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言語表現における概念の二重性と二種類の概念 [PC版ページへ]
2006/07/12 02:49

現実・非現実におけるある対象をある人間(認識主体)が認識し、意識の内部で客体化したその認識内容や思考内容(観念ないし個別概念)を認識主体が言語として表現する場合には、それらの個別概念は言語規範に媒介されて二重化しており、またそのとき意識内には思考内容の概念(個別概念)と言語規範の概念(語概念)との二種類の概念が――客体として――存在している。これはソシュールの「言語」(2)(2006.07.10)で紹介した三浦つとむの見解であるが、この二種類の概念を川島正平さんが「運用概念」「規範概念」と名づけて呼んでいることは知らなかった。川島さんの『言語過程説の研究』は読んだはずなのに恥ずかしい限りである。


深草周さんの『モノロゴス』というブログの発表「三浦つとむの主体的言語論」(2006年7月11日)を読んで私はそのことを初めて知ったのであった。

私の無知についてはともかく、深草さんの上記の稿では、私が紹介した三浦の見解が具体例をもって簡潔に述べられている。三浦の観念的自己分裂についてもコンパクトにわかりやすくまとめられている。一読をお薦めする。

(関連記事)

ことばについての覚書(3)――概念の二重性と言語表現
ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言
三浦つとむ「意味とは何か、どこに存在するか」(1)〜(3)
意味・意義・価値(2)――表現・受容過程と販売・購買過程とのアナロジー



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