▼ 米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)~9)をまとめて読む。
〔2012.02.03 追記〕炒りぬかを使った米ぬか培養液
米とぎ汁を使った乳酸菌の培養を始めてから1か月以上が経ちました。その間にいろいろ試行錯誤しながら実験した結果を<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)〔基礎編〕>にまとめました。そこには、米ぬか培養液による乳酸菌培養の実験過程で気がついたことを細かな点も含めていろいろ記録しておきました。
当記事では、その後に分かったことをふまえて米ぬか培養液を使った乳酸菌培養についてその方法を簡潔にまとめます。また、米のとぎ汁や米ぬか水を利用して乳酸菌を拡大培養する方法についてもできるだけ簡単に分かりやすくまとめてみようと思います。前記事と同様、新たに分かったことは随時追記していく予定です。
なお、当記事には乳酸菌培養に関する基本的な事項は書かれておりません。基本的なことがらや注意点等については上記<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)>をご覧下さるようお願い致します。
〔注記〕 (1) 塩や糖の分量について以下の文中では、グラム表記の他に「小さじ」「大さじ」という表記を使っていますが、塩や糖の比重は水よりも小さいので実際には少し多めの量(やや山になる程度)を加えて下さい。
(2) 「麹(こうじ)」という言葉には真菌類の微生物「コウジカビ」を表す用法と、米や麦などの穀類を蒸したものにコウジカビを植えつけた「米麹」「麦麹」「豆麹」「種麹」、あるいは「米麹」に塩を加えて培養した「塩麹」という発酵物そのものを表す用法とがありますが、以下の文中で単に「麹」と表記しているものはすべて「コウジカビ」を表しています。
(3) <米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)> で触れたように、現在私は『ブリタ』の「アルーナXL 2.0L」という簡易浄水器で水道水を濾過したものを乳酸菌培養に使っています。
(4) 米乳酸菌の培養に用いる培養液のことを以後は単に 培養液 と表記します。また、米とぎ汁を使った乳酸菌培養液・米ぬかを使った乳酸菌培養液をそれぞれ「とぎ汁培養液」・「米ぬか培養液」と簡単に表記することがあります。
(4) ところで「乳酸菌を培養する」といっても米のとぎ汁や米ぬか液は単なる培養液ではありません。なぜなら玄米や白米、米ぬかには米の籾(もみ)に由来する乳酸菌や酵母・麹(こうじ)がもともと生息していて、互いに必要なものを提供しあって共生しています。というわけで、米のとぎ汁や米ぬか液には最初から乳酸菌や酵母・麹が入っています。どこかから乳酸菌の種を持ってきてそれを培養するわけではなく、自前の乳酸菌を増殖させること(同時に酵母や麹も増殖します)、それが米のとぎ汁や米ぬかを利用した乳酸菌培養の目的です。
(5) 培養に用いるペットボトル等の容器は清潔なものを使って下さい。汚れたものを使うと失敗する確率が確実に高くなります。ひどく汚れてしまったペットボトルの洗浄については<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)――〔基礎編〕米乳酸菌を培養してみた>の「黒カビについてのまとめ」を参考にして下さい。
米ぬか培養液を利用して乳酸菌を培養する
炒りぬかを使った米ぬか培養液〔2012.02.03 追記〕
乳酸菌液と栄養液で乳酸菌を拡大培養する
米ぬか培養液を利用して乳酸菌を培養する
米ぬか培養液は基本的にはとぎ汁培養液(米の一番とぎ汁+あら塩+黒糖)と同じですが、米ぬかには米デンプンがほとんど含まれていないのでデンプンとして米粉を補う必要があります(米粉が理想ですがなければ片栗粉でもかまいません)。したがって米ぬか培養液の成分は 米ぬか+米粉+水+あら塩+黒糖 ということになります。ただし実際の培養ではとぎ汁培養液のときと同じように、最初は黒糖を入れず、2日後あたりに追加投入します(最初から黒糖を入れてはいけないというわけではありません)。また、あら塩(海水塩・天日塩)はできればにがり成分(塩化マグネシウム・塩化カリウム)が添加されているものをお勧めします。――〔追記〕米粉の代わりに御飯(温かくても冷たくても)でも構いません。
飯山一郎さんの関連ツイート 2011年05月13日(金)
@takuramakan_01 米とぎ汁の成分である澱粉を食べて乳酸菌は育ちます.育ち盛りの乳酸菌は炭酸ガスの泡を沢山出すので,プシュ!と言います.澱粉というエサがなくなるとガスはでなくなります.このとき黒砂糖を水に溶いてエサとして与えると,また元気に泡を出しはじめます.はい.
