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2012年12月01日(土)| その他>徒然 |  
雑記――2012年12月

2013年12月の雑記

無題 

2012年12月1日〕今日は午前中雲の多い空でしたがお昼過ぎから青空が広がりました。しかし師走の風はやはり冷たい。いよいよ冬到来です。

〔午後11時45分〕17日目の月がまもなく南中。やや欠けてはいますが今夜も月天心。

無題 

2012年12月2日〕午前中少し太陽が顔を出したものの午後からは完全に曇り空。寒い一日でした。

米と豆乳でヨーグルト 

2012年12月3日〕昨晩遅くから雨が降りました。朝には上がったようですが雲は晴れず気温が上がらない寒い一日でした。

ここ数日は米と豆乳だけで作る豆乳ヨーグルトの実験をしています。使う米はそれほど多くはないですし、白米(あるいは玄米)と豆乳があればヨーグルトができますからとぎ汁乳酸菌をつくるのに二の足を踏んでいる人でも手軽に豆乳ヨーグルトができるのは魅力です。具体的な方法は「玄米で作る豆乳ヨーグルト」という記事にまとめました。興味のある方はどうぞお読み下さい。

無題 

2012年12月4日〕衆議院議員選挙の公示日。選挙カーが2台通りました。自民と民主。どっちも似たようなものだからわが小選挙区は寂しい限りです。

冬色 

2012年12月5日 午後〕午前中は薄雲が少しある程度でぽかぽかとした陽気でした。風も昨日とは反対の東風なのでさほど寒くはありません。午後になって西の方から雲が広がり始めたためにお日様も隠れがち。天気は下り坂のようです。

山々の紅葉もその範囲が少しずつ狭まり、丸裸になった木々が目立ち始めました。クヌギやコナラはまだ葉が大分残っていますがケヤキの梢は葉がすっかり落ちてしまいました。サルスベリの木も衣がなくなって寒そうです。山の端の落葉樹、葉がすっかりなくなった幹や枝が稜線にシルエットを形づくっています。周囲の自然は冬色に向かって足早に模様替え中です。

師走 

2012年12月6日 午後4時15分〕今日も下弦の月だったんですね。夕べは夜更かし。寝る前にベランダに出てみると薄雲のかかった未明の空にちょっと太めの半月が出ていました。寝坊をしてしまったので月が沈むのを見逃しましたが明日も下弦――たぶんこちらの方が半月に近い?――、沈むのはお昼頃なので晴れていれば午前中南~西の空に下弦の月が見られます。

今日は快晴(起きたのが昼前だったのでいつ頃か分かりませんが朝方雨が降ったようです)。午後2時頃までは強い西風が吹いていました。枯葉がその風に乗って遠くまで飛んでいく様はまさに冬の到来。昨日よりもさらに裸の木々が目立ちます。冬至が近づいてどんどん日が短くなっています。4時にはもう山陰に太陽が沈んでしまいます。師走なんですね。

〔午後5時50分〕久しぶりに雲のない空です。南西の山際にもう間もなく沈みそうな火星が赤い光を放っています。その周りにいての星々も一部見えています。

地震・原発・総選挙 

2012年12月7日〕夕方の地震(12月7日午後5時18分)はこちらでもかなり揺れました。しかもその継続時間の長さは 3.11 を思い出させるものでした。発表では私の住む山梨東部は震度3ということでしたが私の感覚ではもっと大きいように思われました。それにしてもこの地震ではかなり広範囲の地域が震度4に見舞われました東北関東・中部北海道近畿・中国・四国。気象庁発表のこの震度分布を見て私はふつうの地震とはちょっと違うなと直感しました。この感覚はその後の報道で裏付けられました懸念された「アウターライズ型」=日本海溝外側でM7超-「今後M8級の可能性も」〔時事ドットコム〕)

幸い福島は震度5を免れ震度4でしたが、それでも異常は出たようです。今後M8級の地震に襲われたら満身創痍の福島第一原発は一体どうなるのでしょうか。野田内閣のまやかしの終息宣言など吹き飛んでしまうでしょう。4号炉の使用済み核燃料プールには使用済み・使用中・未使用の燃料棒が満杯になっていてしかも建屋はぼろぼろの野ざらし同然の状態なのです。

大飯原発の2つの原子炉を除き日本中の原子炉は現在停止しています。東日本の原子炉がすべて止まっていて本当に良かったと思えます。

そんな中の総選挙。自民・公明・維新は原発推進、停止中の原発を再稼働させるつもりでいます。民主も脱原発といいながら安全なものから順次再稼働させ、新設の大間原発の工事にゴーサインを出したのですから、脱原発などという民主のマニフェストは嘘っぱちだと分かります。

