bit.ly/hW5mAB @uesugitakashi @amneris84

posted at 12:23:57

石川議員への検察側の被告人質問は、検察のモノの考え方と秘書当時の石川議員の発想や感覚の違いが非常に分かりやすい形で浮き彫りになったように思う。つまり、人は常に合理的な判断の下で動き、その行動には規則性があり、政治家の事務所組織出あり、その中で人は上下の関係があって(続く)

posted at 12:52:55

(続)指揮命令系統があって、指示と報告がなされ、システマティックに機能している、と考える検察。一方の石川議員側は、結構思いつきで行動することもあり、事務所に先に入った者と年齢が上のものではどっちが上司部下という明確な違いも感じていない。収支報告書の記載についても、(続く)

posted at 12:53:25

(続)検察は、政治家秘書として最重要任務であるかのように考えているように見えるがと、石川被告の様子からは、たくさんの仕事を抱える中で、記載漏れや不正がなく最後の数字がきちんと合っていること(のみ)に関心が向いていた感じ。検察が描く政治家秘書像と本人が語る実像のギャップが大きい。

posted at 12:54:58

さて、午後の傍聴

posted at 13:05:07

裁判終わったにゃう。非常に興味深かった。帰ってから報告するにゃ。

posted at 17:10:16

休み時間も返してくれにゃいRT @kenevan7: 今回は村木事件の公判の時のようにリアルタイムのツイートが無いのは、公判中は携帯を取り上げられているから? 

posted at 17:11:04

裁判の勝敗で言うと、石川議員と池田秘書に関しては、なんとも言えない感じ。形式的な違法を認定して有罪判決書くことは可能かと RT @LedLine 初公判で特捜側のTKO負けが見えてしまっており検察側の反対尋問があると聞いても緊張感がない

posted at 18:37:02

大阪地裁も法廷じゃ使えないけど、休み時間は自由に使えた RT @impulse92 あ~、携帯遣わしてくれないんですか。 大阪地裁のことを逆用されたんですかね?

posted at 18:37:37

1)陸山会事件の裁判午後の部。石川議員の後任として小沢氏の5政治団体の会計を担当していた池田元秘書への被告人質問。弁護人と池田氏のやりとりで、検察やマスコミが描く政治家秘書像、小沢事務所像、さらに政治資金報告書の作られ方と、現実のギャップがますます明らかになっていった。

posted at 21:10:35

2)金庫番のわりに、引き継ぎはかなりアバウト。石川議員は自分の立候補準備で忙しく、小沢氏から借りた4億円をどう処理したかなど、詳細は伝えられていなかった。なので、石川議員は定期預金にしたのが小沢氏のお金という認識だったのに対し、池田氏は5団体に分散して預けてある、と思い、

posted at 21:10:38

3)いつでも返せるように5団体合わせて常に4億円はキープするように心がけた、と。池田氏にとって石川氏は大学の部活の怖い先輩で、おまけに選挙のことでピリピリしている時期だったので、分からないことがあっても、なかなか問い合わせができなかった、という。政治資金報告書を作ったら、

posted at 21:10:44

4)収支が合わなくなったので石川氏に電話をしたら、「私はちゃんと処理してた」と言われたので、これ以上聞けず、同じ小沢氏の団体の中での資金を融通しあったのがちゃんと記録されていなかったのだろうと判断。それぞれの預金通帳(20口座以上)を突き合わせ、辻褄が合うように寄付金として処理

posted at 21:11:08

5)といっても、本人は5団体すべての会計を任され、事実上財布は一つなので、それが問題とは感じていない。石川議員も5団体は結局一つの組織で、その間では「右のポケットから左に移すように」お金が移動していたことを語っていた。一方、検察は団体間の金の移動は厳格に処理すべきという立場

posted at 21:11:25

6)それにしても、なんで年度末の締め切り間際になって慌ててこういう作業をするのか。池田氏は、会計担当者といっても、選挙や小沢議員の車の運転、国際交流や後援者との対応など外の活動が優先され、政治資金報告書は締め切りの3月31日の間際になってバタバタと作業をするためだった、と説明。

posted at 21:11:52

7)報告書について小沢氏に報告することはなく、「見せろとか聞かれたりしたこともない。(小沢氏は)そういう形式的なことに興味は持たれないので」。小沢氏には年末に5団体合わせた収支の数字を報告するだけだった、と。石川氏も池田氏、大久保元秘書と小沢氏へは何も報告していなかったと言う。

posted at 21:12:07

8)小沢氏は、ロッキード事件の裁判傍聴などの経験から、自分が訴追を受けないよう、きっちり対策をしているのかと思ったが、そうでもないみたい。むしろ、会計担当も専門的な知識などない(用語すら知らない)者に会計の全権を任せ、こまめに帳簿を付けているわけでもなく、実にアバウトな感じ。