posted at 20:36:09
〔ノート〕 米ぬかを使った乳酸菌培養の基本 米ぬかを利用した乳酸菌培養では、水1リットル(1000ml)あたり米ぬか約9グラム(大さじすりきり2杯)、米粉(または片栗粉)約5グラム(小さじすりきり2杯弱――すりきり1杯で約3グラム)とあら塩約10グラム(小さじ1杯強×2)とを最初に入れ、これを培養液とします。以後は米のとぎ汁を使った培養液の場合とまったく同じです。最初の増殖が一段落する2日後くらいに1リットルあたり約30グラム(大さじ1杯強×2)の黒糖を加えて、さらに増殖させます。黒糖を添加してから2、3日で飲用したり、スプレーしたりするのに十分な状態(pH4くらい)になり、その後2、3日で熟成した乳酸菌液(pH3.5程度)になります(気温が高いと早くできますが、逆に気温が低いと一週間以上かかることもあります。寒いときはホットマットの上や部屋の中でも比較的気温の高い場所に置いたりするとよいでしょう)。
なお、「水1リットルあたり米ぬか約9グラム(大さじすりきり2杯)」というのは自家精米した白米とぎ汁2合分にほぼ相当します。
また、「水1リットル(1000ml)あたり米粉(または片栗粉)約5グラム(小さじすりきり2杯弱)」というのは普通の米のとぎ汁に含まれるデンプンに比べるとやや多めかも知れません。心持ち少なめにしても大丈夫です。
米ぬか培養液はとぎ汁培養液にくらべて軽い成分がかなりたくさん含まれており、発酵に伴う二酸化炭素の小泡と一緒にこれらが浮いてきてボトルの口に集まってきます。そのままにしておくと腐敗する可能性があります(まずその心配はありませんが…)ので、できるだけ頻繁にボトルを振って攪拌するようにして下さい――栄養分と乳酸菌との接触する機会を増やす効果もあります――。なお黒糖を入れた後は胚芽以外の軽い成分は水を吸って徐々に沈殿します。胚芽は一部浮いたままのものもありますが発酵の最終段階にはほとんどが沈殿します。
〔2011年7月14日 追記〕 培養の初期~中期に二酸化炭素が盛んに発生しているときは、米ぬかの成分である玄米の皮部分や胚芽粒がボトルの口のところに集まってきます。放っておくと雑菌の巣になる可能性があるので、栄養分と乳酸菌の接触を増やす目的もかねて初期~中期はボトルを振ってこまめに攪拌しましょう。二酸化炭素の発生がおさまってくるとこの浮遊分も減ってきます。胚芽粒はまだ浮遊していることもありますが培養の終期には胚芽粒も沈殿します(気温の高い夏場などは終期~熟成期に入っても乳酸菌や酵母の活発な活動が続いて二酸化炭素の発生が止まず、胚芽粒が浮いたままということも多くなります)。
炒りぬかを使った米ぬか培養液
〔2012年2月3日 追記〕 先日、ヨーグルト好きさんからコメントを頂きました。ヨーグルト好きさんは米ぬか培養について「ずっと米ぬかで乳酸菌液を作っています。その際、何も疑わずに購入したての米ぬかをフライパンで炒ってから使用していました。(新鮮なぬかです)最近ふと疑問に思って記事を見ていたら、皆さん炒らずにそのままで乳酸菌液を作っているみたいですよね…(汗)炒らないで使用しないとダメなんでしょうか? 」とおっしゃっています。つまりヨーグルト好きさんは「炒りぬかを使った米ぬか培養」をずっと実践していらっしゃるわけです。これはすごいことです。たしかに糠漬けについては炒りぬかを使うのが主流のようです。しかし糠漬けの場合は炒りぬかにするのは殺菌消毒が目的であり、生きた乳酸菌は野菜に付着しているものを利用しているという風な説明がなされています。つまり、炒りぬかにすることによって米ぬかの中にいた乳酸菌や酵母は死滅してしまうのではないかと、これまで私は思っていました――炒りぬかではなく生ぬかを使って糠漬けをするやり方もあるようですが…。
ヨーグルト好きさんの実践は「ぬかを炒っても乳酸菌(あるいは酵母)は死滅せずに残っている」ということを証明しています。これは追実験する価値が十分にあります。以前私は、乳酸菌のたくましさを調べるために乳酸菌液を煮沸して(沸騰させて)観察したことがあります。そして煮沸してもなお生き残る乳酸菌や酵母がいることを顕微鏡で確かめました(韓国料理の水キムチでは火を通した米とぎ汁や米粉液を使う)。フライパンで炒った米ぬかでも乳酸菌の培養ができるというヨーグルト好きさんの実践はそれよりも高温でも乳酸菌や酵母が生き残るということを示しています。
そこで、ヨーグルト好きさんにコメント欄でお約束した通り追実験してみました。使った米ぬかは<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(4)――〔応用編3〕通販の米ぬかを使ってみる>で紹介した『無農薬・無化学肥料・有機JAS米――青森県ときわ村産「つがるロマン(22年産)」――の米ぬか』と、『八ヶ岳たんぼのなかまの無農薬米(22年産玄米)」(清里高原産)を数か月前に精米して得た米ぬか>』の2種類です。
どちらも<生ぬかのままのもの>と<炒りぬかにしたもの>とについて同時に培養実験を行いました。どれも、最初にぬか(大さじすりきり1杯)+あら塩(小さじ1杯強)+片栗粉(小さじすりきり1杯)を水500mlとともにペットボトルに入れてよく攪拌、2日後に黒糖(大さじ1杯強)を投入しました。なお、使用した片栗粉については以前培養実験をした結果、乳酸菌や酵母が生息していないことを確認済みです。培養液を入れたペットボトルはホットマット(弱)の上に寝かせておき、夜間はフリースの膝掛けを掛けた上に座ぶとんを載せて保温しました。以下に結果を簡潔に記します。