脱原発をはっきりと打ち出している日本未来の党・社民党・共産党・新党大地以外の党に投票することは危険きわまりない選択だと私は思います。

アメリカでシェールガス田が相次いで発掘され世界の天然ガス市場は値下がりしています。日本のガス発電機製造メーカーの持つ技術力は世界最高峰。ガスコンバインドサイクル発電は今や原発をしのぐほどの発電能力を持ち、有害な排気ガスや二酸化炭素の劇的な低減に成功しています。資源としての天然ガスや石炭の埋蔵量は年々増えつつあります。ウランは限られた埋蔵量しかなくその発掘作業による作業員や周辺住民の被曝は無視できないレベルです。

いまこそ日本は原発を完全に止め、ガス火力発電にシフトすべきときです。幸い、未来の党内の一大勢力である旧「国民の生活が第一」は公約の中でガス火力を当面の主力として位置づけています。未来の党もこの方向で進むことは間違いないと思われます。私たちが選択すべき道は明らかでしょう――参考:「プロジェクト99%が採点! 政党通信簿」(11月28日)

とぎ汁で豆乳ヨーグルトを作る 

2012年12月9日〕本格的に寒くなってきました。ダウンジャケットを羽織ってベランダに出ています。昨日は強い西風(木枯らし)で大方の木々が裸同然になりました。今日は風はさほどでもありませんがかなり冷たく感じます。天気図を見ると一時期の中途半端な西高東低ではなく典型的な西高東低形になりつつあります。日本海側は雪が降っているのでしょうね。

先日は白米+豆乳、玄米+豆乳で豆乳ヨーグルトができることを追実験で確かめましたが昨日は白米のとぎ汁と豆乳でもヨーグルトができることを確認しました。

〔関連記事〕乳酸菌を培養する(14)――〔展開編2〕とぎ汁で作る豆乳ヨーグルト

無題 

2012年12月10日〕今日も寒い一日でした。晴れてはいたものの冷たい西風が時折強く吹き木の枝に残った葉を容赦なく吹き飛ばしてしまいました。総選挙も余すところ一週間、日本中が異様な感じ。マスコミも司法も何か狂ったような動きをしています。経済界もそうですね。何をそんなに足掻いているのでしょうか。自民圧勝とか、こんなに不景気で寒い年末を迎えていまさら大増税、原発推進、経済格差を拡大させるTPP参加、人権をとことん奪う憲法改正。何を取っても99%の国民にとっては何の恩恵もありません。そんな極右のような安倍自民にみんな投票するんでしょうか。とても信じられません。

ふたご座流星群 

2012年12月11日〕寒い日が続いています。夜のベランダはけっこう冷え込んでいるので、4、5分空を見上げてすぐに部屋に戻ってくるのですがそれでも身体が冷えてしまいます。ここ数日は午前0時過ぎに南の空にかかるオリオンの辺りを眺めていると時折流れ星が見えます。そうなんですね。オリオン座のやや東、天頂に近い辺りに見えるふたご座、そこから飛び出してくるように見えるふたご座流星群が12月14日午前8時にピークになるんですね。

もちろん午前8時にはすでに太陽が昇っているので流れ星は見えませんが、ピークの前後にもかなりの流星が観測できるので、前日13日にふたご座が東の空から昇ってくる午後8時から翌日の薄明まではたくさんの流星がみえるはずです。13日は新月なので月の光に邪魔される心配もありません。(12日の同じ時間帯でもけっこうたくさんの流星が見られるとのこと。たぶん14日の夜も。というわけで13日前後の夜はふたご座流星群を楽しみましょう。

無題 

2012年12月12日 午後3時30分〕午前中吹いていた風が止んで穏やかな午後になりました。室温も久しぶりに20℃を越えました。ベランダから眺める景色ももうすっかり冬色。今日もしろばんばが飛んでいます。これからは山々の褐色もだんだん黒くなっていくのでしょう。

小春日和 

2012年12月13日 午後5時15分〕昨日に続き今日も日中は風もなく穏やかで暖かな小春日和となりました。山が近いのでこういう日はしろばんばがたくさん現われます。室温も20℃を越えて夕べに引き続き今夜も炬燵だけで過ごせそうです。引き続き高気圧におおわれて明日も晴れそうですがあさっての土曜日は低気圧の影響でお天気が悪くなるらしい。投票所のある小学校までは歩いて15分ほどかかります。投票日の日曜はなんとか天気が回復してくれることを祈ります。

冬のスズメ 

2012年12月14日〕午前中曇っていた空が午後になって晴れ、それなりに気温が上がりました。でも夕方にはまた雲が広がってお天気は下り坂のようです。夕べはかなり冷え込み、寝ていて何度か目が覚めて仕方なく布団の上にもう一枚薄い布団をかけました。