posted at 21:12:42

9)引き継ぎがしっかりできていないまま、マスコミからの問い合わせにも、自分の認識で答えるので、後から矛盾も出てくる。マスコミ報道を通じて私なりに作っていた小沢事務所のイメージは、金に関しては緻密で老練な組織という感じだったが、それは実態と随分違いそうだ。

posted at 21:12:58

10)ちなみに、政治資金報告書を締め切り間際にドタバタ作る様は、確定申告の間際とよく似ている、と思った。検察官、それに新聞テレビの記者の多くは、確定申告をやったことがないから、そのドタバタ感が実感として分からないのではないか。

posted at 21:14:25

11)池田氏も、捜査段階では大久保氏や小沢氏への報告を認めるような調書が作成されている。なぜそういう調書ができたのか。弁護側の問いに、池田氏は自身が受けた取り調べの状況を詳細に語った。担当したハチスカ検事は、しばしば「可能性」という言葉を使って、池田氏を追い詰めた、という。

posted at 21:15:12

12)「私が『記憶がない』と申し上げると、『可能性も否定するのか。それは嘘を言うのと一緒だ』と言われ、私は真実を認めて欲しかったので『100%ないとは言い切れない』と言うと、調書では「あった」ということにされて、大久保さんや小沢代議士に報告した、となってしまった」

posted at 21:15:33

13)「私が『記憶がない』と言うと、検事は『あなたが記憶ないというのにつきあっていられない。記憶ない部分を埋めるのが私の仕事だ』と。事実と違う調書について訂正を求めても、『あなたの記憶が曖昧。記憶がはっきりしたら訂正する』と言って訂正してくれなかった」。

posted at 21:15:47

14)その後、ハナザキ検事に代わったので、また訂正を求めたら、「担当が代わったら態度を変えるのか。俺をなめくさっとるのか」と怒鳴られた、と。「もしかしたら話を聞いてくれる検事になるかなと期待したら、もっときつかったのでがっかりした」。この検事には何度も大声で怒鳴られた、と。

posted at 21:16:02

15)取り調べは、連日深夜に及んだ。1月28日は朝10時50分から夜の0時7分までだ断続的に4回に渡って取り調べがあった。それでも、この時は調書への署名を拒否していたが、翌日、心身共の疲れ、「心が折れてしまった」。前日拒否した調書に署名。以後、全く抵抗しなくなった。

posted at 21:16:16

16)弁護士宛ての手紙より<署名しないと検事が「保釈はない」「勾留期間が延びる」「他の人たちの取り調べもきつくなる」「再逮捕と別件でできる」と言われ、素直に言えば「悪いようにしない」などと甘い言葉を繰り返し言われ、早くこの苦しい状況から楽になりたくて>署名してしまったと。

posted at 21:16:33

17)弁護人について、ハチスカ検事は「弁護士の言うことを聞いているとろくなことにならない」と毎日言われた。ハナサキ検事も「弁護士は何も分かないんだから。あなたのことを決めるのは私たちだから言う通りにした方がいいぞ」と言われた、と。

posted at 21:16:49

18)実は池田被告は、逮捕前の任意で被疑者として取り調べられた時に、曖昧な表現ながら大久保元秘書への報告を認める調書を作成している。それは「検事の作文」だったが、全く違うことなので、まさかそれで大久保逮捕になるとは夢にも思わなかった、と。しかし、それで大久保氏は逮捕された。

posted at 21:17:03

19)池田はそれが申し訳なく思い、逮捕されてからは自分についての記述は認めても大久保への報告はしばらく否認していた。しかし、「検事から「『大久保さんは私から報告を受けた』と言われた。大久保さんにはどうお詫びをしていいかという思う一方で、

posted at 21:18:14

20)私をかばうためにそういう供述をしてくれているんだから、大久保さんに甘えてしまっていいのかなとも思った」。以後完全自供となったのは、「心が折れてしまった」。検事からは「あなただけ遅れている」と言われ、私が認めないと捜査が続いて他の2人にも迷惑をかけるのではないかと思った」と

posted at 21:19:11

21)こうした取り調べ方法について、後日証人として出廷する検事たちはどのように証言するのか興味深い。もし、池田氏が話したの通りであれば、相当に問題のある取り調べだったということになる。異なる証言になるのであれば、やはり取り調べの全面可視化は必要だ。(おわり)

posted at 21:20:59

考えるべき問題その1)こういうアバウト&ドタバタは小沢氏の事務所だけにゃのか 2)きっちりするにはプロの会計担当者が必要。そのために金をかけることの意味 3)これが刑事罰に馴染むのか RT @kenbor 同様に小沢氏のルーズさも問うべきだったと思っている。

posted at 21:43:17

わらしではなく、裁判所が考えるかもしれにゃい、と。H16に支払った分を本登記に合わせてH17支払とした記載をOKとするか、それとも払った時点にすべきとするかとか RT @BLUEPEACE_117 石川議員と池田議員の刑法上の違反とはどの点をもってそうお考えになられるのでしょう?