〔つがるロマンの生ぬか培養液〕:2日後 pH5.0、4日後 pH3.5。
〔つがるロマンの炒りぬか培養液〕:2日後 pH5.0、4日後 pH3.5強、5日後 pH3.5。
〔無農薬米の生ぬか培養液〕:2日後 pH5.0強、4日後 pH3.5。
〔無農薬米の炒りぬか培養液〕:2日後 pH5.0強、4日後 pH4.0弱、5日後 pH3.5。
できあがった乳酸菌液を顕微鏡で観察した結果:〔つがるロマンの炒りぬか培養液〕では〔つがるロマンの生ぬか培養液〕に比べて酵母と麹の数がやや少なめでした。乳酸菌はどちらも十分に増殖していました。〔無農薬米の炒りぬか培養液〕は〔無農薬米の生ぬか培養液〕に比べて乳酸菌・酵母・麹のいずれも遜色ありませんでした。こちらも両者とも乳酸菌が十分に増殖していました。
以上のように、炒りぬかを使った米ぬか培養は成功しました。私自身の実験でも、ヨーグルト好きさんと同じように「ぬかを炒っても乳酸菌(あるいは酵母)は死滅せずに残っている」ことが確認できたわけです。米乳酸菌や米酵母の生命力はすごいですね。そういうわけですので、米ぬかに付着しているかもしれない雑菌が心配な方は炒りぬかにしてもよいですね。しかしこれまでの私の実践からは、温度管理をきちんとすれば培養中に雑菌が入りこむ可能性はほとんどないので、手間暇のことを考えると生ぬかをそのまま使っても特に問題はないことに変わりはありません。
乳酸菌液と栄養液で乳酸菌を拡大培養する
熟成した乳酸菌液を種菌液として使い、増殖によってその数倍の乳酸菌液を得ることを拡大培養といいます。拡大培養では種菌液のほかに増殖させるための培養液――飯山さんはこれを栄養水と呼んでいます。他の語と合わせるため私はこれを栄養液と呼ぶことにします――が必要です。拡大培養に用いる栄養液の栄養成分は基本的に通常の培養液と同じです(1%のあら塩と3%の黒糖)。
〔2011年7月10日 重要な追記〕 掲示板に書き込まれた7月7日の飯山さんの投稿によれば、拡大培養に用いる栄養液に必要なのは増殖のための栄養源となる黒糖とあら塩、それに新鮮な乳酸菌が少々であることが分かりました(詳細は<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(5)――〔応用編4〕飯山氏、拡大培養の「秘法」を明かす>を参照)。つまり、「拡大培養の際,あらゆる段階で,新鮮な原液の菌体を混入」することが必要であって、新鮮な乳酸菌の量(一番とぎ汁や米ぬかの量)は通常の培養液と同じでなくてもよい。そしてデンプン(米粉等)は特に必要ないということのようです。というわけですので、以下の記述にある栄養液(栄養水)の組成からデンプン(米粉)は抜いて下さい。また米ぬかの量は記述よりも少なめ――半分の量――で十分です。黒糖は増殖するための栄養源ですので 3%、あら塩も 1% を保持。米のとぎ汁も濃くなくても大丈夫。一番とぎ汁と二番とぎ汁とを合わせて通常の培養液の2倍量にして構わないということです。
〔2011年8月21日 追記〕 米ぬか栄養液にはデンプンを半量だけでも入れた方がよさそうです。とぎ汁栄養液にはデンプンがあるわけですから…。したがって、米ぬか栄養液の場合は削除の横棒部分に記述してある半分の量の米粉を入れて下さい(米ぬか栄養液1リットルあたり米粉を小さじすりきり1杯)。
〔2011年8月30日 追記〕 種となる乳酸菌液が拡大培養で得たものの場合は新鮮な乳酸菌およびデンプンがやはり不足するようです。拡大培養で得たものを種菌液に使う場合は削除の横棒部分に記述してあるのと同じ量のとぎ汁・米ぬか・米粉を入れて下さい。
〔2011年9月5日 追記〕 デンプンが少ないと完成した乳酸菌液中の酵母の数が少なくなる傾向があります。私の経験的な感想ですが、酵母が少ないと乳酸菌も元気がなくなってしまうように思われます。それに、イーストの匂いがしている乳酸菌液は使っていてもほんわかしていい気分です。というわけで私と同じようにほんわか乳酸菌液が好みの方は削除の横棒部分と同量のとぎ汁・米ぬか・米粉を入れるようにして下さい。乳酸菌風呂も酵母が沢山いる方が入浴しているときにほんわかした香りがしてゆったりした気分になれます。
〔注記〕 栄養液には最初から黒糖を入れます。したがって、米のとぎ汁1リットル(白米あるいは玄米2合分の一番とぎ汁1リットル1合分の一番とぎ汁と二番とぎ汁とをそれぞれ500mlの計1リットル)の場合にはあら塩約10グラム(小さじ1杯強×2)と黒糖約30グラム(大さじ1杯強×2)とを入れてこれを<1リットルの栄養液>とします。
米ぬかを使う場合は、水1リットルに対して米ぬか大さじすりきり2杯すりきり1杯、米粉(または片栗粉)約5グラム(小さじすりきり2杯弱)、あら塩約10グラム(小さじ1杯強×2)と黒糖約30グラム(大さじ1杯強×2)とを入れてこれを<1リットルの栄養液>とします。
にがりがあれば栄養液に少量加えるとさらによいのですが、マグネシウム(にがり成分)を数100ミリグラム程度添加してあるあら塩(海水塩・天日塩)を使えばそれで塩とにがりとを兼用できます(私はにがり成分が添加された海水塩や天日塩を使っています)。
