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2013年12月27日(金)| 科学>発酵 |  
乳酸菌を培養する(23)――〔発展編3〕濃いとぎ汁と乳酸菌の増殖率

〔発展編1〕驚異の玄米浸漬培養液」という記事を書いた後、玄米を浸漬した培養液ではなぜ乳酸菌密度が高くなるのか、つまり玄米培養液において初期の乳酸菌の増殖率が高いのはどうしてなのかということが気になっていました。玄米培養液の中には玄米が浸(つ)かっているため、とぎ汁培養に比べて栄養分が多いこと――特に玄米の中にある胚乳つまり白米部分の量が多いこと――がその理由ではないかと私は考えました。

白米部分(米の胚乳)の大半はデンプンですが表面に近い部分にはタンパク質もあります。それぞれデンプン粒とタンパク質粒の形で胚乳を構成しており、白米のとぎ汁にはこれらのデンプン粒とタンパク質粒が含まれています。したがって、私の推定が正しければ濃いとぎ汁を培養液として使った乳酸菌液はふつうのとぎ汁乳酸菌液よりも乳酸菌密度の高いものになるはずです。

そこで私は濃いとぎ汁を使ったとぎ汁培養の実験をしてみることにしました。

 この記事の目次

 
濃いとぎ汁を使った培養実験

ふだん私は2日で1合の白米を食べています。ですからとぎ汁培養液は2日ごとに500mlずつ作っているわけです。「〔基礎編〕米乳酸菌を培養してみた(とぎ汁培養液)」の「とぎ汁乳酸菌液の作り方」ではとぎ汁培養において「とぎ汁が濃い方が栄養分が豊富なため乳酸菌の増殖が速くなり、その分早く乳酸菌液が完成します」と書いたものの実際に濃いとぎ汁を使って培養したことはありませんでした。濃いとぎ汁を使えば増殖率が高まるのは確実ですができあがった乳酸菌液の乳酸菌密度が本当に高くなるかどうかは実験してみないと分かりません。

2合の白米で500mlの培養液を作る
白米2合を500mlの水でとぎ、ふだんよりも濃い培養液を作ります。とぎ方は「濃いとぎ汁を得るために」に書いてあるいつもの手順で行ないました。こうして得た2合分の濃いとぎ汁500mlにあら塩約5g(小さじ1杯強)を入れ、いつものようにホットマット上に寝かせて置き上にカバーを掛けます。

1日後:ボトルの上部にはいつもよりもたくさんの泡があります。蓋を開けると大きめな「プシュッ」という音がしてボトルの下の方からたくさんの小さな泡が上がってきました。この泡の量もいつもよりはだいぶ多めです。pH は4.5弱~4.0強になっています。pH も通常の培養液より早く低下しているようです。

2日後:黒糖を入れる前に培養液を顕微鏡で見ると乳酸菌の数が通常よりもずっと多く、酵母も早々と増殖を始めています。pH は4.0弱~3.5強に落ちています。また黒糖を入れた衝撃で発生する泡も多めです。

3日後:黒糖投入後1日で pH3.5 に到達。通常のとぎ汁培養液よりも1日早く、玄米(浸漬)培養液と同じくらいのペースで発酵が進んでいます。

その後:6日後に pH3.5弱になり、20日足らずで pH3.0 になりました。乳酸菌の密度は玄米(浸漬)培養液とほぼ同等か、やや低いかなといったところです。酵母は通常の乳酸菌液よりもやや少なめかもしれません。ただし、酵母の大きなコロニーはプレパラートに散在するため、スポイトで落とした乳酸菌液によってばらつきがありますから1つのサンプルだけでは大コロニーの存在が確認できないことがあります。

同じ実験をもう一度行ないましたがほぼ同じような経過をたどって pH3.0 に到達しました。乳酸菌密度が高いのも同じです。酵母の数は通常の乳酸菌液と同程度でした。

私が予想した通り「濃いとぎ汁を使って培養すると乳酸菌の増殖率が高まり、できあがった乳酸菌液の乳酸菌密度も高くなる」ことが実験によって確かめられました。roujinさんが行なった濃いとぎ汁を使った実践で pH3.1 の乳酸菌が得られたことは知っていましたが、roujinさんがおっしゃる通り「乳酸菌の濃い物を得るには(とぎ汁は)濃い方が良い」ことを私も確認することができました。

なおこの実験は2013年11月29日から12月中旬にかけて行ないました。

 
ふつうのとぎ汁に白米を少し入れた培養液

濃いとぎ汁には通常のとぎ汁培養液よりもたくさんの白米成分が含まれています。乳酸菌の増殖が早まり乳酸菌密度が高くなった原因がこの白米成分にあるとしたら、通常のとぎ汁培養液に白米を少し入れることによって白米成分を多くすることもできます。そこで通常のとぎ汁培養液500mlに少量の白米を入れて培養実験をしてみました。

1合分のとぎ汁に白米を添加する
いつもと同じように白米1合を500mlの水でとぎます。得られたとぎ汁にあら塩約5g(小さじ1杯強)と白米小さじ1杯とを入れていつもと同じようにホットマット上に置きカバーを掛けます。

1日後:濃いとぎ汁ほどではありませんが泡の発生量は通常のとぎ汁培養液よりも多めです。pH は 4.5。通常のものよりは低下のペースがやや速いようです。

2日後:pH は 4.5弱です。顕微鏡で見ると乳酸菌密度は通常よりもやや多め、酵母はまだそれほど増殖していません。濃いとぎ汁培養液に比べるとやや遅めですが通常のとぎ汁培養液よりは発酵のペースは速いようです。

3日後:この実験は4回行ないましたが4日後にpH3.5に到達した1回を除いて残りの3回はすべて3日後に3.5になりました。

その後:最後の1回を除く3回の実験すべてにおいてほぼ1週間で pH3.5弱、2週間前後で 3.0強~3.0 に到達しました。この実験は2013年12月10日から開始したものです(4回目の実験ボトルは12月16日に仕込んだものなので本日が11日目。発泡はまだ続いており pHは 3.5弱~3.0強を示しています)。

実験結果を見ると、乳酸菌の密度は通常のものよりは多めですが玄米(浸漬)培養液に比べるとやや劣るような気がします。考えてみると玄米(浸漬)培養では2リットルの培養液に対して玄米1合(180ml)を入れます。培養液が500mlなら入れる玄米は45mlですから、この実験で入れた白米5mlはそれに比べるとかなり少なめです。乳酸菌の増殖率や密度が玄米(浸漬)培養液に比べて低いのは白米の量が少なかったせいかもしれません。大さじ1杯(15ml)程度入れればもう少し違った結果になったでしょう。いずれにせよ通常のとぎ汁培養液に白米を少し入れることによって乳酸菌の増殖率が高まり、乳酸菌密度の高い乳酸菌液が得られることは確認できました。

なお、白米を入れる代わりに白米成分として米粉を入れても同じような結果になると思われます。いずれ試してみます(米粉なら小さじ1杯くらいで大丈夫でしょう)。

 
pH試験紙/乳酸菌液の利用・活用・効能等について

〔注記〕pH試験紙については「〔基礎編〕米乳酸菌を培養してみた」の「pH試験紙・培養液の色(10円硬貨の利用)」をご覧下さい。pH試験紙が手元にない場合の簡易判定に10円硬貨を利用する方法についても記してあります。

〔注記〕乳酸菌の培養に用いて使い終わった使ったペットボトルの汚れは水で洗うだけで十分ですがボトル内部の肩口の辺りに付着している浮遊物や産膜などはブラシで落とせます。なお、「〔基礎編〕米乳酸菌を培養してみた」の「培養液の濾過・沈殿培養液・ボトル等の洗浄」でご紹介している「フルフルボトル洗い」を使うと手間がかからず簡単にペットボトルの洗浄ができます。

〔注記〕 米のとぎ汁や米ぬか水等を利用した米乳酸菌の培養に関する基本的な事項や知っておくべき大切な情報は <乳酸菌を培養する(1)――〔基礎編〕> に載せてあります。まだお読みでない場合は一通り目を通しておかれることをお勧めします。また、その記事には 乳酸菌液の利用・活用・効能関連記事へのリンク集 も載せてあります。

なお、日々の実践を通して新たに分かったことや新しい知見、あるいは誤っていた記述など、<乳酸菌を培養する(1)>の内容は頻繁に更新・追加されていますのでときどき目を通して頂ければ幸いです。

