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[443] 豆乳ヨーグルトについて
はじめまして!
私のブログに遊びにきて頂いたようで光栄です♪
パリでこっそり乳酸菌ヨーグルトに挑戦していました。。
ツイッターから飯山さんの相談室へ、そして三浦さんのブログを見つけ色々勉強させて頂いています。
日本は放射能の心配があるので、皆さん色々興味を持って実践されているようですね。私も友達に教えてあげたいと思い。。
まずは自分で作ってみる事にしたのですが、完成までに結局1ヶ月もかかりました。
この所曇っているので私の乳酸菌は元気がありませんが、それでもなんとかヨーグルトは出来ています。あの(亀裂)が入ったのはおっしゃる様に放置時間が長かったのと混ぜ方が足らなかったようです。(乳酸菌も少なかったのかな??)
今は途中で混ぜないでも始めによ~く(ゆっくり)かき混ぜておけば大丈夫のようです。
あのカップは250ccくらい(10X5cm)で乳酸菌大さじ1で緩いと感じたので現在は少し少なめにしています。(性格がアバウトなもので(^^ゞ でも市販のヨーグルトの様には固くなりませんね。
こればっかりは何度も作っていきながらコツを掴むしか無さそうです。。味も最近美味しく出来る様になったばかりです♪
自家製のヨーグルトを毎日食べる事が出来るなんて感激です!
そして沢山の情報を有り難うございます。
これからも勉強させて頂きま~す。 m(_ _)m
[444] 常温はむずかしい
ぶぶさん、こんばんは。
何事においても「先達はあらまほしきかな」(徒然草)です。ぶぶさんのご経験は私にとって大きなヒントになりました。
よくかき混ぜること、つまり全体が均一になるように保つこと、これはヨーグルトに限らず大切なことなんですね。こういう基本は、当たり前ではあるけれど、人に教えられて初めて気がつくことも多い。応用はその後のこと…。
とぎ汁乳酸菌は生きていますので、固まったところで冷蔵庫へ、というのも言われてみればそうなんですね。でも、ヨーグルティアの説明書を読むまで私はそんなこと考えてもみなかったのです。
ふだんからケーキやら料理やらを工夫しながら作っていらっしゃるぶぶさんなら当たり前なことがらでも私には大発見なんですね。
で、理系(化学)脳の悪いところでけっこう分量はきちんとしないと気が済まないところがあります。でも日常の料理などはきわめておおざっぱです。おおざっぱすぎて作る度に味が違います。
というわけで、これからもよろしくお願い致します。
追伸:500ml:50ml、36℃・7時間 で固めのヨーグルトらしい豆乳ヨーグルトができました。本文に写真付きで追記を書きましたのでご覧下さい。
[447] スゴイ!固めに出来てる♪
おはようございます。
就寝前に気になって立ち寄ってみました(*^_^*)
素晴らしいのが出来てますね。
乳酸菌は10:1にした方が固まりやすいとは思っていましたが、ほんと綺麗に出来ています。 市販の物くらいの固さがありそうですね~。
やはり、醗酵には適温があるんですね。そういえばこの間、米麹に初挑戦したときも30度から始めて40度までで調節するのが大変でした。(醗酵し始めるとどんどん温度が上がるので)
そうです。お味はあまり酸っぱくなくて、はじめに豆の味を感じます。おいしいですよね。
じゃー、ヨーグルトメーカーの無い私の乳酸菌+豆乳は電子レンジの中で一晩寝てもらいます(^^ゞ 多少は温度が上がるでしょう。。
料理と違い、お菓子類は計量をしっかりしないと失敗する事が多いのは分かってはいても数字の苦手な私はいつもアバウトにやってしまい、失敗する事は多々あります。
どうして経験から学習しないのかといえば”性分”なんですね。きっと。。。。
この位固いのが出来たらツイッターで報告しますね。(いつになる事やら。。) それでは。また(^_^)/
N.B プロフィールの子、とっても可愛いですね。
[448] オリゴ糖を入れないで試しました。
ぶぶさん、こんばんは。
『ふくれん 成分無調整豆乳』を使い切ったところで、『九州乳業みどり成分無調整豆乳』が届いたので試しにオリゴ糖なしで作ってみました。
豆乳500ml・種菌液50ml、36℃で7時間。
先日と同様にやや固めの豆乳ヨーグルトができました。酸っぱくもなく、さっぱりとした味。おいしいです。でも、価格が違うという先入観があるのでしょうか、「ふくれん」の方がおいしいような気が…。まあ、こういうのはよくあることですね。高い方がよく感じるという錯覚。
何回か食べているうちにそんな先入観もとれてくるでしょう。