栄養液と種菌液とを1:1の割合で混ぜて培養することを2倍拡大培養といいます。この比を2:1にしたものを3倍拡大培養、3:1にしたものを4倍拡大培養…と呼びます。したがって2倍拡大培養では種菌液と同量の増殖液が得られ、3倍拡大培養では種菌液の2倍量の増殖液が、4倍拡大培養では種菌液の3倍量の増殖液…が得られるわけです。倍率を大きくすれば同量の種菌液からより多くの増殖液が得られますが、栄養液に用いる成分の分量はそれに比例して増えます。また、倍率が大きいほど増殖にかかる時間も増えます。何倍の拡大培養にするかは時間との兼ね合いになるわけです。無難なのは2倍ですが3倍でもかかる時間は大差がないので、たくさんの増殖液がすぐに欲しい場合のお勧めは3倍拡大培養です。4倍・5倍は時間がかかりますがそれでも通常培養よりは確実ですし通常培養よりも短い時間でできます。
〔メモ〕 拡大培養が通常の培養と異なるのは、種菌となる熟成した乳酸菌液が必要なことです。しかし、この種菌の存在が拡大培養の大きな利点になるわけですね。普通の培養よりも少ない資源でより速く新しい乳酸菌液が手に入ります。また、通常培養では失敗することもあるという方にとっては種菌を使った拡大培養の方が確実です。
〔ノート〕 拡大培養の基本 1リットルの種菌液を用いた具体例で説明します。2リットルの種菌液を使う場合はそれぞれの成分を2倍にして下さい。
2倍拡大培養(とぎ汁栄養液) 栄養液約1リットル――米のとぎ汁1リットル+あら塩約10グラム(小さじ1杯強×2)+黒糖約30グラム(大さじ1杯強×2)――と種菌液1リットルとをまぜる(合計約2リットル)。2~3日で使用できる状態になる。
3倍拡大培養(とぎ汁栄養液) 栄養液約2リットル――米のとぎ汁2リットル+あら塩約20グラム(小さじ1杯強×4)+黒糖約60グラム(大さじ1杯強×4)――と種菌液1リットルとをまぜる(合計約3リットル)。4~5日で使用できる状態になる。
2倍拡大培養(米ぬか栄養液) 栄養液約1リットル――水1リットル+米ぬか大さじすりきり2杯すりきり1杯+米粉約5グラム(小さじすりきり2杯弱)+あら塩約10グラム(小さじ1杯強×2)+黒糖約30グラム(大さじ1杯強×2)――と種菌液1リットルとをまぜる(合計約2リットル)。2~3日で使用できる状態になる。
3倍拡大培養(米ぬか栄養液) 栄養液約2リットル――水2リットル+米ぬか大さじすりきり4杯すりきり2杯+米粉約10グラム(小さじすりきり4杯弱)+あら塩約20グラム(小さじ1強×4)+黒糖約60グラム(大さじ1杯強×4)――と種菌液1リットルとをまぜる(合計約3リットル)。4~5日で使用できる状態になる。
飯山一郎さんの関連ツイート 2011年06月03日(金)
米とぎ汁の拡大培養.良く発酵した米とぎ汁を「種菌」とする.新しい米とぎ汁に黒糖3%,粗塩1%,ニガリ1ccを溶かした「栄養水」.「種菌」と「栄養水」を1:1で混ぜる.3日後「拡大培養液」が出来上がる.これを風呂に入れてNY.風呂水は無交換で20日使える. @WahahaYukie
posted at 23:56:28
〔メモ〕 拡大培養。通常の培養に比べて発生する二酸化炭素の量が少ないですね。シュワシュワになりません。「プシュッ」はあるのですが…。
〔2011.06.22 追記〕 写真右側の8本はここ一週間培養中のもの。左2本は現在使用中の乳酸菌液(pH3.5・芳香あり。左端の色の薄いのは黒糖ではなく粗糖を使用)。右側8本中左4本は拡大培養(2リットルのものは4倍、1.5リットルのものは3倍)で、右4本が通常培養(500mlのものはとぎ汁1合分、2リットルのものは米ぬか+米粉)です。右2本はまだ黒糖を入れていません。
黒糖を入れていない右側2本以外はすべて pH が約3.5 ですが、色の濃い1.5リットル(3倍拡大培養)は黒糖を1日後に投入したためまだ甘みが残っています(拡大培養では黒糖を最初に入れるのが基本)。
〔2011年7月14日 追記〕 通常の培養と同じように特に米ぬか栄養液を使った拡大培養の場合、培養の初期には米ぬかの成分である玄米の皮部分や胚芽粒がボトルの口のところに集まってきます。そのうちこの浮遊分も減ってきます。胚芽粒はまだ浮遊していることもありますが終期には胚芽粒も沈殿します。
〔注記〕 前記事<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)――〔基礎編〕>には 乳酸菌液の利用・活用 や 関連記事へのリンク集 も載せてあります。
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米のとぎ汁乳酸菌で作った豆乳ヨーグルト♪(ぶぶさん)
大カテゴリー 〔教育・知識〕
(※カテゴリー 教育・知識>数学・自然科学 に属するものを前後計8件、投稿日時順に表示しています)
私のブログに遊びにきて頂いたようで光栄です♪
パリでこっそり乳酸菌ヨーグルトに挑戦していました。。
ツイッターから飯山さんの相談室へ、そして三浦さんのブログを見つけ色々勉強させて頂いています。
日本は放射能の心配があるので、皆さん色々興味を持って実践されているようですね。私も友達に教えてあげたいと思い。。