――乳酸菌を培養する――

   (1)〔基礎編〕  米乳酸菌を培養してみた(とぎ汁培養液)
   (2)〔応用編1〕米ぬか培養液・拡大培養
   (3)〔応用編2〕乳酸菌液で作る豆乳ヨーグルト
   (4)〔応用編3〕通販の米ぬかを使ってみる
   (5)〔応用編4〕飯山氏、拡大培養の「秘法」を明かす
   (6)〔応用編5〕発泡乳酸菌液と乳酸菌風呂
   (7)〔応用編6〕乳清で作る豆乳ヨーグルト
   (8)〔応用編7〕乳酸菌風呂、その2
   (9)〔探究編1〕古米の玄米と米乳酸菌、玄米浸潤液
 (10)〔探究編2〕玄米浸潤培養液
 (11)〔探究編3〕黒糖と白糖、乳酸菌風呂3
 (12)〔探究編4〕米ぬかと糖だけを使った培養実験
 (13)〔展開編1〕玄米で作る豆乳ヨーグルト
 (14)〔展開編2〕とぎ汁で作る豆乳ヨーグルト
 (15)〔展開編3〕日本茶で作る豆乳ヨーグルト
 (16)〔展開編4〕豆乳だけでヨーグルトができた
 (17)〔展開編5〕植物系で作る豆乳ヨーグルトと内生菌 ―― 野菜・果実・穀物・蜂蜜・梅干…等で作るヨーグルトのまとめ
 (18)〔探究編5〕米乳酸菌は120℃に耐えるか
 (19)〔発展編1〕驚異の玄米浸漬培養液
 (20)〔探究編6〕炊いたご飯と乳酸菌
 (21)〔展開編6〕超大雑把な蓬乳酸菌の培養
 (22)〔発展編2〕玄米豆乳乳酸菌液で作る豆乳ヨーグルト
 (23)〔発展編3〕濃いとぎ汁と乳酸菌の増殖率
 (24)〔探究編7〕白米浸漬培養液も乳酸菌が多い
 (25)〔基礎編2〕七分づき米のとぎ汁培養液
 (26)〔発展編4〕米麹の力(米と麹で作る濃密な乳酸菌液)
 (27)〔発展編5〕黒糖と米麹の併用/米麹と産膜性酢酸菌
 (28)〔展開編7〕手軽にできる蓬乳酸菌の培養
 (29)〔展開編8〕色がきれいな赤紫蘇乳酸菌液
 (30)〔展開編9〕ミカンの皮の乳酸菌液

 乳酸菌を培養する(1)~(30)をまとめて読む。

(関連記事)

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コメント
 
[806] 
2013/12/27(金)21:29:34 | URL | グレープおばさん[編集
URL、送って頂きありがとうございます。
やはり濃いとぎ汁は、乳酸菌が多いのですね。
何となくわかります。

グレープは、今乳酸菌を作るのに黒砂糖と塩を減らしています。

1500のペットボトルに黒砂糖を30グラム、塩を10グラムにしています。
PHは、3~4の間のオレンジになります。
グレープおばさんは、保温マットないので、昼間はベランダに
夕方はストーブの近くにに置いています。
日数は、掛かりますが乳酸菌になっていますデス(^o^)
2日前に餅をつくために餅米を研ぎました
餅米を研いだときのとぎ汁の乳酸菌を作っています。
意外や意外で、2日目で黄色の4です。
早いです~

前回のコメントで、haruとのやりとりを思い出しましたデス。
ありがとうございます。

 
[808] Re: タイトルなし
2013/12/28(土)00:27:30 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> やはり濃いとぎ汁は、乳酸菌が多いのですね。
> 何となくわかります。

初期の乳酸菌数が多いことと、栄養分が多いこととの両方の相乗効果だと思います。ただ栄養分が多いためかかなり長期間発泡し続けますね。

> グレープは、今乳酸菌を作るのに黒砂糖と塩を減らしています。

私も最近、塩はもう少し少なくてもよいのではないかと思い始めています。私は味覚も嗅覚も鈍いので分かりませんが、乳酸菌液を分けている妹からときどき「しょっぱい」といわれることがあります。糖分はその大部分が酵母の餌になりますから、少し減らしても乳酸菌の増殖には影響はあまりないのではないかと思います。特に濃い濃度の培養液の場合は栄養分も豊富なので黒糖を少なめにしてもいいかもしれませんね。実際玄米豆乳乳酸菌液の場合は白糖を大分少なくしていますが乳酸菌密度も高く最終的には pH3.0程度になります。豆乳に含まれる栄養分が多いからなんですね。でもまったく入れないと pHは 4.5~4.0 くらいにとどまってしまいます。その辺が不思議です。
>
> 1500のペットボトルに黒砂糖を30グラム、塩を10グラムにしています。
> PHは、3~4の間のオレンジになります。

通常の3分の2くらいということですね。

> グレープおばさんは、保温マットないので、昼間はベランダに
> 夕方はストーブの近くにに置いています。
> 日数は、掛かりますが乳酸菌になっていますデス(^o^)

グレープおばさんのような方法で十分培養はできますね。私の場合は、同じ環境でいろいろ試してみたいのでホットマットは重宝しています。

> 2日前に餅をつくために餅米を研ぎました
> 餅米を研いだときのとぎ汁の乳酸菌を作っています。
> 意外や意外で、2日目で黄色の4です。
> 早いです~

記事を楽しみにしています。

> 前回のコメントで、haruとのやりとりを思い出しましたデス。
> ありがとうございます。

「haruとのやりとり」というところが理解できませんでした。済みません。
 
[809] 
2013/12/29(日)23:39:31 | URL | グレープおばさん[編集
グレープおばさんのコメント↓
>前回のコメントで、haruとのやりとりを思い出しましたデス。

>「haruとのやりとり」というところが理解できませんでした。済みません。

すみません・・・「さん」つけ忘れました・
huruさんです(^o^)
記事に来たコメントを思い出しました。
そのことをすっかり忘れていました・・・

米のとぎ汁には・・・↓の記事です。
http://blog.goo.ne.jp/gurepuuiko/e/22664a8429937e05823c5e2808259ee3

>私も最近、塩はもう少し少なくてもよいのではないかと思い始めています。
シカゴさんも減らしているのですね(^o^)
グレープおばさんだけかと思っていました。
塩も黒砂糖も高価ですからね・・・節約のためにしています。

シカゴさんが考案された驚異の玄米浸漬培養液をあの時のまま、
今も培養しています。
この培養液いつまで乳酸菌になるのかと、今はとぎ汁なしの水だけで培養しています。
静かですが、乳酸菌になっています。
 
[810] Re: タイトルなし
2013/12/30(月)12:55:37 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんにちは。

> >前回のコメントで、haruとのやりとりを思い出しましたデス。
>
> >「haruとのやりとり」というところが理解できませんでした。済みません。
>
> すみません・・・「さん」つけ忘れました・
> huruさんです(^o^)
> 記事に来たコメントを思い出しました。
> そのことをすっかり忘れていました・・・
>
> 米のとぎ汁には・・・↓の記事です。
> http://blog.goo.ne.jp/gurepuuiko/e/22664a8429937e05823c5e2808259ee3

前回のコメントというのはこれですね。
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-310.html#801

---------------------------------------
>> 卵も植物と同じで、種ではないかと・・・なので内生菌に守られている。
>> これは、植物と同じではないかと思いました。

>動物の卵はものすごく防禦が固いですからそれはない(内生菌はいない)と思います。そもそも卵自体が1個の細胞です。細胞の防御力は桁外れです。生きている細胞の中にまで入り込んで住み着くことができる細菌はさすがにいないのではないでしょうか。
----------------------------------------

動物であれ植物であれ生きている細胞そのものの防御力は非常に強くて外から細菌などが入り込むことはまずできないのですね。

最近面白い本をいろいろと読んでいるのですが『タンパク質の一生』(永田和宏・岩波新書)の中にこんなことが書いてあります。簡単にまとめると、

----------------------------------------
もう何億年も前のこと。地球上にはもっとも古い原始細菌が住んでいた。細菌類は核を持たないので原核生物と呼ばれているが、その原始細菌の中から核を持つ原始真核細胞が生まれた。一方原始細菌は古細菌と真正細菌との二種に分化した。真正細菌の中には光合成細菌や好気性細菌といった栄養分やエネルギーを効率的に生産できる細菌も生まれてきた。光合成細菌は太陽の光を使って水と二酸化炭素から栄養分を作りだし酸素を放出する。好気性細菌はその酸素を使って効率的にエネルギー(ATP)を作り出すことができる。

あるとき原始真核細胞の一つの中に好気性細菌が入り込んだ。その原始真核細胞は好気性細菌のもつ効率的なエネルギー生産力を自らのものにするためにそれを排除せずに自分の細胞の中に閉じこめて利用することにした。この取り込まれた好気性細菌は原始真核細胞の中で原始真核細胞が作りだした頑丈な膜に包まれたエネルギー生産工場となった。これがミトコンドリアである。

ミトコンドリアを細胞の中に取り込んだ原始真核細胞はこうして真核生物として進化を始めた。現在の動植物の先祖である。

一方、真核生物の一つの中に光合成細菌が入り込んだ。この真核生物は光合成細菌の優れた栄養生産力を自らのものにするためにこれを自分の細胞の中に取り込んだ。この取り込まれた光合成細菌は真核生物の栄養分生産工場として働くようになる――葉緑体である。葉緑体を細胞の中に取り込んだ真核生物は太陽の光エネルギーを使って効率的に栄養分を作り出すことができたのでこれもその後さまざまな進化をすることになる。これが植物の先祖である。
----------------------------------------

ということなんですね。してみるとミトコンドリアは俗に言われているパラサイト(寄生)というような形態ではなくむしろ動植物にとっては共生の一つの形なんでしょうね。むしろ今となっては同居人みたいなものでしょう。ただし、酸素は通常の細胞にとっては毒物ですからミトコンドリアは細胞の中で厳重な膜に包まれて存在しています。いわば軟禁状態にされた同居人ですね。