固さは、そうですね。市販のものほどではないにしてもそこそこ固いですね。でも下の方はちょっと柔らかめです。
このところ梅雨寒で気温が上がらないため、常温で作ると半日以上かかります。こんどはホットマットの上に置いたらどうなるか試してみます。
プロフィールの子猫は3年ほど一緒に暮らしました。今は事情があって手放しましたが、人なつこくていたずら坊主なかわいい♂猫です。
[449] 初めまして
飯島さんのサイトから飛んで来ました。以前は家庭菜園でEMに凝っていました。今は福島の事も有り乳酸菌作りを初めまして、全くの初心者です。三浦さんのサイトは判り易く分析・説明されて居いて、とても助かります。私の拙いHPでリンク張らせて頂きました。事後承諾ですが宜しくお願い致します。
[450] 固めにするには乳酸菌液を少なめに
kasinokiさん、こんばんは。
このところ気温が低かったので常温での豆乳ヨーグルト作りに時間がかかります。今日はお日さまも出て気温が上がったのでテストするチャンスだったのですが昨晩、ホットマットの上で作ったのがあるので今日の昼間は断念。ぶぶさんのご助言にしたがって浅めの容器を使ったのが功を奏して上から下までちゃんと固まったのができました。
なお、固めのヨーグルトを作るには乳酸菌液の量は減らした方がよいようです。豆乳:乳酸菌液=10:1 にするとよいのではと思います。
それと、リンクありがとうございます。どうでもよいことなのですが、「三浦つとむ」は思想上・言語学上で私が勝手に師匠と仰いでいる方です(故人)。私のハンドルネームはシカゴ・ブルース(略称「シカゴ」)ですので、ご面倒だとは存じますが「三浦つとむ」を「シカゴ・ブルース」に直していただけるとありがたく思います。
[451]
良く読みもしないで、恩師の方の名前を使ってしまいまい済みませんでした。早々にハンドルネームに変えましたのでご了解ください。
豆乳ヨーグルトは、相変わらず柔らかい状態でしたが、乳酸菌液の量を減らし、浅めの容器で、37度を保って再挑戦!。しばらく
見えない菌とつきあって見ます。アドヴァイス有難う御座いました。
[452] どういたしまして
kasinokiさん、こんばんは。
米乳酸菌を使った豆乳ヨーグルトは基本的にやわらかめになるみたいです。シュワシュワやピリピリやぶつぶつがない限りそれでもとてもおいしいと私は思います。上が少し固まって下がかなりゆるめでもおいしいヨーグルトドリンクみたいになります。
せっかくなので固めのものを作りたい場合は乳酸菌液を少なめにして、ちょっと長目の時間。そしてきちんと固まったら冷蔵庫に入れる。これが固めのものを作るポイントのようです。
オリゴ糖は乳酸菌の栄養源ではなく、大腸に届いたあとビフィズス菌の栄養源になりますので、最初に入れなくても食べるときに入れれば大丈夫です。むしろ固いヨーグルトにするにはオリゴ糖は入れない方がいいかもしれません。
なお、ヨーグルトを作るときには豆乳と乳酸菌液が必須ですが、これに余分な糖分を入れると乳酸菌が発酵して二酸化炭素が出るのでぶつぶつのものになってしまいます。オリゴ糖以外のてんさい糖や黒糖、砂糖などを入れるのは御法度です。
[453]
了解しました。黒糖にもオリゴ糖が含まれていても、他の蔗糖など含みます。純粋なオリゴ糖が良いのですね。硬めを目指して砂糖入れないで遣ってみます。オリゴ糖は手に入ったら遣ってみますね。感謝、感謝。
[469] 2倍拡大培養出来ました
貴サイト参考に、2倍拡大を遣ってみました。出きているみたいです。これで、色々使えるので助かります。まず、お風呂に使ってみたいのですが、家族の者が透き通った風呂しか認めないので、手なずけて行きたいと思っています。有難うございました。
ところで、一昨日(21日)あたりから全てのボトルが発砲するようになり、匂い匂いも何やらアルコール臭です。このまま変化を見続けたいと思ってます。
[470] Re: 2倍拡大培養出来ました
kasinokiさん、こんにちは。
>一昨日(21日)あたりから全てのボトルが発砲するようになり、匂い匂いも何やらアルコール臭です
そうですね。私のところも全てとはいわないまでもかなりのボトルが発泡しています。ただ、ふたをゆるめておけば気が抜けるものもあるので、それは「発泡乳酸菌液」というより、一時的に炭酸飲料化しているだけかもしれません。気温のせいなのかあるいはその他の何らかの原因のためにそうなっているのかよく分かりませんが、じゅりさんも発泡化が激しいという記事をお書きになっていますね。