まずは自分で作ってみる事にしたのですが、完成までに結局1ヶ月もかかりました。
この所曇っているので私の乳酸菌は元気がありませんが、それでもなんとかヨーグルトは出来ています。あの(亀裂)が入ったのはおっしゃる様に放置時間が長かったのと混ぜ方が足らなかったようです。(乳酸菌も少なかったのかな??)
今は途中で混ぜないでも始めによ~く(ゆっくり)かき混ぜておけば大丈夫のようです。
あのカップは250ccくらい(10X5cm)で乳酸菌大さじ1で緩いと感じたので現在は少し少なめにしています。(性格がアバウトなもので(^^ゞ でも市販のヨーグルトの様には固くなりませんね。
こればっかりは何度も作っていきながらコツを掴むしか無さそうです。。味も最近美味しく出来る様になったばかりです♪
自家製のヨーグルトを毎日食べる事が出来るなんて感激です!
そして沢山の情報を有り難うございます。
これからも勉強させて頂きま~す。 m(_ _)m
何事においても「先達はあらまほしきかな」(徒然草)です。ぶぶさんのご経験は私にとって大きなヒントになりました。
よくかき混ぜること、つまり全体が均一になるように保つこと、これはヨーグルトに限らず大切なことなんですね。こういう基本は、当たり前ではあるけれど、人に教えられて初めて気がつくことも多い。応用はその後のこと…。
とぎ汁乳酸菌は生きていますので、固まったところで冷蔵庫へ、というのも言われてみればそうなんですね。でも、ヨーグルティアの説明書を読むまで私はそんなこと考えてもみなかったのです。
ふだんからケーキやら料理やらを工夫しながら作っていらっしゃるぶぶさんなら当たり前なことがらでも私には大発見なんですね。
で、理系(化学)脳の悪いところでけっこう分量はきちんとしないと気が済まないところがあります。でも日常の料理などはきわめておおざっぱです。おおざっぱすぎて作る度に味が違います。
というわけで、これからもよろしくお願い致します。
追伸:500ml:50ml、36℃・7時間 で固めのヨーグルトらしい豆乳ヨーグルトができました。本文に写真付きで追記を書きましたのでご覧下さい。
就寝前に気になって立ち寄ってみました(*^_^*)
素晴らしいのが出来てますね。
乳酸菌は10:1にした方が固まりやすいとは思っていましたが、ほんと綺麗に出来ています。 市販の物くらいの固さがありそうですね~。
やはり、醗酵には適温があるんですね。そういえばこの間、米麹に初挑戦したときも30度から始めて40度までで調節するのが大変でした。(醗酵し始めるとどんどん温度が上がるので)
そうです。お味はあまり酸っぱくなくて、はじめに豆の味を感じます。おいしいですよね。
じゃー、ヨーグルトメーカーの無い私の乳酸菌+豆乳は電子レンジの中で一晩寝てもらいます(^^ゞ 多少は温度が上がるでしょう。。
料理と違い、お菓子類は計量をしっかりしないと失敗する事が多いのは分かってはいても数字の苦手な私はいつもアバウトにやってしまい、失敗する事は多々あります。
どうして経験から学習しないのかといえば”性分”なんですね。きっと。。。。
この位固いのが出来たらツイッターで報告しますね。(いつになる事やら。。) それでは。また(^_^)/
N.B プロフィールの子、とっても可愛いですね。
『ふくれん 成分無調整豆乳』を使い切ったところで、『九州乳業みどり成分無調整豆乳』が届いたので試しにオリゴ糖なしで作ってみました。
豆乳500ml・種菌液50ml、36℃で7時間。
先日と同様にやや固めの豆乳ヨーグルトができました。酸っぱくもなく、さっぱりとした味。おいしいです。でも、価格が違うという先入観があるのでしょうか、「ふくれん」の方がおいしいような気が…。まあ、こういうのはよくあることですね。高い方がよく感じるという錯覚。
何回か食べているうちにそんな先入観もとれてくるでしょう。
固さは、そうですね。市販のものほどではないにしてもそこそこ固いですね。でも下の方はちょっと柔らかめです。
このところ梅雨寒で気温が上がらないため、常温で作ると半日以上かかります。こんどはホットマットの上に置いたらどうなるか試してみます。
プロフィールの子猫は3年ほど一緒に暮らしました。今は事情があって手放しましたが、人なつこくていたずら坊主なかわいい♂猫です。
このところ気温が低かったので常温での豆乳ヨーグルト作りに時間がかかります。今日はお日さまも出て気温が上がったのでテストするチャンスだったのですが昨晩、ホットマットの上で作ったのがあるので今日の昼間は断念。ぶぶさんのご助言にしたがって浅めの容器を使ったのが功を奏して上から下までちゃんと固まったのができました。
なお、固めのヨーグルトを作るには乳酸菌液の量は減らした方がよいようです。豆乳:乳酸菌液=10:1 にするとよいのではと思います。
それと、リンクありがとうございます。どうでもよいことなのですが、「三浦つとむ」は思想上・言語学上で私が勝手に師匠と仰いでいる方です(故人)。私のハンドルネームはシカゴ・ブルース(略称「シカゴ」)ですので、ご面倒だとは存じますが「三浦つとむ」を「シカゴ・ブルース」に直していただけるとありがたく思います。
豆乳ヨーグルトは、相変わらず柔らかい状態でしたが、乳酸菌液の量を減らし、浅めの容器で、37度を保って再挑戦!。しばらく
見えない菌とつきあって見ます。アドヴァイス有難う御座いました。