posted at 22:38:44

@masafumi0428 昨日は午前中だけ。午後は検察の在り方検討会議だったので傍聴できず。傍聴した人のメモだけもらって、興味深い公判だったのだにゃ、と思ったです

posted at 22:40:40

昨日と今日、小沢弁護団の主任弁護人の弘中弁護士が傍聴していた。小沢氏には報告してないという石川、池田両元秘書の供述を聞いて、自信を深めた表情。

posted at 22:46:32

始まったら、終わるの早いんじゃないでしょうか RT @mankin911 小沢一郎の裁判も年内で終わらせると発言したと、某ブログにありました。

posted at 22:53:44

ご本人が早く終わらせたいなら、石川、大久保、池田の元3秘書と取り調べ検事、それにプラスαの10人前後で証人尋問終わらせ、年内結審来年早々判決もあるかと RT @nobuo_ikoma 第5検察審査会の事務局長と会長、そして申立人を証人として申請して欲しい。

posted at 23:02:38

まさに。それは小沢氏のためだけでなく、日本の刑事司法のために RT @impulse92 小沢さん、ヤメ検から弘中さんに替えて良かったですよ。

posted at 23:03:41

2011年02月26日(土)

フルネーム聞かなきゃ RT @kamatatylaw この二人は一生弁護士登録しないでねRT @amneris84: ハチスカ検事「弁護士の言うことを聞いているとろくなことにならない」と…ハナサキ検事「弁護士は何も分かない…あなたのことを決めるのは私たちだから言う通りにした方が…

posted at 07:00:41

陸山会事件の昨日の裁判を、新聞各紙はどう伝えているかチェック。一番詳しいのは読売。社会面3段見出しで、石川議員と池田元秘書の間で小沢氏からの4億円を巡る認識にズレがあったと報じ、第3社会面で詳報。検察の取り調べについての池田氏の発言の一部も紹介している。

posted at 07:42:50

朝日は社会面に2段見出しで、4億円の認識のズレについてのみ報道。もしかしたら小沢氏批判に使えるかもしれない事実のみ報じ、それ以外はスルーの方針か? 東京新聞はにゃんと一行もなし?! 小沢氏の無罪方向の情報より小向容疑者逮捕を写真付きで伝えるが大事なのかな。

posted at 07:48:53

敵までいかなくても、弁護士が頼りなく思え、検察の言うことに従った方が確実…と思わされたりする。捜査の間は主導権は検察が持ってるから RT @tamamo99 佐藤優さんの著書で「検察が味方で弁護士が敵に見えてくる瞬間がある。これがアブナイ」とあったが、本当みたいですね。

posted at 07:51:53

被告人質問は、検察が主張する場じゃにゃい。検察は自らの主張に沿った供述を引き出そうと努めたが、石川議員は強く否定した、というのが正確かと RT @rawota 朝日は昨日夕刊も「検察が供述の任意性を主張」と、江川さんのツイート読んでるとあにゃにゃ?となることだけを書いてましたね

posted at 08:04:23

The daily olive news さんのツイート 

2011年02月25日(金)

【公判解説】陸山会事件の江川さん他の傍聴記から、検察は取り調べをしているのではなく、予め用意した供述調書に被疑者の署名を取るのが仕事だった。全く村木事件とウリ二つ。検事尋問で何を云うか分からないが、これでは容疑が白でも黒でも、捕り物が出来る。こんな法治国家のために税金は払えない。

posted at 22:35:34

【特捜の手口】予め事前にストーリーに沿った供述調書を用意。端緒は何でも良い。Aの逮捕状を取り、割る(供述調書に署名)と、次の被疑者Bに着手。そして、実際狙うターゲットに迫って行く。公判では、この供述調書を証拠に、有罪を主張する。完全犯罪完成。国民は激怒だろう。

posted at 22:40:27

【公判解説】陸山会事件も、村木事件も公判で出て来る検事の取調べの手口が同じ。仕事は、予め検察のストーリーに沿った供述調書を用意しておき、そこに誘導する。それがあがると、次の獲物に襲い掛かる。 結果、全然事実を反映していない検事面前調書が乱舞する。嘘だらけだ!

posted at 22:55:13

【公判解説】この特捜部の手口なら、きっちり犯罪要件を充足する供述調書を作成し、言いがかりで逮捕し、後にじっくり割って調書に署名させれば、犯罪者が一丁上がりになる。公判では、検面調書の特信性を主張する。これで99.8%なら、精密司法などではない。

posted at 23:26:40

2011年02月26日(土)

【弘中情報】「裁判? 9部9厘(無罪を)取る! しかも早けりゃ年内にな! 来春までかかるんじゃないのかって? そんなことはさせない! 検察は嫌がるだろうけど・・この裁判同様、集中審理でやる! 年内だよ! 年内!アッハッハ!」

posted at 10:18:26

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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(68歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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