それと気温が低かったときに比べて芳香があまりしなくなりました。かわりに培養中の匂いがちょっと薬っぽい感じがします。アルコールからアセトアルデヒドに変わると芳香になるのですが、その速度が遅くなっているのかもしれません。培養液の中にはいろいろな細菌類や菌類が共生しているのでちょっとした環境の変化でそのバランスが変わるということも考えられます。パンの匂い(酵母の匂い?)が強くなるときもありますし…。
kasinokiさんがホームページにお書きになっているように乳酸菌液の効用はすごいです。培養液のペットボトルを洗ったり、沈殿を流したりしているので台所のシンクの排水溝が綺麗になってきました。掃除がすごく楽です。排水パイプも黒カビがとてもすくなくなりました。
お風呂ですが、私は最初のうち100ml、200ml…と増やしていき、拡大培養ができるようになって2リットルずつ入れるようになり、先日の発泡乳酸菌液事件で思い切って17リットル投入したわけですが、2リットルずつ入れて入浴後は洗濯用に使うというやりかたをしばらく続けていたことによって風呂釜のパイプが自然にきれいになっていったようです。そのために17リットル投入後にパイプからの汚れによって乳酸菌風呂が台無しになるといった事態をさけることができました。
というわけですので、いきなり沢山の乳酸菌液を入れるということはしないで、初めのうちは1リットルとか2リットルで一晩限りの使い捨て(残り湯は洗濯に使ったり風呂場のガラス戸にかけたり…。ガラスについた白いの石鹸カスの汚れががいつの間にか綺麗にとれました)でいいのではないでしょうか。濾過した乳酸菌液なら1リットル程度では濁るようなことはありませんし、色もあまり濃くないのでご家族に嫌がられることもないかも…。香りもほんのり程度でしょうし。
[471] なるほど
乳酸菌だけではなくて、光合成菌も含めて混在しているから、その時々の気象状況で、それぞれの菌が反応しているわけですね。
お風呂については、釜内部の汚れが無くなるまで少量の豆乳で遣ってみます。自分で色々やって、失敗して創めて教えが良く理解出来るのだと思うので、まず、試してみます。
何時も丁寧な御指導有難うございます。
[499] はじめまして
去年の夏頃からちょくちょくおじゃましております。
詳細がとてもわかり易いので、何か疑問があるとこのサイトに来て記事を拝見し感謝しております。
今回質問があるのですが、ずっと米ぬかで乳酸菌液を作っています。その際、何も疑わずに購入したての米ぬかをフライパンで炒ってから使用していました。(新鮮なぬかです)
最近ふと疑問に思って記事を見ていたら、皆さん炒らずにそのままで乳酸菌液を作っているみたいですよね…(汗)
炒らないで使用しないとダメなんでしょうか?
お時間の有る時で構いませんので、教えて頂けれれば幸いです。
[500] 炒りぬかについて
ヨーグルト好きさん、こんにちは。
米ぬか。とぎ汁がなくても米乳酸菌が培養できるので重宝ですよね。乳酸菌風呂用に大量の乳酸菌液をいっぺんに作りたいときには米ぬかはとても有り難い。
さて、炒りぬかに関して。
私自身はぬかみそを漬けたことがないのでネット情報や伝聞情報で知った限りの知識ですが、ふつうは炒りぬかを使うようですね。雑菌を取り除くためだとあります。そうするとぬかの中に生息している乳酸菌や酵母・糀は死んでしまうのではないかと私は思っていました。ぬかみその中に生息している乳酸菌などは漬け込んだ野菜に付着していたものが発酵して増殖したものだそうです。なお、最近では炒らずにそのままの米ぬかを使ってぬかみそを作る方法も広く行われているようです。
しかしヨーグルト好きさんはフライパンで炒った米ぬかを使って乳酸菌の培養をなさっていて、お話の内容ではちゃんと乳酸菌液ができているみたいですので、フライパンで炒っても乳酸菌が死滅するわけではないということになりますね。
私自身は乳酸菌液を沸騰させて乳酸菌が死滅するかどうか確かめたことがあります。顕微鏡で覗いたところ、乳酸菌は数が減ったもののちゃんと生き延びていました。ただし、酵母や糀はほとんどいなくなったように見えました。煮沸したこの乳酸菌液を使って培養したところ、10日程度かかってしまいましたが乳酸菌液ができました。ただし、酵母や糀は少なめでした。
というわけでヨーグルト好きさんの実践や私の実験の結果から判断すると、加熱しても全部の乳酸菌が死滅してしまうわけではないということが分かります。