> >私も最近、塩はもう少し少なくてもよいのではないかと思い始めています。
> シカゴさんも減らしているのですね(^o^)
> グレープおばさんだけかと思っていました。
> 塩も黒砂糖も高価ですからね・・・節約のためにしています。

> シカゴさんが考案された驚異の玄米浸漬培養液をあの時のまま、
> 今も培養しています。

玄米が入っていてまだ利用可能なデンプンやタンパク質は十分残っているためずっととっておけると思います。

> この培養液いつまで乳酸菌になるのかと、今はとぎ汁なしの水だけで培養しています。
> 静かですが、乳酸菌になっています。

2011年の4月に飯山さんが最初に公開したとぎ汁培養液はあら塩も黒糖も入れないものでした。私が最初に作った乳酸菌液はあら塩・黒糖なしのものです。おそらく pHは4.0 くらいだったのではないかと思います。それでも乳酸菌は十分に増殖していたはずです。酵母はたぶん少なめだったのではないでしょうか。黒糖の栄養分のほとんどは酵母の餌になっているのではないかと思います。

でも面白いことに糖を入れないと pHが3.5 にはなかなかならないのですね。入れると数日で3.5になります。その辺が発酵の妙なんでしょう。

それと酵母の多くは酸性環境が好きなんですね。pHが4.0から3.5になった辺りで大増殖するのも面白いところです。糖は pHの低下と酵母の増殖の両方に関与しているようです。
 
[820] 
2014/01/27(月)22:39:36 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさん、こんばんは、
乳酸菌に漬けた卵の実験ですが、結果が出ないままですが
今日で終了します。
数日前から、乳酸菌の中で卵にひびが入りました。
多分私が、乳酸菌が混ざるように、瓶を揺さぶっていたのが原因かもしれません。

いままでの経過
乳酸菌の中に卵を入れて様子を見ていました。瓶を見ると卵が見えていました。しばらくすると、液が濁って卵が見えなくなりました。へんだな、と放置しているともっと見えなくなり液が心配になってPH試験紙で計りました。驚くことにPHは緑の8~7になっていました。でも、香りは酸っぱいような臭いです。
乳酸菌が少なくなっているのではと不安になり、黒砂糖を大さじ1入れました。黒砂糖を入れた後に泡が立ちました。
4日ほど経ってPHを計ると薄くなっていました多PH6くらいと思います。先ほど、卵が気になり箸で卵をつかんで引き上げようとしたらひびがもっと広がりました。
すると卵の白身が出てきて、このまま様子を見るのかだめかもと、思い引き上げたところです。
引き上げて殻をよく見ると茶色くなっています。
殻をこすると粘着質の茶色のものが付着しているようです。
殻は、脆くなっていました。
殻だけにして様子を見ようか、いま思案中です・・・

前回の私のコメントですが~
> この培養液いつまで乳酸菌になるのかと、今はとぎ汁なしの水だけで培養しています。
> 静かですが、乳酸菌になっています。

言葉が足りなくてすいません。
玄米浸漬培養液ですが、水だけを継ぎ足して、黒砂糖と塩は入れていますデス(^o^)

ただ気になるのが、上に浮いてくる10粒ほどの玄米もあります。
触ってみると、もう玄米ではなく玄米の形をした中がふにゃふにゃで、何も入っていないような玄米でした。
いまもその玄米で玄米浸漬培養液を作っています。




 
[821] Re: タイトルなし
2014/01/28(火)19:12:19 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> 乳酸菌に漬けた卵の実験ですが、結果が出ないままですが
> 今日で終了します。

この後に書いてあることを拝見するとある程度の結果が出ているように思います。私も鶏卵の殻についての実験をして大体のことは分かりました。結論から言うと卵の殻を溶かすために乳酸菌液が使われるため乳酸菌液の pH は上がりますが乳酸菌や酵母はその中で生きています。特に乳酸菌はその数がほとんど変わりません。

> 数日前から、乳酸菌の中で卵にひびが入りました。
> 多分私が、乳酸菌が混ざるように、瓶を揺さぶっていたのが原因かもしれません。

殻自体が乳酸によって溶かされてもろくなっていたこともあるでしょうね。

> いままでの経過
> 乳酸菌の中に卵を入れて様子を見ていました。瓶を見ると卵が見えていました。しばらくすると、液が濁って卵が見えなくなりました。へんだな、と放置しているともっと見えなくなり液が心配になってPH試験紙で計りました。驚くことにPHは緑の8~7になっていました。でも、香りは酸っぱいような臭いです。

酢と違って乳酸菌液の酸性度が低い(pHが大きい)ために酢と同じようには溶けないのだと思います。卵一つ分の殻を溶かし切るには乳酸菌液が2リットルくらいは必要ではないかと思います。殻(炭酸カルシウム)と乳酸が反応して乳酸カルシウムと二酸化炭素と水が生じます。乳酸カルシウムは水に溶ける性質(水中で電離する性質:乳酸カルシウムは乳酸イオンとカルシウムイオンとに電離しています)があるので現象だけ見ていると卵の殻が溶けたように見えます。

> 乳酸菌が少なくなっているのではと不安になり、黒砂糖を大さじ1入れました。黒砂糖を入れた後に泡が立ちました。
> 4日ほど経ってPHを計ると薄くなっていました多PH6くらいと思います。先ほど、卵が気になり箸で卵をつかんで引き上げようとしたらひびがもっと広がりました。

黒糖を入れることによって乳酸菌が糖を分解して乳酸を作りだしたために pH が下がったのだと思います。中性あるいは弱アルカリ性の液のなかでも乳酸菌は生きていくことができるということがこれから分かります。以前、乳酸菌液の中に粉石けんを入れる実験をグレープおばさんがなさったことがありますね。そのとき私も追実験してアルカリ性のもとでも乳酸菌が生きていることを確かめました。覚えておられますか?

> すると卵の白身が出てきて、このまま様子を見るのかだめかもと、思い引き上げたところです。
> 引き上げて殻をよく見ると茶色くなっています。
> 殻をこすると粘着質の茶色のものが付着しているようです。
> 殻は、脆くなっていました。

殻の内側には卵殻膜という膜(卵は一個の細胞です。卵殻膜はその細胞膜に当たります)があります。よく観察するとこの卵殻膜は二重になっています。内側の膜の方が乳酸に溶けやすいようですが、外側の膜はなかなか溶けません。茶色になって残っているのはたぶん外側の膜でしょう。「粘着質の茶色のもの」は溶けかけの内膜だろうと思います。なお、茶色になっているのは乳酸菌液の中にある黒糖成分の色素が付着したからだと思います。

殻はかなり溶けてもろくなっているのでしょうね。

> 殻だけにして様子を見ようか、いま思案中です・・・

殻だけを残して、さらに黒糖を足して様子を見たらどうでしょうか。栄養分があれば乳酸菌が乳酸を作って殻がさらに溶けるのではないかと思います。

私の実験は
1)卵殻膜を付けたままの殻を乳酸菌液の中に浸けておく。
2)卵殻膜をとり去った殻だけを乳酸菌液の中に浸けておく。
3)卵殻膜だけを乳酸菌液の中に浸けておく。
4)乳酸菌液の中に重曹を入れる。

いずれの場合も乳酸菌は生きています。2)以外は中和反応のために乳酸が使われるので pH が上がりますが 2)は pHはずっと 3.5 程度のままで変わらず乳酸菌が少し増殖します。

> 前回の私のコメントですが~
> > この培養液いつまで乳酸菌になるのかと、今はとぎ汁なしの水だけで培養しています。
> > 静かですが、乳酸菌になっています。
>
> 言葉が足りなくてすいません。
> 玄米浸漬培養液ですが、水だけを継ぎ足して、黒砂糖と塩は入れていますデス(^o^)

黒糖と塩が入っているので嫌な匂いもなく pHもほどなく 3.5 に到達するでしょうね。ぬかを少し(1リットルあたり小さじ1杯程度)入れると乳酸菌の増殖が促進されるのではないかと思います。

> ただ気になるのが、上に浮いてくる10粒ほどの玄米もあります。
> 触ってみると、もう玄米ではなく玄米の形をした中がふにゃふにゃで、何も入っていないような玄米でした。

玄米の粒の中にもいろいろあるのでしょうね。中の胚乳部分(白米部分)が溶け出してしまったのでしょう。中身が少なかったのかもしれません。

> いまもその玄米で玄米浸漬培養液を作っています。

デンプン成分は豊富にあるので糖とあら塩だけでもしばらくは大丈夫でしょうね。酵母や乳酸菌が作る酵素だけでもなんとかやっていけるでしょうが外から米ぬかや米粉を少し補ってやればさらに効果的だと思います。
 
[822] 
2014/02/05(水)10:14:26 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさんおはようございます。
卵の殻、中身を出して殻だけを乳酸液に戻しました。
黒砂糖も足して入れていました。
卵の殻は、浮き上がったりしていたのでその都度箸で下に沈めていました。
底のほうに殻が粉々になって沈んでいます・・・
静かに箸でつまんで沈めているのにどうしてか
疑問でした・・・
さっき、殻の一部を指に挟んで擦りましたら
粉々になりました。
シカゴさんの言うように、乳酸菌が分解してるのと思いました。
殻自体何となく脆くなっているように思います。
今日で、2ヶ月はゆうに経っています。

卵の膜も実験しています。
卵の膜だけで、白砂糖塩を入れて様子を見ています。
PHは、5でしたが昨日あたりから5~4の間になっています。
昨日は白砂糖(大さじ1)と塩少しを追加しました。
天気の良い日は、日光に当てています。

もう一つは、膜ととぎ汁を一緒に培養しています。
こちらは、PHはオレンジの3です。
ただ、膜が茶色になっています。多分とぎ汁の沈殿物が付着したように感じます。

卵の膜は、乾燥している膜を使いました。
卵の膜を乾燥させて、焼酎に漬けているので膜はいつもストックして保管しています。
今、いろんな事を考えています・・・
笑われるかもしれないことが頭をよぎります(^o^)
まぁ、いつものことですが・・・
シカゴさんに、グレープおばさんが実験している写真を送りたいと思うのですが、この掲示板でも遅れるのでしょうか?
 