米乳酸菌を使った豆乳ヨーグルトは基本的にやわらかめになるみたいです。シュワシュワやピリピリやぶつぶつがない限りそれでもとてもおいしいと私は思います。上が少し固まって下がかなりゆるめでもおいしいヨーグルトドリンクみたいになります。
せっかくなので固めのものを作りたい場合は乳酸菌液を少なめにして、ちょっと長目の時間。そしてきちんと固まったら冷蔵庫に入れる。これが固めのものを作るポイントのようです。
オリゴ糖は乳酸菌の栄養源ではなく、大腸に届いたあとビフィズス菌の栄養源になりますので、最初に入れなくても食べるときに入れれば大丈夫です。むしろ固いヨーグルトにするにはオリゴ糖は入れない方がいいかもしれません。
なお、ヨーグルトを作るときには豆乳と乳酸菌液が必須ですが、これに余分な糖分を入れると乳酸菌が発酵して二酸化炭素が出るのでぶつぶつのものになってしまいます。オリゴ糖以外のてんさい糖や黒糖、砂糖などを入れるのは御法度です。
ところで、一昨日(21日)あたりから全てのボトルが発砲するようになり、匂い匂いも何やらアルコール臭です。このまま変化を見続けたいと思ってます。
>一昨日(21日)あたりから全てのボトルが発砲するようになり、匂い匂いも何やらアルコール臭です
そうですね。私のところも全てとはいわないまでもかなりのボトルが発泡しています。ただ、ふたをゆるめておけば気が抜けるものもあるので、それは「発泡乳酸菌液」というより、一時的に炭酸飲料化しているだけかもしれません。気温のせいなのかあるいはその他の何らかの原因のためにそうなっているのかよく分かりませんが、じゅりさんも発泡化が激しいという記事をお書きになっていますね。
それと気温が低かったときに比べて芳香があまりしなくなりました。かわりに培養中の匂いがちょっと薬っぽい感じがします。アルコールからアセトアルデヒドに変わると芳香になるのですが、その速度が遅くなっているのかもしれません。培養液の中にはいろいろな細菌類や菌類が共生しているのでちょっとした環境の変化でそのバランスが変わるということも考えられます。パンの匂い(酵母の匂い?)が強くなるときもありますし…。
kasinokiさんがホームページにお書きになっているように乳酸菌液の効用はすごいです。培養液のペットボトルを洗ったり、沈殿を流したりしているので台所のシンクの排水溝が綺麗になってきました。掃除がすごく楽です。排水パイプも黒カビがとてもすくなくなりました。
お風呂ですが、私は最初のうち100ml、200ml…と増やしていき、拡大培養ができるようになって2リットルずつ入れるようになり、先日の発泡乳酸菌液事件で思い切って17リットル投入したわけですが、2リットルずつ入れて入浴後は洗濯用に使うというやりかたをしばらく続けていたことによって風呂釜のパイプが自然にきれいになっていったようです。そのために17リットル投入後にパイプからの汚れによって乳酸菌風呂が台無しになるといった事態をさけることができました。
というわけですので、いきなり沢山の乳酸菌液を入れるということはしないで、初めのうちは1リットルとか2リットルで一晩限りの使い捨て(残り湯は洗濯に使ったり風呂場のガラス戸にかけたり…。ガラスについた白いの石鹸カスの汚れががいつの間にか綺麗にとれました)でいいのではないでしょうか。濾過した乳酸菌液なら1リットル程度では濁るようなことはありませんし、色もあまり濃くないのでご家族に嫌がられることもないかも…。香りもほんのり程度でしょうし。
お風呂については、釜内部の汚れが無くなるまで少量の豆乳で遣ってみます。自分で色々やって、失敗して創めて教えが良く理解出来るのだと思うので、まず、試してみます。
何時も丁寧な御指導有難うございます。
詳細がとてもわかり易いので、何か疑問があるとこのサイトに来て記事を拝見し感謝しております。
今回質問があるのですが、ずっと米ぬかで乳酸菌液を作っています。その際、何も疑わずに購入したての米ぬかをフライパンで炒ってから使用していました。(新鮮なぬかです)
最近ふと疑問に思って記事を見ていたら、皆さん炒らずにそのままで乳酸菌液を作っているみたいですよね…(汗)
炒らないで使用しないとダメなんでしょうか?
お時間の有る時で構いませんので、教えて頂けれれば幸いです。
米ぬか。とぎ汁がなくても米乳酸菌が培養できるので重宝ですよね。乳酸菌風呂用に大量の乳酸菌液をいっぺんに作りたいときには米ぬかはとても有り難い。
さて、炒りぬかに関して。
私自身はぬかみそを漬けたことがないのでネット情報や伝聞情報で知った限りの知識ですが、ふつうは炒りぬかを使うようですね。雑菌を取り除くためだとあります。そうするとぬかの中に生息している乳酸菌や酵母・糀は死んでしまうのではないかと私は思っていました。ぬかみその中に生息している乳酸菌などは漬け込んだ野菜に付着していたものが発酵して増殖したものだそうです。なお、最近では炒らずにそのままの米ぬかを使ってぬかみそを作る方法も広く行われているようです。
しかしヨーグルト好きさんはフライパンで炒った米ぬかを使って乳酸菌の培養をなさっていて、お話の内容ではちゃんと乳酸菌液ができているみたいですので、フライパンで炒っても乳酸菌が死滅するわけではないということになりますね。