それはそれとして、ぬかみそにしてもとぎ汁乳酸菌液・米ぬか乳酸菌液にしても、その中には乳酸菌や酵母・糀等が共生していて雑菌が侵入してくるのを防いでいるので人が口に入れてもお腹を壊すようなことがないわけです。その上、とぎ汁や米ぬかを使った乳酸菌培養では最終的に pH 3.5 程度になるので、たとえ雑菌等がいたとしても(あるいは空気中から侵入したとしても)それらが生き延びることはできないわけです(雑菌は塩酸などの無機酸よりも乳酸や酢酸などの有機酸に弱いと言われています)。
したがって米ぬか培養の場合、炒りぬかよりも生ぬかを使う方が培養にかかる日数が少なくて済むと思いますし、酵母や糀もたくさん共生している乳酸菌液ができるのではないかと思います。
ただし、ヨーグルト好きさんの実践で炒りぬかでも乳酸菌液ができるということが分かりましたので、衛生面でどうしても気になるようならフライパンで炒ってから培養するという方法も悪くはないと思います。古くなって湿気を帯びてしまった米ぬかの場合はむしろ炒りぬかにしてから培養に使うのがよいかもしれません。
時間ができたら炒りぬかを使った培養を試してみようと思います。いつになるか分かりませんが遠からず必ず実験します。その結果はこの記事に追記する形でご報告致します。
[501] お返事ありがとうございます
やはり生のまま使用したほうが発酵状態も良さそうですね。
特に何も考えてなく
「ぬかは炒ってから使うもの」と頭に有り毎回炒っていました(恥)
今の時期は室温が低く、夏の様には乳酸菌液がぶくぶくする事がほとんど無くなってしまっていますので、どうしようか悩んでいた所でした。豆乳ヨーグルトも出来上がるのに1日半くらいかかる様になってますし…(汗)
きっと夏場は炒ったぬかの中の酵母等が減っていても適温だったため好調だったのかもしれません。
シカゴブルースさんのご指導の通り、古くなってしまったり湿気を帯びた状態の時に炒りぬかにし使用以外は、基本生ぬかでこれから乳酸菌液を作ってみますね。
詳しく教えて頂いて本当にありがとうございました。
実験結果のレポートも楽しみにしてます。
また遊びにきます。
[502] 炒りぬか培養液、追実験しました
ヨーグルト好きさん、こんにちは。
遅くなりましたが、炒りぬかを使った米ぬか培養の追実験を致しました。本文の追記に書いた通り培養に成功です。どうかご覧下さい。
[503] おおー
今実験レポート読ませて頂きました。ご苦労様でした。
やはり酵母などは減ってるんですね、残念。
でも新鮮な内は生ぬかでやってみようと新しい目標ができたので感謝です。
早く暖かくなってぶくぶく発酵する様を見たいです。
ありがとうございました。
[611] 炊いたご飯で米粉の代用は?
はじめまして。
最近、米のとぎ汁乳酸菌の事を知って色々巡ってココにたどり着きました。
ココが自分にとって一番分かりやすいので覗かせて頂いております。参考になる事が多く、有難いです。
最近、新鮮な米ぬかが手に入ったのでぬかで培養しようとチャレンジをはじめました。
米粉も片栗粉も無いのでご飯を少し崩してからぬかや水と混ぜてやる事にしました。それでも出来そうな気がするので…ただ、O型気質で分量などはおおざっば(-_-;)。
上手く行ったらまた報告させて頂きます。
[612] デンプンを含むものであれば…
クリスさん、こんばんは。
> ココが自分にとって一番分かりやすいので覗かせて頂いております。参考になる事が多く、有難いです。
とてもうれしい感想です。ありがとうございます。
> 米粉も片栗粉も無いのでご飯を少し崩してからぬかや水と混ぜてやる事にしました。それでも出来そうな気がするので…ただ、O型気質で分量などはおおざっば(-_-;)。
米ぬか培養については、最近記事の更新などを行なっていないのでちょっと心残りがあるのですが…
米ぬかにもわずかながらデンプンは含まれていますが、乳酸菌が初期の増殖を行なうにはちょっと足りないようです。
私のところにある砂糖について米ぬかを使った実験を先日してみました。使った砂糖は次の4種類。
(1)黒糖 (2)加工黒糖 (3)精製粗糖 (4)白糖
500mlのペットボトルを8本用意してそれを4本ずつ2つのグループに分けます。
一方のグループ(Aグループ)には米ぬかを大さじすりきり1杯とあら塩小さじ強を入れ、それぞれに4種類の糖を大さじ1杯強ずつ入れた後、首のところまで水を満たします。この状態で様子を見ます。初日から砂糖を入れたグループです。
もう一方のグループ(Bグループ)には米ぬかを大さじすりきり1杯とあら塩小さじ強を入れ、首のやや下あたりまで水を入れて2日置きます。2日後にそれぞれのボトルに4種類の糖を大さじ1杯強ずつ入れて経過を見ます。
結果を簡単に示しますと、