[823] 質問させて下さい。
2014/02/05(水)12:43:25 | URL | タロロ[編集
シカゴさん、お疲れ様です。

玄米乳酸菌液の食味に関して質問しようかと思いまして来ましたら、グレープおばさんとのヤリトリを読ませていただきまして大変勉強になりました。

> それと酵母の多くは酸性環境が好きなんですね。
> pHが4.0から3.5になった辺りで大増殖するのも面白いところです。
> 糖は pHの低下と酵母の増殖の両方に関与しているようです。

私が作っている玄米乳酸菌ですが、全くブクブクと発酵しなくなったペットボトルを事務所の中で放置しておりましたら、ある日突然ブクブクとまた発酵し始めました。不思議だな?こんなコトもあるのかな?と思い飲んでみましたら、非常に美味しいではありませんか?
pHを測ったら、3.5でした。
今まで4.0から3.5とか気にしていなかったのですが、4.0と3.5とでは味が違うのですね。
酸っぱさといい香味といい断然の違いに驚いております。やはり、3.5以下でないと美味しくないのでしょうか?


もう一つ、拡大培養に関してですが、培養してから数日間でブクブクとよく発酵していた乳酸菌が、その後音沙汰もないように静まりかえり、ブクブクと発酵しなくなりました。


そこで、今さら聞けない質問です。(苦)


・乳酸菌発酵は、一定期を過ぎると発酵しなくなるのでしょうか?
・乳酸発酵が終わったら、出来上がりでそのまま放置すべきなのでしょうか?
・そのまま放置してどれくらいの期間保つのでしょうか?
・豆乳ヨーグルト作りでは、元気な乳酸菌通いとありましたが、
 元気というのは、ブクブクして3.5になった状態でしょうか?


現在、自宅で20リットルの玄米による乳酸菌作りに挑戦中です。
といっても、放ったらかしで時々かき回すだけですが・・・

では、宜しくお願いします。
 
[824] Re: タイトルなし ――卵の殻と乳酸菌液――
2014/02/06(木)15:11:57 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんにちは。

> 卵の殻、中身を出して殻だけを乳酸液に戻しました。
> 黒砂糖も足して入れていました。
> 卵の殻は、浮き上がったりしていたのでその都度箸で下に沈めていました。
> 底のほうに殻が粉々になって沈んでいます・・・
> 静かに箸でつまんで沈めているのにどうしてか
> 疑問でした・・・

卵の殻は炭酸カルシウムでできています。炭酸カルシウムは石灰石や貝殻、大理石の主成分で最近の固いチョークも炭酸カルシウム入り。炭酸カルシウムはアルカリ性の塩(えん)なので希塩酸や乳酸などの酸に出会うと中和反応を起こして水と二酸化炭素を発生させます。乳酸の場合は乳酸カルシウム、希塩酸の場合は塩化カルシウム(塩化カルシウムはあら塩やにがりに含まれています)という水溶性の塩(えん)になります。なお、食塩は塩化ナトリウムという水溶性の中性塩(ちゅうせいえん)です。

卵の殻を乳酸菌液に入れると発生する二酸化炭素の泡が殻に付着するので卵の殻は浮いてきます。殻から二酸化炭素が離れると殻は沈みます。浮いてきた殻をよく見ると小さな泡が表面にくっついているのが分かります。

同時にできる水溶性の乳酸カルシウムは溶液の中で乳酸イオンとカルシウムイオンに分かれています。カルシウムイオンは苦いので卵の殻が溶けた乳酸菌液は苦味がします(にがりが苦いのはこのカルシウムイオンやマグネシウムイオンのせいです。ちょっとした豆知識ですが畑に撒く苦土石灰には酸化マグネシウム=苦土が含まれています)。乳酸カルシウムは苦いですがイオン化しているので体内でカルシウムが吸収されやすい形になっています。苦みをちょっと我慢して飲めばカルシウムの補給になるでしょうね。

炭酸カルシウムや硫酸カルシウム(石膏)あるいはリン酸カルシウム(動物や魚の骨の主成分)は水に不溶ないし難溶なので腸内で消化されにくいですが乳酸カルシウムやにがりに含まれる塩化カルシウムはすでにイオン化しているためカルシウムが吸収されやすいという長所があるわけです。

> さっき、殻の一部を指に挟んで擦りましたら
> 粉々になりました。
> シカゴさんの言うように、乳酸菌が分解してるのと思いました。
> 殻自体何となく脆くなっているように思います。
> 今日で、2ヶ月はゆうに経っています。

乳酸菌が分解しているのではなく乳酸菌が作りだした乳酸と反応して溶けるわけです。乳酸菌液の量が多ければかなり短期間で溶けるはずです。私の実験では鶏卵1個分の殻を全部溶かすには乳酸菌液が1.5~2リットルくらい必要でした。食酢なら pHが小さい(酸性度が高い)のでもっと少なくても溶けると思います。食酢に浸けた場合は水溶性の酢酸カルシウムができます。

> 卵の膜も実験しています。
> 卵の膜だけで、白砂糖塩を入れて様子を見ています。
> PHは、5でしたが昨日あたりから5~4の間になっています。
> 昨日は白砂糖(大さじ1)と塩少しを追加しました。
> 天気の良い日は、日光に当てています。

卵殻膜には炭酸カルシウムが含まれていませんから乳酸菌液の乳酸は中和反応を起こしません。ですからふつうは pHは上がらないはずです。私の実験では卵殻膜に含まれるタンパク質のために乳酸菌がやや増えました。膜は簡単には分解されませんが二重になっている卵殻膜のうち内側のものは溶けやすいようです。卵殻膜を浸けた乳酸菌液の味はふつうの乳酸菌液とあまり変わりがありません。

> もう一つは、膜ととぎ汁を一緒に培養しています。
> こちらは、PHはオレンジの3です。
> ただ、膜が茶色になっています。多分とぎ汁の沈殿物が付着したように感じます。

膜に含まれるタンパク質が乳酸菌の細胞を作るために使われるのでただのとぎ汁よりも乳酸菌の密度は高くなるでしょうね。

> 卵の膜は、乾燥している膜を使いました。
> 卵の膜を乾燥させて、焼酎に漬けているので膜はいつもストックして保管しています。
> 今、いろんな事を考えています・・・
> 笑われるかもしれないことが頭をよぎります(^o^)
> まぁ、いつものことですが・・・

なにごともやってみないと結果は出ません。何が起こるかはお楽しみですね。思いがけない結果になることもあれば予想が外れてがっかりということもあります。でもそれが面白い。

グレープおばさんはブログ記事「卵の薄皮で手作り化粧水」
http://blog.goo.ne.jp/gurepuuiko/e/c8a34688a74f2ba7ccee985925260514
の中で
「卵の薄皮には、ヒアルロン酸が含まれているんだと。ヒアルロン酸には保水力・コラーゲンの保持・シミ防止・新陳代謝を高める効果があると。頭皮にも良いらしい。」
と書いておられますね。というわけで卵殻膜を入れた乳酸菌液はただの乳酸菌液よりもさらに肌によいかも知れないと私は思いました。

> シカゴさんに、グレープおばさんが実験している写真を送りたいと思うのですが、この掲示板でも遅れるのでしょうか?

グレープおばさんのブログの記事に載っている写真はパソコンからアップロードされたものですね。記事に載っている写真を右クリックするとその画像だけを表示させることができます。それはその画像がネット上でアクセスできるアドレス(URL)を持っているからです。ですから記事に載せない写真でもブログに載せる写真と同じようにアップロードしてその写真のアドレスをこのコメント欄に載せて頂ければ写真を見ることができますよ。
 
[825] Re: 質問させて下さい。
2014/02/06(木)17:51:17 | URL | シカゴ・ブルース[編集
タロロさん、こんにちは。

> 玄米乳酸菌液の食味に関して質問しようかと思いまして来ましたら、グレープおばさんとのヤリトリを読ませていただきまして大変勉強になりました。

グレープおばさんは発想が豊かなので私もいろいろと触発されることが多いです。グレープおばさんご自身の実践についてのご報告や私に対するご質問は私にとっては実は考えるための貴重な材料になっているのですね。コメント欄に寄せて下さる方々のご意見やご質問も同じように私にとっては考えるための材料をご提供下さっているという意味でとても有り難いものです。

> 私が作っている玄米乳酸菌ですが、全くブクブクと発酵しなくなったペットボトルを事務所の中で放置しておりましたら、ある日突然ブクブクとまた発酵し始めました。不思議だな?こんなコトもあるのかな?と思い飲んでみましたら、非常に美味しいではありませんか?
> pHを測ったら、3.5でした。
> 今まで4.0から3.5とか気にしていなかったのですが、4.0と3.5とでは味が違うのですね。
> 酸っぱさといい香味といい断然の違いに驚いております。やはり、3.5以下でないと美味しくないのでしょうか?