昨晩の流星雨。午前0時前にちょっと外へ出て街灯の光の届かない場所で天頂付近をしばらく見上げていました。寒いのと首が疲れるのとで長く感じましたが実際は30分程度。そんな短い間にも20個近い流れ星を見ることができました。南に向かって流れるものが一番数が多く、明るさも一番だったような気がします。四方八方に飛ぶので視界の片隅にちらっと入るだけのものも多く、実際には見逃したものもあったのではないかと思います。

本格的な冬に入って団地の周囲の草もその多くが枯れて団地内清掃で刈り残した背の高い雑草が生えているあたりもすっかり枯草の茂みに変わってしまいましたが、暖かい頃は木の枝や電線に集まっていたスズメたちが、このところは枯れた草地や茂みの中に群れるようにして鳴いています。日が当たっているときはたぶんそこは風もなく暖かい場所なんでしょうね。枯れた草の種もあるでしょうし。

11月の初め頃まではベランダに置いた餌を食べにやってくるスズメは数羽でしたがだんだんとその数が増えて今は20羽以上がいっぺんにやってきます。一度玄米を入れておけば数日は大丈夫だったものが、今や前日の夜に入れておいた分が午前中でなくなってしまいます。かといってむやみに与えるのもよくないので、1日に一回だけと決めて午後になって前の藪で鳴き騒ぐスズメたちをできるだけ無視するようにしています。私の姿を見ると餌を期待して動きが速くなりますが餌を置かないことが分かると諦めて三々五々飛んで去っていきます。でも、諦めの悪いのがいて最後になってようやくみんなの後を追いかけていきます。かわいいですけどね。

明日は投票日 

2012年12月15日〕いよいよ明日は衆議院議員の総選挙投票日。まあ小選挙区は反原発の候補は一人しかいないのでそれしか選びようがない(残りは民主・自民・維新だから当たり前)。比例区はこれまで入れてきた党の候補が未来の党に移ったこと、これまで支持してきた党の候補は当選の見込みが薄いこと、この2つを加味してもやはり未来しかない。政策が一番はっきりしているということも大きい。今回ばかりは反原発・反TPP・消費増税凍結・憲法改悪反対の候補を当選させることが第一だから、もっとも可能性の高い党に入れるのは当然の選択。今まで支持し続けてきた党にはごめんなさいというしかない。

無題 

2012年12月20日 午後4時45分〕中央道下り線大月トンネル手前の事故で上野原ー大月間が通行止めのため、国道20号線下りの渋滞が続いている。

上弦の月が南の空に出ている。

冬至 

2012年12月21日〕今日は冬至。あいにくの曇り空で気温が上がらず寒い1日でした。

夜霧 

2012年12月22日 午後3時00分〕午前中の雨も昼には上がり午後2時過ぎには完全に晴れ渡りました。気温もやや上昇。でも湿度は高めです。天気図を見ると気圧の谷が東に去って高気圧に覆われ始めまています。快晴はこのまま続くでしょうが夜は放射冷却で霧が発生すると思われます。

〔午後7時40分 追記〕現在、上空に雲はありませんが大量に発生した霧が徐々に下がって来て周囲の山々が視界から消えつつあります。霧が地面に向かって降りてきているのが目に見えて分かります。天頂付近には霧にかすんだ月齢9の月が見えています。これから周囲は完全に霧に包まれると思われます。

無題 

2012年12月23日〕今日も寒い一日でした。それでも薄日が差した分、室内の気温が上がったため日が落ちるまでは暖房なしで過ごせました。

無題 

2012年12月24日〕世はクリスマス・イブ。ここ数年クリスマスケーキなるものは口にしたことがありません。一人暮らしゆえ、好きなまんじゅうを普段より2つばかり多めに食べるくらいでしょうか。胃がもたれてしまうのでいっぺんには食べずに時間をおいてひとつづつ食します。そしてまんじゅうをひとつ食べるごとに新しい茶葉に取り替えるというのが私のこの日の楽しみです。

霜 

2012年12月27日 午後11時00分〕今朝は冷え込みました。それでも昼間は晴れて陽射しが部屋の中まで射し込んで来るので午後には室温がかなり上がりエアコンなしでも十分暖かでした。流石に日が沈むと気温がどんどん下がりました。さきほどベランダに出ると民家の屋根や団地の集会所の屋根が白くなっていました。まだ真夜中にもなっていないのに早くも霜が降りているんですね。明日の朝は今朝よりも冷え込むかもしれません。

 

 2012年12月の更新記録 

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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(68歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

子どもたちに向けた言葉

ふしぎだと思うこと
  これが科学の芽です
よく観察してたしかめ
そして考えること
  これが科学の茎です
そうして最後になぞがとける
  これが科学の花です
        朝永振一郎

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