私自身は乳酸菌液を沸騰させて乳酸菌が死滅するかどうか確かめたことがあります。顕微鏡で覗いたところ、乳酸菌は数が減ったもののちゃんと生き延びていました。ただし、酵母や糀はほとんどいなくなったように見えました。煮沸したこの乳酸菌液を使って培養したところ、10日程度かかってしまいましたが乳酸菌液ができました。ただし、酵母や糀は少なめでした。
というわけでヨーグルト好きさんの実践や私の実験の結果から判断すると、加熱しても全部の乳酸菌が死滅してしまうわけではないということが分かります。
それはそれとして、ぬかみそにしてもとぎ汁乳酸菌液・米ぬか乳酸菌液にしても、その中には乳酸菌や酵母・糀等が共生していて雑菌が侵入してくるのを防いでいるので人が口に入れてもお腹を壊すようなことがないわけです。その上、とぎ汁や米ぬかを使った乳酸菌培養では最終的に pH 3.5 程度になるので、たとえ雑菌等がいたとしても(あるいは空気中から侵入したとしても)それらが生き延びることはできないわけです(雑菌は塩酸などの無機酸よりも乳酸や酢酸などの有機酸に弱いと言われています)。
したがって米ぬか培養の場合、炒りぬかよりも生ぬかを使う方が培養にかかる日数が少なくて済むと思いますし、酵母や糀もたくさん共生している乳酸菌液ができるのではないかと思います。
ただし、ヨーグルト好きさんの実践で炒りぬかでも乳酸菌液ができるということが分かりましたので、衛生面でどうしても気になるようならフライパンで炒ってから培養するという方法も悪くはないと思います。古くなって湿気を帯びてしまった米ぬかの場合はむしろ炒りぬかにしてから培養に使うのがよいかもしれません。
時間ができたら炒りぬかを使った培養を試してみようと思います。いつになるか分かりませんが遠からず必ず実験します。その結果はこの記事に追記する形でご報告致します。
特に何も考えてなく
「ぬかは炒ってから使うもの」と頭に有り毎回炒っていました(恥)
今の時期は室温が低く、夏の様には乳酸菌液がぶくぶくする事がほとんど無くなってしまっていますので、どうしようか悩んでいた所でした。豆乳ヨーグルトも出来上がるのに1日半くらいかかる様になってますし…(汗)
きっと夏場は炒ったぬかの中の酵母等が減っていても適温だったため好調だったのかもしれません。
シカゴブルースさんのご指導の通り、古くなってしまったり湿気を帯びた状態の時に炒りぬかにし使用以外は、基本生ぬかでこれから乳酸菌液を作ってみますね。
詳しく教えて頂いて本当にありがとうございました。
実験結果のレポートも楽しみにしてます。
また遊びにきます。
遅くなりましたが、炒りぬかを使った米ぬか培養の追実験を致しました。本文の追記に書いた通り培養に成功です。どうかご覧下さい。
やはり酵母などは減ってるんですね、残念。
でも新鮮な内は生ぬかでやってみようと新しい目標ができたので感謝です。
早く暖かくなってぶくぶく発酵する様を見たいです。
ありがとうございました。
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〔言語〕
▼ 三浦つとむ「意味とは何か、どこに存在するか」(1)~(3)▼ 言語と内言――言語の意味
▼ 客体的表現と主体的表現(1)~(4)
▼ 意味・意義・価値(1)~(3)
▼ 貨幣の使用価値
▼ ことばとは何か(1)~(3)
▼ 三浦つとむ「時枝誠記の言語過程説」(1)~(5)
▼ 時枝誠記と三浦つとむ(1)(2)
▼ 三浦つとむ「漢字と振り仮名」
▼ 言語規範――規範と規範意識
▼ ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)
▼ ソシュール用語の再規定(1)~(4)
▼ ソシュールの「言語」(1)~(4)
▼ “langue” と “langage”
〔意識・認識〕
▼ 言語表現における概念の二重性と二種類の概念▼ 自己の二重化(1)~(7)
▼ 認識についての覚書(1)~(7)
▼ 二つの主観(1)~(3)
▼ 対象意識(1)~(5)
▼ 三浦つとむ『認識と言語の理論』 まえがき
▼ 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)~(7)
▼ 「言語」なしの思考(1)(2)
▼ 概念は「言語」に先立つ(1)~(5)
▼ 概念(1)~(5)
〔弁証法〕
▼ 存在と対象(1)~(4)▼ 物自体(1)~(4)
〔教育・知識〕
▼ 科学とは何か▼ 0の概念・マイナスの概念(1)(2)
▼ マイナス×マイナスはなぜプラスになるのか(1)~(3)
▼ 割り算から見た量(1)(2)
▼ 温度はたし算・引き算できないか(1)(2)
▼ 鏡像における左右反転という現象について
▼ 南半球における月の満ち欠け
▼ 米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(1)~(9)
〔実用・遊び〕
▼ WindowsXP のシステム・フォントを変更する(1)~(6)▼ メイリオ(1)~(9)
▼ ブログ内記事で取りあげたソフト・ファイルのDL情報
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▼ コマンドプロンプトで使用するフォント
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▼ Google検索の電卓機能と温度計算