栄養源があれば乳酸菌や酵母はずっと生き続けわずかでも増殖しています。そして暖かい環境になればさらに発酵が進むこともあります。一般に熟成した乳酸菌液は香りも味もよくなります。

もともとの栄養状態さえよければ米乳酸菌液の pHはいずれ 3.5~3.0 になります。そしてこれが大事なことですが糖を途中で入れることによって pHの低下がぐんと早くなります(黒糖の投入は2日後よりも3~4日後の方がよいようです。投入時期を少し遅らせた方が乳酸菌の密度が高い乳酸菌液が得られます。酵母を増やしたいときは2日後がよいでしょう)。

> もう一つ、拡大培養に関してですが、培養してから数日間でブクブクとよく発酵していた乳酸菌が、その後音沙汰もないように静まりかえり、ブクブクと発酵しなくなりました。
>
>
> そこで、今さら聞けない質問です。(苦)
>
>
> ・乳酸菌発酵は、一定期を過ぎると発酵しなくなるのでしょうか?
> ・乳酸発酵が終わったら、出来上がりでそのまま放置すべきなのでしょうか?
> ・そのまま放置してどれくらいの期間保つのでしょうか?
> ・豆乳ヨーグルト作りでは、元気な乳酸菌通いとありましたが、
>  元気というのは、ブクブクして3.5になった状態でしょうか?

栄養源さえあれば発酵はゆっくりと進んでいきます。乳酸菌や酵母が作り出す様々な成分も増えていくので味や風味はよくなります。ただし、酵母が大増殖するために豆乳ヨーグルト作りの種にすると固まるまでに時間がかかります。時間はかかりますができあがったヨーグルトは柔らか目でおいしいものになります。古い乳酸菌液を種にする場合は「~時間で固まる」といったように断言できないので新しい乳酸菌液を使う方がよいというアドバイスを差し上げています。「元気がよい」というのは大体作ってから10日~2週間程度のものです。「ブクブク」しているものは二酸化炭素がたくさん含まれているためできあがった豆乳ヨーグルトがアワアワになり食感がよくありませんのでボトルの蓋をゆるめて2~3日放置して二酸化炭素が抜けてから使います。

私は最近は「〔発展編2〕玄米豆乳乳酸菌液で作る豆乳ヨーグルト」
http://okrchicagob.blog4.fc2.com/blog-entry-317.html

という記事に書いた「玄米豆乳乳酸菌液」を種にして豆乳ヨーグルトを作っています。この「玄米豆乳乳酸菌液」のよいところは作ってから時間が経っても種としての効果がほとんど変わらないところです。豆乳500mlに対して「玄米豆乳乳酸菌液」約40mlでは<36℃・8時間><32℃・12時間>で確実に固まり、やや酸っぱ目・固さほどよし・味もよい豆乳ヨーグルトができます。

> 現在、自宅で20リットルの玄米による乳酸菌作りに挑戦中です。
> といっても、放ったらかしで時々かき回すだけですが・・・

容器が大きいために保温が難しいのでできあがるまでに多少時間はかかりますが炬燵の脇に置いて布団をかぶせておくなどすれば2週間程度でできあがるはずです。ときどき混ぜる程度であとはほったらかしで構わないと思います。私も20リットルのポリ缶で作るときはほったらかしです。
 
[826] 電子メールで送信: P2062246
2014/02/06(木)19:58:21 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさんこんばんはデス~
卵の殻の液を嘗めてみました・・・
もう・・・とんでもなく苦いです~
思わず吐き出しました(^_^;)
写真を送る方法はいまいちわかりませんです・・・
なので、この方法にしました
遅れるか心配です。



電子メールで送信: P2062246
 
[827] Re: 電子メールで送信: P2062246
2014/02/06(木)21:28:35 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> シカゴさんこんばんはデス~
> 卵の殻の液を嘗めてみました・・・
> もう・・・とんでもなく苦いです~
> 思わず吐き出しました(^_^;)

乳酸カルシウムがたっぷりとできたわけですね。まあ、決しておいしくはないですね。

> 写真を送る方法はいまいちわかりませんです・・・
> なので、この方法にしました
> 遅れるか心配です。
>
> 電子メールで送信: P2062246

グレープおばさんは私のメールアドレスをご存じないので無理でしょうね。gooブログの機能か何かでしょうか。私は FC2ブログなので…。

メールに写真を添付して送って下されば私のブログのアップロードエリアに転送してコメント欄でアドレスを載せることができます。

少し手間がかかりますが次のようになさって下さい。

1)このブログの左サイドメニューの中に「メールフォーム」というのがあります。そこにグレープおばさんの名前とメールアドレスを記入してさらに適当なタイトルと本文をお書きになって下さい。「確認」ボタンを押して後の指示に従って下さればOKです。

2)そうするとFC2ブログが仲介して私のメールアドレス宛にそれを転送してくれますので、私がグレープおばさん宛に簡単なメールをさしあげます。

3)そのメールには私のメールアドレスが載っています。そのメール宛てに写真を添付した返信メールを送って下さい。

4)その後は私が処理します。
 
[828] 写真を受け取りました
2014/02/07(金)17:35:06 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんにちは。

メールに添付されていた写真をこのブログのアップロードエリアにアップロードしました。ファイル名はそのままにしてあります。

http://blog-imgs-63.fc2.com/o/k/r/okrchicagob/P2062246.jpg
これは乳酸菌液に卵の殻(膜ごと)を浸けているものですね。殻がもろくなっていて下に粉のようなものが沈殿している。

http://blog-imgs-63.fc2.com/o/k/r/okrchicagob/P2062249.jpg
こちらは卵殻膜だけのものですね。右側の透明のボトルが「卵の膜だけで、白砂糖塩を入れて様子を見てい」らっしゃる方で、左側の褐色のボトルが「膜ととぎ汁を一緒に培養」していらっしゃる方ですね。

私はどうやら勘違いしていたみたいです。右の透明な方には膜と白糖だけで乳酸菌液は入っていないということなんですね。これで何か変化が起こるかどうか。おそらく乳酸菌も酵母もいないのでそのうち侵入した雑菌のために腐敗してしまうような気がします。左の方は膜が一部溶けている状態ですね。こっちは乳酸菌液に浸けているので中で乳酸菌が少し増えているのではないかと思います。pHもわずかながら低下しているかもしれません。
 
[829] 
2014/02/07(金)21:55:32 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさん、写真を見ていただいてありがとうございます。
1番目の卵の殻が入っているのほうは乳酸菌の量は1リットルは入っていないです。ネスカフェの中の瓶で培養しました。
PHが6~5の間のPHです。
口に含んだときの苦さは相当なものでした。
グレープおばさんは、酢の中に卵を浸けた時には
あんなに苦くは感じませんでしたデス。


>右の透明な方には膜と白糖だけで乳酸菌液は入っていないということなんですね。これで何か変化が起こるかどうか。おそらく乳酸菌も酵母もいないのでそのうち侵入した雑菌のために腐敗してしまうような気がします。


膜と白砂糖塩で培養しています。乳酸菌は入れていないです。
もし膜に何らかの微生物がついていたら~と実験しています。
最初のPHは7~8だったように思います。
だんだん変化が現れてきました。
7~6になり6~5になりました。
今は、5~4の黄色に近いです。
3日前に白砂糖と塩を追加して様子を見ていますが・・・
PHの変化が見られるのですがこの後に腐敗するのですか?