Aグループでは白糖を入れたものが5日後に pH3.5 に到達しましたが、それ以外の3種の糖を入れたものは1か月以上経っても pH4.5~4.0 のままでした。
Bグループでは、加工黒糖が7日後に、白糖が8日後に、精製粗糖が18日後にそれぞれ pH3.5 に到達。黒糖を入れたものは1か月経っても pH4.5~4.0 のままにとどまりました。
白糖以外の3種類の砂糖については、米ぬか・あら塩・片栗粉と水を入れ、2日後に砂糖を入れる実験を何度も繰り返しており、いずれの砂糖でも5~7日で pH3.5 に到達することは確認済みです。また、白糖以外の3種類の糖については初日から糖を入れた培養実験もしており、いずれも pH3.5 に到達せず pH4.5~4.0 のままにとどまってしまうことも確認済みです。
その後、米ぬか・あら塩・片栗粉と水を入れ、2日後に白糖を入れる実験をしたところ、他の糖と同じように5日後に pH3.5 に到達しました。同時に米ぬか・あら塩・片栗粉・白糖と水を入れたものについても観察を行った結果、こちらも5日後に pH3.5 に到達しました。
これらの結果から、白糖ならデンプンがなくても大丈夫ですが、その他の糖の場合はやはり米ぬかだけでは駄目でデンプンが必須であることが分かりました。
で、デンプンですが、私のこれまでの経験で米粉、片栗粉のほかに白米粉、玄米粉、および白米粒、玄米粒、冷飯のいずれでもデンプン源として使えることは確認済みです。
というわけで、「ご飯を少し崩し」たものはデンプン源として使えると思います。量はそれほど要りません。あとはできるだけ暖かい環境に置くこと、これが大事です。
それでは、成功を祈ります。
[613] その後
シカゴさんはすでに詳細な実験をされていたんですね。研究熱心ですね、すごいです。
自分の結果は分量が大雑把すぎたためか匂いが微妙(発酵臭もあったと思いますが、前に作った米のとぎ汁乳酸菌液に比べるとそれ以外の匂いが混ざっている感じ)だったので、畑用の液肥(油粕を水で発酵させている途中のもの)に混ぜてしまいました。それはそれで発酵が促進されるか楽しみにしていますが…。
自分は一人暮らしで米のとぎ汁が少量しかできないので、米ぬかを使って再チャレンジします(米ぬかは知人から無農薬のものを分けて頂きました)。
次回はシカゴさんの惜しげも無く公開して頂いた実験結果を参考にしてみたいと思います。いろいろ教えて頂きありがとうございました。
[614] 追伸
次回の米ぬか&ご飯粒の作成はご飯粒を90℃のお湯で加熱することをしてみます。
ジャーの中で雑菌が増えていた可能性もあるので(^^ゞ。
[615] デンプン源
クリスさん、こんばんは。
私も一人暮らし。2日に1合の米を炊きます。白米と玄米とを交互に食べていますので、白米の時は500mlのとぎ汁培養液が、玄米の時は1リットルの玄米浸潤培養液が2日ごとに得られます。
白糖乳酸菌風呂に使うために毎日1合の玄米を食べて1日に2リットルの玄米浸潤培養液を作ったことがありましたが、下腹部のふくらみが気になるようになったっため、また2日に1合に戻しました。
というわけで、現在は4日で1.5リットルのペースで作っていますが、乳酸菌風呂用を除けばこれで十分余ります。
乳酸菌風呂用は以前のように米ぬか培養でまとめて作ることにします。
さて、デンプン源ですが。
米粒や御飯を使うと酵母が多い乳酸菌液ができるように感じています。私は酵母の匂いが好きなので気にはなりませんが、酵母が増えるときにはかなりの発泡量になるため、暑い時期には発泡乳酸菌液ができます。
これをそのまま豆乳ヨーグルトに使うとアワアワのヨーグルトができます。きれいなヨーグルトを作りたいときは、ふたをゆるめておいた乳酸菌液を使うようにするのがよいと思います。
なお、先日のコメントに書いた件。前から記事にしようと思いながら延ばし延ばしにしていたもの。クリスさん宛にコメントしたことでふんぎりがついてやっと新しい記事にまとめました。よろしければお読み下さい。
<米のとぎ汁で乳酸菌を培養する(12)――〔探究編6〕米ぬかと糖だけを使った培養実験>
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-288.html
[639] 米のとぎ汁乳酸菌試してみた
初めまして、おじゃまします。
最近、ガン細胞や放射能を食べる乳酸菌というタイトルの記事を転載してから、
検索でたどり着きました。今まで捨てていたものが、乳酸菌になるということで、少し驚きもありましたが、早速始めました。