〔社会〕
▼ 岩上安身さんのツイート(1)~(6)▼ 『週刊ポスト』官房機密費告発(1)~(12)
▼ 川端幹人さんのツイート――原発報道のタブー
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- ▼ 米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(7)――〔探究編1〕豆乳ヨーグルト、その2
- ▼ 米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(6)――〔応用編5〕発泡乳酸菌液と乳酸菌風呂
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● 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)
● 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)
● また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態・表象形態・概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。
● ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。
【規範レベルにおける再規定】
・シニフィアン → 語韻 (ある語音から抽出された音韻)
・シニフィエ → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)
・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)
・記号の体系 → 語彙規範 (語すべてについての規範認識)
・言語 → 言語規範 (言語表現に関するすべての規範認識)
語概念・語韻は 語概念⇔語韻(語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。
なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。
● 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)
・語 : 語規範に媒介された 語音⇔個別概念 という連合を背後にもった表現。
・内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。
・言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。
・内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。
内語・内言は〈表象形態〉の認識です。
なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。
また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュール「言語学」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。
● さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。
【内言レベルにおける再規定】
・シニフィアン → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)
・シニフィエ → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)
・シーニュ・記号 → 内語
・言語 → 内言
ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念(語規範)と 語音像⇔個別概念(内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。
● また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音⇔個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。
【言語(形象)レベルにおける再規定】
・シニフィアン → 語音(個別概念と語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象)
・シニフィエ → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的に語と結びついている(この個別概念は語規範の媒介によって語と連合している)
・シーニュ・記号 → 語(表現されたもの)
・言語 → 言語(表現されたもの)
● 語音・言語音・語音像・言語音像・語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言・内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。