>左の方は膜が一部溶けている状態ですね。こっちは乳酸菌液に浸けているので中で乳酸菌が少し増えているのではないかと思います。pHもわずかながら低下しているかもしれません。

こちらのほうは、膜が沈んでいて見えないような状態です。
PHは、オレンジの3です。
膜がはいっているペットボトルは、振っても居ないのに
どちらも濁っています。
透明な方も濁っています。
膜の成分が溶け出しているのじゃないかと思っていました。

膜で実験したのは、シカゴさんは、グレープおばさんの思っていることがお見通しのようです(^_^;)
もしかしたら
乳酸菌でも成分を引き出せるのじゃないかと思いました。
焼酎で漬けて化粧品代わりに使っていますが、この方法で出来たらわざわざ、焼酎に漬けなくても良いかなぁと思いました。


 
[830] Re: タイトルなし
2014/02/09(日)19:22:56 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> シカゴさん、写真を見ていただいてありがとうございます。
> 1番目の卵の殻が入っているのほうは乳酸菌の量は1リットルは入っていないです。ネスカフェの中の瓶で培養しました。
> PHが6~5の間のPHです。

私の実験:

1)Sサイズの鶏卵1個分の殻(卵殻膜つき)を500mlの乳酸菌液に浸けてしばらく放置(広口瓶)。
当初の pHは3.5弱。1日後に 4.5弱になり4日後に 5.0弱になったので溶液を濾過し、500mlのペットボトルに移して黒糖小さじ1杯とあら塩小さじ1/2杯を加えて様子を見ました。黒糖を加えてから5日後に pH4.0弱~3.5強に回復。さらに黒糖小さじ1杯を加えましたがその後は 4.0弱のまま推移。2か月以上経った現在も 4.0弱のままです。少し苦みがありますが飲用に差し支えはありません。

2)瓶に残った殻と沈殿に500mlの乳酸菌液(pH3.5弱)を入れてしばらく置きます。5日後に 4.5弱になったので溶液を濾過。500mlのペットボトルに移して黒糖を小さじ2杯加えました。その後の経緯は1)と同様。

3)瓶に残った殻と沈殿に500mlの乳酸菌液(pH3.5弱)を入れました。pHは間もなく4.5になりました。その後はずっと放置。現在は pH5.0弱になっています。苦みがあります。なんとか飲めるくらいの苦さです。殻は完全に溶けましたが膜はまだ残っています。

いずれの場合も乳酸菌の数はさほど変わりがありません。酵母も同様です。

> 口に含んだときの苦さは相当なものでした。
> グレープおばさんは、酢の中に卵を浸けた時には
> あんなに苦くは感じませんでしたデス。

私の実験とは違ってずっと浸けたままだったので乳酸がかなり消費されて乳酸カルシウムの含有量が多いのでしょうね。pHの値が高いのと苦いのはそのせいだと思います。

> >右の透明な方には膜と白糖だけで乳酸菌液は入っていないということなんですね。これで何か変化が起こるかどうか。おそらく乳酸菌も酵母もいないのでそのうち侵入した雑菌のために腐敗してしまうような気がします。
>
> 膜と白砂糖塩で培養しています。乳酸菌は入れていないです。
> もし膜に何らかの微生物がついていたら~と実験しています。
> 最初のPHは7~8だったように思います。
> だんだん変化が現れてきました。
> 7~6になり6~5になりました。
> 今は、5~4の黄色に近いです。

pHが低下しているということは発酵しているのかもしれません。私の予想とは違いますね。卵殻膜の内部ではなく外側に乳酸菌が住み着いていたのかもしれません。内部に入り込んでいた可能性はほとんどないと私は考えています。

> 3日前に白砂糖と塩を追加して様子を見ていますが・・・
> PHの変化が見られるのですがこの後に腐敗するのですか?

現在のpHが5.0程度で今後も少しずつ低下を続けるようならなら腐敗しないだろうと思います。5.0というのは微妙な段階ですね。ただし乳酸菌がそれなりに生息していれば腐敗する可能性はずっと低くなると思います。
>
>
>
> >左の方は膜が一部溶けている状態ですね。こっちは乳酸菌液に浸けているので中で乳酸菌が少し増えているのではないかと思います。pHもわずかながら低下しているかもしれません。
>
> こちらのほうは、膜が沈んでいて見えないような状態です。
> PHは、オレンジの3です。

乳酸菌が増えていますね。私の実験でも卵殻膜だけを乳酸菌液に浸けたものは同じような感じです。苦みはまったくありません。

> 膜がはいっているペットボトルは、振っても居ないのに
> どちらも濁っています。
> 透明な方も濁っています。
> 膜の成分が溶け出しているのじゃないかと思っていました。

放置して置けば沈殿して上の方が澄んでくると思います。

> 膜で実験したのは、シカゴさんは、グレープおばさんの思っていることがお見通しのようです(^_^;)
> もしかしたら
> 乳酸菌でも成分を引き出せるのじゃないかと思いました。

乳酸菌液で卵殻膜の成分であるヒアルロン酸が溶け出すならそれなりに使いみちがあるでしょうが、どうも全部は溶けないようですね。アルコールでないと抽出できないのかも…。

> 焼酎で漬けて化粧品代わりに使っていますが、この方法で出来たらわざわざ、焼酎に漬けなくても良いかなぁと思いました。

焼酎に浸けた場合、膜は全部溶けてしまうのでしょうか。
 
[831] 
2014/02/10(月)21:41:59 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさんこんばんは。
卵の殻を浸けてた乳酸菌、シカゴさんとの実験の仕方が違うことが判りました。
グレープのは、瓶にそのまま浸けたまんまです。
先ほど、瓶の乳酸菌をどれほど入れていたのか、計量カップに移して計りました。
瓶の乳酸菌液は、380㏄でした。(^^;)
少ないですね・・・
この中に溶け出した卵の殻の成分・・・・
苦いのがうなずけますデス~もう、とんでもなく苦かったのです。


ペットボトルに入っている膜と白砂糖バージョンですが
膜は、乾燥させて、ストックしているので、
よくわからないですが卵3個分?かと思います。
今日も計ったらPHは、5~4の黄色に近いです。
味見はしていません。


>焼酎に浸けた場合、膜は全部溶けてしまうのでしょうか。


焼酎に浸けた膜は、7~10日くらいで、膜をとりだします。
グレープは、忘れて1ヶ月以上浸けたままにしてました(^_^;)
焼酎に漬けた膜は2ヶ月経ってても膜はそのまま残っていました。
35度の焼酎に漬けると成分が引き出せるそうです。
度数の高い方が良いそうです。

グレープが最初の実験時に使用した卵の膜は、
生の卵を膜を使いました。(料理の時に使った卵です)
ちょっと丈夫な膜ではなかったと思います。
でも、試しに使いました。
乳酸菌は、白砂糖で作った米のとぎ汁乳酸菌です。
溶け出したように見えたので、前回シカゴさんにコメントをしました。
あれは、何で溶けたんだろうと・・・・
もう、今は捨ててしまってないですが・・・
とっておけば良かったと後悔しています(^_^;)



 
[832] 
2014/02/17(月)14:56:56 | URL | グレープおばさん[編集
ペットボトルに入っている膜と白砂糖バージョンですが 、
昨日から、黄色のPH4になりました。
長い時間掛かりました(^o^)
また変わったことをしています。
・・・
生物には常在菌がいることが解りました。
人にも、常在菌は付着し守っていて、共生していると思います。
その常在菌で乳酸菌が、出来ないものかと・・・
試しに夫の髪を少し頂いてペットボトルに入れ
白砂糖と塩で培養しています(^^;)

夫は、朝に毎日頭皮に乳酸菌を付けています。
もう、乳酸菌をつけてから、2年になります。
私の見ている分には、産毛から細い髪になっているように見えます。
ただ、これは私が見ているだけなので・・・
早くに髪が無くなった場所は、時間が掛かっているように思います。
夫のために、もう少し早くに髪が復活しないかと思い
夫の髪の乳酸菌を作ろうと思いました。
乳酸菌になるかどうかは不明ですが・・・

 
[833] Re: タイトルなし
2014/02/18(火)00:35:25 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

テレビや新聞ではあまり詳しく報道されていませんが、14日夜から翌日にかけて降った大雪のために私の住む山梨県や隣接の長野や群馬、東京・埼玉の西部は道路や鉄道が遮断されて陸の孤島状態です。山梨と他県とを結ぶ道路は現在も通行止めになっていて鉄道も動いていないため住民は仕事にも買い物にも出られない状態です。なにしろ一晩で1メートル以上の雪が積もるという異常気象。100年ぶりの積雪です。私の住む団地では雪かきはしたもののその雪を捨てる場所がありません。団地内の開いているところに積み重ねていますが、一週間前に50センチほど降った雪を捨てたばかり。

国道20号などでは動けなくなった車がたくさん。すでに3日もその場所にとどまっている人もたくさんいます。JR中央線のいくつかの駅には動けずに止まっている電車がまだあります。

というわけで今山梨とその周辺は大変なことになっています。関東圏全体ですでに死者が20人を越えています。外部と連絡が取れていない集落がたくさんありますしそこに通じる道路にも動けなくなった車の中に取り残された人がどれほどいるのか見当もつきません。

そんなひどい状態の中、19日から20日にかけてまた雪が降るという予報が出ています。JR中央本線は明日辺りには動き始め、国道20号線も除雪が進んで一車線の通行ができるようになりそうですがまだ安心はできません。私は1か月くらいは食いつなげる程度の食糧はありますが、ふつうの家庭ではそろそろ食糧も足りなくなってくるのではないかと思います。

ツイッターではたくさんの情報が得られますがテレビは全然あてになりません。新聞はずっと配達が止まった状態(私は新聞を取っておりませんしテレビも地上波はほとんど見ません)。
 
[834] 
2014/02/18(火)09:49:58 | URL | タロロ[編集
シカゴさん、大雪大丈夫ですか?
かなり深刻な状況ですね。
盆地が、雪で埋まっている映像を観て心配になりました。

テレビは、本当に当てになりませんね・・・・
 
[835] 
2014/02/18(火)13:48:24 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさん、了解もなくここのグレープおばさんへのコメントを記事に載せました。
すいません。
 