風呂に入れるほど培養はしていません。豆乳ヨーグルトも作ってみたのですが、
うまく固まることがなく気泡がでて、ブツブツのものができてしまった。
味はともかく乳酸菌は元気に活動しているのが分かる感じで、嬉しくなって
しまいました。
最近お腹の調子が悪く◯んちが臭かった犬に、豆乳ヨーグルトをフードに少し混ぜて、食べさした(2日ほど)そうしたら、匂いが緩和されています。
リンク先のページも色々読ませて頂きました。
情報有難うございます。またおじゃまします。
[641] 米乳酸菌液とのつきあい
とめさん、こんばんは。
とぎ汁や米ぬか水で作った乳酸菌液はさまざまな使い途があるので作っておけばいざというときにも役に立ちます。ときどき黒糖とあら塩を少し入れてやれば数か月はもちます。
玄米と豆乳だけで作るヨーグルトもなかなかのものですが豆乳ヨーグルトは乳酸菌液を種にするのが一番確実だと思っています。あとの日本茶やらそうめんなどを種にしたものは半分お遊び、半分はこんなものにも乳酸菌がいるというのを確かめるため。食べてみるとそれぞれ風味があるのでその楽しみもありますね。
豆乳ヨーグルトがアワアワになるのは酵母が多いためだと思いますがそれでも乳酸菌は確実に増殖しているので効力はあります。私も昨年の初夏~秋にかけて常温で作っていました。きれいなものもアワアワ、おぼろ豆腐状とその日の気温や種に使った乳酸菌液によっていろいろでした。
その後はもっぱらヨーグルティアを使っているのでときに柔らか目のものができたりはしますがだいたいはきれいでなめらかなものができます。
ブログの記事を拝見。わんちゃんのウンチの件、よく分かります。豆乳ヨーグルトはなかなかのものですね。あと飲み水にも乳酸菌液を少し入れてやるとか、乳酸菌液をスプレーした手の平でからだをこすってやるとかいろいろと使えると思います。
[643]
リンク記事も沢山読ませて頂きました。
飲水も乳酸菌入れるのは、いいのですね。犬は匂いで食べたり飲んだりしますが、この匂いは好きな部類のようです。
まずは、飼い主が確かめて、お犬様(我が家では彼女は子供なので、大切な存在です)にやってあげたいです。乳酸菌で犬も人も免疫力がアップできるのは良いと思います。ヨーグルトはヨーグルトメーカー(以前買ってあったもの)を引っ張りだして使っています。こちらでやればなめらかな物ができました。
[644]
追伸、ダクトや換気扇の油汚れもシュッシュッとしてしばらく放置、
その後拭けば落ちますね。2年ぐらい掃除を怠っているので、何度も乳酸菌かけながら落としたいと思ってます。
ブログのみんなにも周知してやって貰いたいと記事も書くのだけど、実際のところやっているかどうかはわかりません。
とても簡単だし、関東圏のブロともさんには、ぜひ免疫力をアップして
生き延びて貰いたいと思っているんですよ。
[646] 乳酸菌液の使い途はいろいろ
とめさん、こんばんは。
ご返事が遅れて申し訳ありません。
乳酸菌液を使い始めるともう元には戻れません。この年になるまで発酵菌についてほとんど何も知らなかったことが悔やまれます。
それにしても奥が深い。いろいろな人の実践を見聞きするたびに新しい発見があります。まだまだ分からないことだらけです。それだけまだ今後の楽しみが残っているということでもありますが…。
[687] 事後承諾ですが・・・
初めまして
自然栽培で野菜や果樹を育てています。
飯山一郎さんのブログでとぎ汁乳酸菌を知り、今では乳酸菌は私の生活にかかせないものになっております。
放知技でのコメントを参考にさせていただいてます。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
こちらのブログもすごい情報量ですね。これからときどきお邪魔させていただきたいです。
放知技での20倍拡大培養のコメント部分を、拙ブログに転載させていただきました。また、こちらのブログへのリンクも貼らせていただきました。
事後承諾になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
[689] Re: 事後承諾ですが・・・
ニャンさん、こんにちは。
> こちらのブログもすごい情報量ですね。これからときどきお邪魔させていただきたいです。