[837] Re: タイトルなし
2014/02/18(火)23:55:00 | URL | シカゴ・ブルース[編集
タロロさん、こんばんは。

ご返事が遅くなりました。

> シカゴさん、大雪大丈夫ですか?
> かなり深刻な状況ですね。
> 盆地が、雪で埋まっている映像を観て心配になりました。

ご心配ありがとうございます。

私の住んでいるところは国道20号線のすぐ脇ですし、歩いて15分くらいの所にJRの駅があります。セブンイレブンもあるので国道が除雪されてJRが動き出せば買い出しにもでかけられますのでさほど心配はありません。

国道20号線も今日の夕方までにほぼ除雪が済んでなんとか通行が可能になりました。緊急車両も走れるようになったので私の所は大丈夫です。JR中央線も午後7時前後には高尾-小淵沢間が運行再開しました(特急は運休でローカル列車が1時間に1本くらいの間隔で走っています)。

問題は山間に点在する限界集落の方たちです。山梨にはこういった集落がたくさんあり今もk連絡が取れなくなっているところが非常に多いのです。しかもそういった集落では若者が外に出ていってしまい、老人がほとんどなので日々にやってくる介護士とか郵便配達の人だけがたよりなんですね。政府がてをこまぬいているあいだにも病人や食糧不足・燃料不足のために困っている方たちがたくさんいるはずです。

今後そういうところにまで車が入れるようになったときにどんな状態になっているのかがとても心配です。

> テレビは、本当に当てになりませんね・・・・

ソチオリンピックの期間にあたったのが不運だったのでしょう。莫大なお金をつぎ込んでいるのでNHKも民報も災害ニュースに時間を割くことができなかったというのが真相でしょうね。それと安倍首相の資質も大いに関係があったと思います。お役人も、県知事も土日は休日感覚が抜けきらずいい加減な対応しかできなかった。首相はほんとにどうしようもありませんね。土日は私邸から出ずに官邸にはまったく近づかなかったのですから。

土曜日は羽生選手と電話。日曜日は私邸から出かけたかと思えば支援者と天ぷらを食べてそのまま私邸へ直帰だそうです。

311以後テレビ・新聞などのメディアはまったく当てにならないということを思い知らされました。私はツイッターを通じて山梨だけでなく長野や群馬・東京・埼玉あるいは静岡でも同様な孤立集落がたくさんあることを知りましたが、ネットで情報が得られない方はオリンピック騒ぎの裏でこんなことが起こっているなんて思いもよらなかったのでしょうね。
 
[838] Re: タイトルなし
2014/02/18(火)23:57:54 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> シカゴさん、了解もなくここのグレープおばさんへのコメントを記事に載せました。
> すいません。

いえいえ、みなさんこんなことが起こっているのをおそらくご存じないと思いますので広くお知らせできるという意味で私の方こそありがたく思っています。グレープおばさんの記事の方にあらためてコメントをさしあげようと思います。
 
[839] 
2014/02/19(水)11:36:52 | URL | タロロ[編集
シカゴさん、良かったです。
とりあえずホッとしました。

それにしても為政者という者共は、いつの時代でも民の味方ではないですね。
特に今度の総理は、資質もあわせて問題です。国民の審判を仰ぐべきかと思います。


さて、乳酸菌液作りの質問ですが・・

20リットルの乳酸菌を仕込んでおります。外に放置しておりまして、雪が降ったりと過去の寒さでどうなっているだろうかと恐る恐る蓋を開け、杓子でかき回したら・・・
とろとろと状態になっておりました。コレは腐っているのでしょうか?
pH値は、測っておりません。
 
[841] Re: タイトルなし
2014/02/21(金)13:43:39 | URL | シカゴ・ブルース[編集
タロロさん、こんにちは。

> シカゴさん、良かったです。
> とりあえずホッとしました。

昨日、国道20号線が県内全域で通行止めが解除され、中央本線も昨日朝から平常運行が再開されましたのでとりあえず通勤にはさしつかえなくなりました。ただ雪が余りにも多くて道路脇には除雪した雪が山になっています。狭い20号線の歩道には雪が積み重なっており、側道もまだ除雪が完全に終わっていないため市内の小学校の多くは今日も休校です。

> それにしても為政者という者共は、いつの時代でも民の味方ではないですね。
> 特に今度の総理は、資質もあわせて問題です。国民の審判を仰ぐべきかと思います。

雪害だけでなくいろいろと暴走していますね。安倍首相はまるで戦前に後戻りしたがっているようでとても心配です。取り巻きを同じような思想を持ったお友達で固めていて誰もこの暴走を止めようともせず一緒になって走っています。政治家の質がとても落ちているのではないでしょうか。

> さて、乳酸菌液作りの質問ですが・・
>
> 20リットルの乳酸菌を仕込んでおります。外に放置しておりまして、雪が降ったりと過去の寒さでどうなっているだろうかと恐る恐る蓋を開け、杓子でかき回したら・・・
> とろとろと状態になっておりました。コレは腐っているのでしょうか?
> pH値は、測っておりません。

「とろとろ」というのはあまり好ましくない感じがしますね。pHを測ってみないと乳酸発酵が進んでいるのか、あるいは乳酸菌以外の細菌あるいは真菌(カビなど)が繁殖しているのか判断ができません。私の乏しい経験ではとろとろは光合成細菌が増殖してしまった結果そうなることがありました。腐敗はしていないのですが乳酸発酵もしていないといった状態でした。その場合はちょっと使いものにならないと思います(畑や田んぼにまくのは有効でしょうが)。
 
[842] 
2014/02/22(土)09:26:43 | URL | タロロ[編集
光合成細菌ですか。
それが原因かも知れないですね。pHを測って見たいと思います。ご指導いただき、ありがとうございました。
 
[843] 報告です。
2014/02/26(水)11:21:31 | URL | タロロ[編集
シカゴさん、お疲れ様です。

庭に放ったらかしにしていた、20リットルバケツに乳酸菌液の報告です。
いわれたようにpH値を測ってみました。

すると、、なんと3.0でした!
立派な乳酸菌液になっており、ビックリしました。
とろみが出てきたのは、勘違いだったのかもしれません。
(苦)

素晴らしい乳酸菌液ができましたので、これをお風呂や肥料、漬け物作りに活用したいと思います。

http://grandpatio.sblo.jp/article/88362976.html

雪に埋もれたり、寒い寒い庭に放置されてもじっくりと乳酸菌ができていることに感謝です。
自然は、素晴らしいですね。
 
[844] 
2014/02/26(水)20:40:57 | URL | グレープおばさん[編集
シカゴさん、こんばんは。
暖かくなってきましたがこのように暖かくなると雪崩が発生します。
気をつけて下さい。

先日の黒砂糖で作った乳酸菌の中に卵の膜を
入れている乳酸菌が、昨日あたりから濁りが無くなってきました。
シカゴさんの言われるように濁りが無くなるんですね。
報告したくコメントをだしました。
ありがとうございます。
 
[845] Re: 報告です。
2014/03/01(土)19:34:29 | URL | シカゴ・ブルース[編集
タロロさん、こんばんは。ご返事が遅くなりました。

> 庭に放ったらかしにしていた、20リットルバケツに乳酸菌液の報告です。
> いわれたようにpH値を測ってみました。
>
> すると、、なんと3.0でした!
> 立派な乳酸菌液になっており、ビックリしました。
> とろみが出てきたのは、勘違いだったのかもしれません。

ブログの記事「自宅の庭に20リットルバケツに乳酸菌」
http://grandpatio.sblo.jp/article/88362976.html
を拝見しました。写真を見ると培養液の色も普通の乳酸菌液と変わりがありませんね。

> 素晴らしい乳酸菌液ができましたので、これをお風呂や肥料、漬け物作りに活用したいと思います。

pH3.0 なら雑菌や腐敗菌が入り込むことはできませんからいろいろと使えると思います。20リットル近くありますから風呂にもどんどん使えますね。

> 雪に埋もれたり、寒い寒い庭に放置されてもじっくりと乳酸菌ができていることに感謝です。
> 自然は、素晴らしいですね。

乳酸菌は熱に強いばかりでなく寒さにも強いですからね。時間さえかければ冷蔵庫の中でも豆乳ヨーグルトができるわけですし…。逆に酵母は寒さには弱いため酵母が増殖しない分、乳酸菌が十分に増えて pH3.0 になったのかもしれません。
 
[846] Re: タイトルなし
2014/03/01(土)19:49:40 | URL | シカゴ・ブルース[編集
グレープおばさん、こんばんは。

> 暖かくなってきましたがこのように暖かくなると雪崩が発生します。
> 気をつけて下さい。

先週初めから晴れた日が続いて少しずつ雪が解け、ここ数日は曇りがちで夜になっても余り気温が下がらなかったこと、わずかではありますが小雨が降ったりしたためもあって雪の量が大分減りました。雪かきをして団地内に山のようになったところはなかなか解けませんが、それも昨日今日と重機と小型トラックで外に運び出したので団地の駐車場は雪が降る前とほとんど同じような状態になりました。

国道も少しずつ路肩や歩道の除雪が進んで昨日あたりはもうすっかり元通りになりました。休校していた小学校も先週初めから授業が再開し、このあたりはほぼ平常の生活ができるようになっています。雪崩の心配はなさそうです。

> 先日の黒砂糖で作った乳酸菌の中に卵の膜を
> 入れている乳酸菌が、昨日あたりから濁りが無くなってきました。
> シカゴさんの言われるように濁りが無くなるんですね。
> 報告したくコメントをだしました。
> ありがとうございます。

卵の膜が分解されたものは比較的散乱せずに沈殿しますね。飲んでみると味も普通の乳酸菌液とほとんど変わりがありません。ヒアルロン酸が溶け出しているかどうかは分かりませんが私は顔に塗ったりしています。
 
[849] 近況
2014/03/07(金)19:30:06 | URL | とめ[編集
去年秋に友人から玄米でコメを送ってもらった関係で、自家製米するようになりました。我が家は2日に一回コメを炊くので、精米機最大4合でやっています。

米のとぎ汁もこれで1リットルで仕込むでやっています。このとぎ汁は、拡大培養の種として使っています。

乳酸菌生活も一年続きました。
 
[851] Re: 近況
2014/03/11(火)23:58:57 | URL | シカゴ・ブルース[編集
とめさん、こんばんは。

> 去年秋に友人から玄米でコメを送ってもらった関係で、自家製米するようになりました。我が家は2日に一回コメを炊くので、精米機最大4合でやっています。
>
> 米のとぎ汁もこれで1リットルで仕込むでやっています。このとぎ汁は、拡大培養の種として使っています。

自家精米した白米のとぎ汁は市販の白米を使ったものよりは乳酸菌の増殖率が高いように思います。私は最近7分づき米を食べるようになったためこの7分づき米のとぎ汁で乳酸菌の培養をしていますが、こちらの方が白米よりもよい感じです。

> 乳酸菌生活も一年続きました。

毎日炊く米から出るとぎ汁なので日常生活の中に組み込んでしまえばあまり気負うこともなく乳酸菌生活が続けられます。おかげでいろいろと役に立つ乳酸菌液を十二分に活用しております。これからも自然体で頑張りましょう。
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言語関連の用語について

 表現された言語(本来の意味の言語)を単に言葉あるいは言語、ことば…のように表記しています。ソシュール的な意味の言語(言語規範ないし思考言語)はカッコつきで「言語」あるいは「言語langue」・「ラング」・「ことば」等と表記しています。(背景色つきで「言語」のように表記している場合もあります)

 一般的な意味の概念を単に概念と表記し、ソシュール的な意味の概念(語の意義としての概念、いわゆるシニフィエ・語概念)はカッコつきで「概念」と表記します。(2006年9月9日以降)

 また、ある時期からは存在形態の違いに応じて現実形態表象形態概念形態のように用語の背景色を変えて区別しています(この文章では〈知覚形態〉も〈表象形態〉に含めています)。

 ソシュールの規定した用語を再規定し、次のような日本語に置き換えて表記します。詳細は「ソシュール用語の再規定(1)」を参照。

【規範レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語韻     (ある語音から抽出された音韻)

・シニフィエ   → 語概念(語義) (ある語によって表わされるべき概念)

・シーニュ・記号 → 語規範(語観念)(ある語についての規範認識)

・記号の体系   → 語彙規範   (語すべてについての規範認識)

・言語      → 言語規範   (言語表現に関するすべての規範認識)

語概念・語韻は 語概念⇔語韻語韻⇔語概念)という連合した形で語規範として認識されています。語規範はこのように2つの概念的認識が連合した規範認識です。ソシュールは「言語langue」を「諸記号」相互の規定関係と考えてこれを「記号の体系」あるいは「連合関係」と呼びますが、「記号の体系・連合関係」の実体は語彙規範であり、言語規範を構成している一つの規範認識です。規範認識は概念化された認識つまり〈概念形態〉の認識なのです。

なお、構造言語学・構造主義では「連合関係」は「範列関係(範例関係)」(「パラディグム」)といいかえられその意義も拡張されています。

 語・内語・言語・内言(内言語・思考言語) について、語規範および言語規範に媒介される連合を、三浦つとむの主張する関係意味論の立場からつぎのように規定・定義しています。詳細は『「内語」「内言・思考言語」の再規定』を参照。(2006年10月23日以降)

  : 語規範に媒介された 語音個別概念 という連合を背後にもった表現。

内語 : 語規範に媒介された 語音像⇔個別概念 という連合を背後にもった認識。

言語 : 言語規範に媒介された 言語音(語音の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった表現。

内言 : 言語規範に媒介された 言語音像(語音像の連鎖)⇔個別概念の相互連関 という連合を背後にもった認識・思考過程。

内語内言は〈表象形態〉の認識です。

なお、上のように規定した 内言(内言語・内的言語・思考言語)、 内語とソシュール派のいうそれらとを区別するために、ソシュール派のそれらは「内言」(「内言語」・「内的言語」・「思考言語」)、「内語」のようにカッコつきで表記します。

また、ソシュールは「内言」つまり表現を前提としない思考過程における内言および内言が行われる領域をも「言語langue」と呼んでいるので、これも必要に応じてカッコつきで「内言」・「内言語」・「内的言語」・「思考言語」のように表記します(これらはすべて内言と規定されます)。さらに、ソシュールは「内語の連鎖」(「分節」された「内言」)を「言連鎖」あるいは「連辞」と呼んでいますが、まぎらわしいので「連辞」に統一します(「連辞」も内言です)。この観点から見た「言語langue」は「連辞関係」と呼ばれます。ソシュールは「内語」あるいは「言語単位」の意味はこの「連辞関係」によって生まれると考え、その意味を「価値」と呼びます。構造言語学では「言(話し言葉)」や「書(書き言葉)」における語の連鎖をも「連辞」と呼び、「連辞関係」を「シンタグム」と呼んでいます。詳細は「ソシュールの「言語」(1)~(4)」「ソシュール用語の再規定(1)~(4)」「ソシュール「言語学」とは何か(1)~(8)」を参照。

 さらに、ソシュールは内言における 語音像⇔個別概念 という形態の連合も「シーニュ・記号」と呼んでいるので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【内言レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音像(個別概念と語規範に媒介されて形成される語音の表象)

・シニフィエ   → 個別概念(知覚や再現表象から形成され、語規範の媒介によって語音像と連合した個別概念)

・シーニュ・記号 → 内語

・言語      → 内言

ソシュールがともに「シーニュ・記号」と呼んでいる2種類の連合 語韻⇔語概念語規範)と 語音像⇔個別概念内語)とは形態が異なっていますのできちんと区別して扱う必要があります。

 また、実際に表現された言語レベルにおいても、語音個別概念 という形態の連合が「シーニュ・記号」と呼ばれることもありますので、このレベルでの「シニフィアン」・「シニフィエ」についてもきちんと再規定する必要があります。

【言語(形象)レベルにおける再規定】

・シニフィアン  → 語音個別概念語規範に媒介されて実際に表現された語の音声。文字言語では文字の形象

・シニフィエ   → 表現された語の意味。個別概念を介して間接的にと結びついている(この個別概念語規範の媒介によってと連合している)

・シーニュ・記号 → (表現されたもの)

・言語      → 言語(表現されたもの)

 語音言語音語音像言語音像語韻についての詳細は「言語音・言語音像・音韻についての覚書」を、内言内語については「ソシュール用語の再規定(4)――思考・内言」を参照して下さい。また、書き言葉や点字・手話についても言語規範が存在し、それらについても各レベルにおける考察が必要ですが、ここでは触れることができません。

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プロフィール

シカゴ・ブルース

シカゴ・ブルース (ID:okrchicagob)

1948年生れ(69歳♂)。国語と理科が好き。ことばについては子供のころからずっと関心を抱いていました。20代半ばに三浦つとむの書に出会って以来言語過程説の立場からことばについて考え続けています。現在は39年間続けた自営(学習塾)の仕事を辞め個人的に依頼されたことだけをこなす日々です。

コメント等では略称の シカゴ を使うこともあります。

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意識と言語(こころとことば)

われわれは人間が『意識』をももっていることをみいだす。しかし『精神』は物質に『つかれて』いるという呪いをもともとおわされており、このばあいに物質は言語の形であらわれる。言語は意識とおなじようにふるい――言語は実践的な意識、他の人間にとっても存在し、したがってまた私自身にとってもはじめて存在する現実的な意識である。そして言語は意識とおなじように他の人間との交通の欲望、その必要からはじめて発生する。したがって意識ははじめからすでにひとつの社会的な産物であり、そして一般に人間が存在するかぎりそうであるほかはない。(マルクス・エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』古在由重訳・岩波文庫)


ことばは、人間が心で思っていることをほかの人間に伝えるために使われています。ですから人間の心のありかたについて理解するならばことばのこともわかってきますし、またことばのありかたを理解するときにその場合の人間の心のこまかい動きもわかってきます。
このように、人間の心についての研究とことばについての研究とは密接な関係を持っていて、二つの研究はたがいに助け合いながらすすんでいくことになります。一方なしに他方だけが発展できるわけではありません。
…こうして考えていくと、これまでは神秘的にさえ思われたことばのありかたもまったく合理的だということがおわかりになるでしょう。(三浦つとむ『こころとことば』季節社他)


参考 『認識と言語の理論 I』を読む 1(1)――認識論と言語学三浦つとむ『認識と言語の理論 I』

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