とぎ汁培養や米ぬか培養、拡大培養あるいは豆乳ヨーグルト作りはほぼ日常生活の中に組み込まれています。実践した結果や途中経過はノートに簡単に記録していますが、これは単なるデータの集合体です。これを整理してまとめないと本当に使える知恵にはなりません。若い頃は頭の中にすべて書き込んでおけば済んでいたことですが、さすがに年を取ると記憶力も記憶を呼び出す力も衰えてきます。そんなわけで乳酸菌関連の記事に限らずどの記事も整理しながらブログにまとめています。だいたいは自分のためですが、せっかく記事にしたものですからどなたがご覧になっても見通しがよくできるだけ分かりやすいものになるように心がけています。おかげさまでアクセス数もそれなりに増えているようです。
> 放知技での20倍拡大培養のコメント部分を、拙ブログに転載させていただきました。
20倍ではなく10倍ですね。たぶん20倍も同じようにしていけると思います(あら塩と黒糖はそれぞれ190g・570gに増やします。米ぬかと米粉は100gずつでよいでしょう)。10倍・20倍の拡大培養で気をつけなければいけないことは、当初の乳酸菌の数が少ないのでふつうのとぎ汁培養や米ぬか培養と同じように黒糖を入れるのは2日後にするということです。
2倍・3倍と同じように最初から黒糖を入れると酵母が先に増殖してしまうので pH が 3.5 に到達するのに2倍以上の時間がかかってしまいます。あとはできるだけ暖かい環境におくことですね。
> また、こちらのブログへのリンクも貼らせていただきました。
>
> 事後承諾になりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
リンクをいただきありがとうございます。
基本的にネット上に公開されているものはリンク自由というのが原則だと思います。私は承諾を得ることなくリンクを張っています。大多数の方がそうされているのではないでしょうか。
でも、リンクを張りましたよというご連絡をいただけるのはうれしいことです。失敗をさらし者にされるようなリンクでない限り、自分の書いたものが多くの方に読んで戴けるのはとてもうれしいこと、みなさんそうだと思います。
[690]
早々にご丁寧なお返事ありがとうございます。
20倍間違ってました。
20リットルを20倍と早とちりしておりました。
さっそく訂正しておきます。ありがとうございました。
昨日からブログを読ませていただいています。
こんなことも知らなかった、あんなことも知らなかったと、目からうろこです。きめ細かく、細部にわたってとても分かりやすく、シカゴさんのブログを読んで始めた人は失敗はないだろうと思えました。
今まで私はおおざっぱな作り方をしていて、よくまあ、ブログで記事にしてたなと恥ずかしくなりました。
最初っから全部読んで勉強させていただきます。
ところであつかましくも、質問させていただきたいのですが・・・
乳酸菌散布の記事(シカゴさんのコメントを転載)を投稿したところ、コメントで、菜園ブログのお友達から、さとうきびを海水につけても、乳酸菌液の培養はできるかと尋ねられました。畑で使うためだけの乳酸菌堆肥みたいなものです。
私は野草で酵素作りもしておりますが(野草を細かく切り、ほぼ同量の砂糖と混ぜて一週間発酵させるもの)さとうきびを細かく切って、米糠あるいはとぎ汁乳酸菌と一緒に海水につけて混ぜれば、発酵するような気もします・・・ただ、さとうきびが砂糖の代用になるかどうかよくわかりません。乳酸菌がさとうきびを分解するには大きすぎて時間がかかるような気がします。
シカゴさんはどう思われますでしょうか?
とぎ汁乳酸菌とはちょっと方向が違いますし、失礼かとも思い悩んだのですが、やはりご意見を伺いたいと思った次第です。
お時間のあるときでかまいませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
[691] Re: タイトルなし
ニャンさん、こんにちは。
> さっそく訂正しておきます。ありがとうございました。
ブログ、拝見致しました。
たつきさんのコメントも拝読。
> ところであつかましくも、質問させていただきたいのですが・・・
> 乳酸菌散布の記事(シカゴさんのコメントを転載)を投稿したところ、コメントで、菜園ブログのお友達から、さとうきびを海水につけても、乳酸菌液の培養はできるかと尋ねられました。畑で使うためだけの乳酸菌堆肥みたいなものです。
>
> 私は野草で酵素作りもしておりますが(野草を細かく切り、ほぼ同量の砂糖と混ぜて一週間発酵させるもの)さとうきびを細かく切って、米糠あるいはとぎ汁乳酸菌と一緒に海水につけて混ぜれば、発酵するような気もします・・・ただ、さとうきびが砂糖の代用になるかどうかよくわかりません。乳酸菌がさとうきびを分解するには大きすぎて時間がかかるような気がします。
>
> シカゴさんはどう思われますでしょうか?
結論から申しますと、サトウキビの茎には糖分ができていますからある程度の糖の補給源にはなると思います。
でも手間がかかる割には効率が悪いのではないでしょうか。サトウキビを育てるための栄養源も必要になるわけですし、その栄養分をどうやって作るかというと…。ぐるぐる回りですね。
それよりも糖分として安価な黒糖蜜を使って大量に乳酸菌液を作って刈った雑草や枯葉と一緒に畑に蒔く方がずっと効率もよく、たぶんそれほどお金もかからないだろうと思います。飯山さんが提言している玄米を使った大量生産法もいいのではないかと思います。
畑に蒔いた雑草や枯葉、野菜クズなどは乳酸菌液の中にいる麹菌や酵母菌あるいは乳酸菌が分解するだけでなく、まずは土中に住むみみずやダニなどの小動物や昆虫の餌として消化されそれらの動物が排出する糞を微生物が分解するという効率の良い分業も行われます。
乳酸菌液をまくことで腐敗菌の活動は抑えられますが乳酸菌や麹菌・酵母菌などと相性の良い真菌類(カビなど)や放線菌などの細菌類も分解に関与して来るので素手で触っても全然問題ない土になると思います。なお、麹菌は乳酸菌液の中では空気も少ないですし、何よりも水中では十分に活動することができません。しかし畑の上に蒔いた雑草などの下ならば適切な湿気と十分な酸素という麹菌にとって最適な環境の中で十分に増殖して活発に活動してタンパク質やデンプンを分解してくれるでしょう。このあたりはカビ類に共通する性質ですね。
というわけで、私の乏しい知識でお答えできる範囲のことだけを書きました。
[692]
シカゴ・ブルースさん
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
やはり効率が悪いんですよね。
黒糖蜜を使おうと思います。
こちらのコメントまた拙ブログで転載させていただきますね。
今、糠と黒砂糖と塩だけで培養していますが、発酵してきています。
水と黒砂糖、塩を入れての拡大培養も始めました。
こちらの記事やコメントを拝見して、乳酸菌の世界がさらに広がりました。
いろいろありがとうございました。
これからもしばしばお邪魔させていただきます。
[706] 濃縮還元100%ジュースを使って
シカゴさん、こんにちわ。
仕事の時や自転車で出かける時に作るのは、果汁100%を半分に薄めて、塩少々1.5g
を入れたものを持ち歩きます。(夏場)
飲み残したジュースは一晩経つと乳酸発酵するようで、蓋を開けたらプシュッと音が出ます。
今までは、これを流しに捨てていましたが、別に捨てなくてもこのまま乳酸菌を培養出来ないかと考えて、とぎ汁に代えて、やってみました。
飲み残しの量は、100-150mlほどです。これに汲み置きの水を足して、さらに塩
小さじ1を加えます。
1日すぎれば乳酸発酵が盛んになりました。
とぎ汁でなくても案外できるのだと思って面白かったです。
また報告致します。
[707] Re: 濃縮還元100%ジュースを使って
とめさん、こんにちは。お久しぶりです。
昨日、今日と蒸し暑い日が続いています。今年は気温が急に変化するので体調の管理に気をつけなければいけませんね。
> とぎ汁でなくても案外できるのだと思って面白かったです。
そうなんですね。乾燥させたものだけでなく果汁や野菜・果物そのものの中にも乳酸菌が生き残っているんですね。植物の身体の表面だけでなくその内部にも乳酸菌や酵母が住み着いているのでいろいろなもので豆乳ヨーグルトができることが分かりましたが、それはさまざまな植物性の食べ物や飲み物を種にして発酵液ができるということでもありますね。グレープおばさんは最近キュウリを種にした乳酸菌液を作ってキュウリの苗に与えていますし…。
果汁を絞ったジュースにも乳酸菌は住んでいるんですね。果汁には糖分やミネラルもたくさん含まれているのでとめさんがなさったように塩分を入れたり水で薄めたりして適切な環境をつくってやれば乳酸菌が増殖して乳酸菌液ができるのでしょうね。とてもおもしろいです。
私はといえば4週間ほど前に糠漬けの床を作り始めました。乳酸菌液に浸した浅漬けでは満足できなくなって始めたのですが数日前からよい発酵床になっておいしい糠漬けができるようになりました。漬けるキュウリや茄子には乳酸菌や酵母が住んでいてぬか床の風味を作ってくれますが意外だったのがキャベツです。キャベツを漬けるとぬか床がとてもよい状態になります。キャベツを使ったリジュベラックというのに人気があるのも肯けます。
というわけで、とぎ汁乳酸菌作りである程度の基本知識を身につけておくといろいろな発酵液作りに応用が利くのではないかと思います。